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#203 気疲れ

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雨が降っていても、トラクタ作業は出来る。
実は、これのみに関しては、降っていたほうが助かっていたりする。
何故なら、苗に水をかけに行く回数が、晴れている日の半分になるからだ。
 
一人だと、田んぼにトラクタを入れてしまうと、なかなか持ち場を離れられない。
ハウスは街中にあり、そこまでトラクタで通うのは非効率なのだ。
田んぼから家までの距離も1Km強。田んぼにトラクタを毎日置きっぱなしにして、
軽トラで往復すれば良いのかも知れないが、盗難やトラブルの心配もあり、
なかなかそんな事をする気にもなれない。
 

とにかく、出来る部分は、今のうちに片付けてしまおう。今日は扇型の田んぼ。


出来るだけやっとこ.JPG

ここの田んぼは1/3が深い部分なので、そこ以外を起こしておく。残りは管理機で
仕上げる。もともとの田んぼの面はガタガタなので、トラクタと言えども作業速度を
遅くせざるを得ない(オート水平/耕深制御の追従性の関係もあり)。更に、深い
所を避けるとなると、作業手順を真剣に考えてかからないと、いつまで経っても終わり
が無くなる。

そして、この上の田んぼに昇り降りするのに、落差のあるところを通過しなくては
いけない。そしてアプローチ(導線)のそばは、いきなり深くなっているため、
タイヤ一本分でも踏み外して進入しようものなら、トラクタが豪快に傾いてしまい、
横転しないかとヒヤヒヤする。この恐ろしさは、乗っている者にしか判らないが、横転
事故によって、年間何人もお亡くなりになっているのも頷ける話だ。


横転注意ゾーン.JPG

微速前進、左足は常時ペダルの上、そして、サイドクラッチはしっかりと左右連結
させ、いつでもブレーキが掛けられる状態にしておく。
場合によってはバックで超えることも念頭に入れておくこと。
少しでも、危険だと思ったら、とにかく無理せずに戻る。

上の田んぼへの昇りは一発だったが、下りは見極めが甘く、3回目でやっと降りる
ことが出来た。色々と心臓に悪い作業だ。

 
そして、その下りで、アゼを完全に崩してしまう。
速やかに修復したものの、これでは、何の作業をしに来たのかさっぱり判らない。


強制排水?.JPG

上の田んぼは、あまり効率が良くないので、あまり耕さずに出ようとしたらこのザマ。
やはり無理せず、ここは管理機で耕したほうが無難である。
はかどるはずの機械なのに、作業後の疲労感ときたら、一体何なのだろう。
 
 
 
ところで、今日は面白いものを頂いてきた。

あきたこまち也.JPG

【あきたこまち】の苗を24枚。
農家さんの余りを頂いた。これは育苗に失敗した品種だけに、少し嬉しい。

鬼の根張り.JPG

良く根が張っているし、苗箱も軽い。
そこで、それとなく尋ねてみると

『土にはモミガラ燻炭を混ぜて使うと、根っこに良い。葉っぱも、真緑よりも黄色が
 かっていた方が強い良い苗になる。』

と、教えてくれた。

確かにモミガラは軽いし、土質改良剤としても良く用いられている。
黄色い葉っぱは、肥料切れとも言われる事も多いが、逆に養分が少ない\方が、栄養
を少しでも集めようと根が頑張るのではないだろうか。

色んな農家さんから話を聞く機会が多くなったが、こういったノウハウは千差万別。
しかし、どれも有用な話なので、各人の良さそうな部分があったら、直ぐ試して
みたくなる。なるほど、今日はモミガラ、と。

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