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#205 苦渋の判断

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いよいよ田植えの日も近い。
これからが正念場。使い込む機械はここで一旦チェックをしておく。
今回は、田植え機の作動確認と注油、トラクタの清掃、管理機のオイル交換・・・

と思いきや、管理機のロータリーのオイルシールからオイル漏れを発見。
購入してから1年と4ヶ月。相当に過酷な使い方をしてきた上、田んぼ作業で
リップにとどめを刺してしまったようだ。
しかし、田んぼに持っていく前に気がついて助かった。

抜き取ったオイルは、水が混じって若干白濁していたものの、砂粒の混入は
ほとんど見受けられない。しかし、もしもこのまま使い続ければ、トランス
ミッション内部のベアリングやチェーン・ギアに至るまでダメージが及んで
しまうところだった。

やっぱね~.JPG

さて困った。これは明日にでも使いたいのだ。

交換用のオイルシールは、一応合うものを持っているものの、同機種の初期型用。
これはツバの無い通常リップ仕様で耐久性が低い。また、一度叩き込むと、なかなか
外しにくそうだ。現行の純正品を調達しようにも、こういう時に限って大型連休の
ためパーツセンターは連休明けまでずっとお休み。

こうなれば、新品が手に入るまでは、だまくらかして使う他はない。ダメな部品に
ついては、知人に電話で相談に乗ってもらった上で、以下の小細工を加えて再度組み
込んでおいた。


① オイルシールを、シリコンスプレーの液にドブ漬けする

  これは、ゴム部品を膨潤(ふくらませる)させる事により、一時的にリップの
  圧力が回復することを狙ったもの。
 
 
  
② オイルシールに死ぬほどグリスを塗りつける

  リップ部はおろか、隙間という隙間全てにグリスをぎっちりと詰め込み、オイル
  漏れと砂の侵入に対して時間稼ぎを行う。
  
  リップ部は、固体潤滑剤を使用していない低抵抗特殊タイプ(粘度は高め)、
  隙間を埋めるのには、モリブデン系の極圧タイプを併用。
 
 
 
③ オイルシール外側と、軸に液体ガスケットを塗りつける。
  
  シール部の外側に、ラバーの土手を築くことで、見かけ上のシール箇所を増やし、
  砂の侵入を防ぐ。若干ながら、水圧による内側えの倒れこみによるシール確保も
  期待できる。
  
  オイルシール組み付け後、軸とシール部を脱脂し、強力な液体ガスケットを
  満遍なく塗りつけ、軸を回さずに硬化するまで放置する。(それまでは、ギア
  オイルも注入しない)その後、軸を回すと、接着の弱かった側の面が剥離するが、
  軸とシールの隙間は小さくなる。
   
 
 
これで、しばらく運転して様子を見てみよう。
本当はあるまじき修理の仕方なのだが、背に腹は変えられない。
とにかく、今は使えなければ苗をダメにするばかりなのだ。
機械なんて、多少ダメでも致命な損傷を与えなければ、後からどうにでもなる。
但し、それはまだ故障に至っていないから出来る選択なのだが。

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