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#191 モニター資材使用者の義務

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コシヒカリの苗が、だいぶ生長してきた。
これ位伸びれば、寒さや熱さにはやられにくくなるが、 吸い上げる水の量も
多くなり、毎日の水管理もシビアになっていく。
苗の生長がマチマチだと、どれも同じようにという訳にもいかない。
 
 
そう、コシヒカリの苗に使用した培土は3種類。それぞれの育ち方に変化が出て
きたので、見比べていくことにしよう。
 
 
 
まずは、生えている様子から。

軽量ゾーン.JPG
 
ここは、軽量培土の区画。
苗の丈も、土の湿り気も適度。軽いから水もちが良くないということは無さそうだ。
割とサラサラの土だったので、最初は周囲のみなさんもそれを心配していたのだが、
これには驚いていた。 
 
 
 
次。手前がモニター2品目、奥が量販店で買ってきた普通の培土。


手前パール 奥普通.JPG
 
良く見ると、手前と奥で、苗の丈と葉の色が異なるのが分かるだろうか?
 
モニター2号は葉に勢いがあり、色も濃い。
量販ものは、それと較べると幾分か成長が緩慢のようだ。
 


 
では、根っこの方も見てみよう。各々の中でも、生育が良いもの同士を比較。
葉っぱの勢いよりも、どちらかというと根っこ張り具合の方が重要だ。


地面の凹凸や、ハウスや芽出し器内の温度分布などの影響もあり、苗はキレイに
揃っている訳ではないので、この結果が正ではなく、飽くまでも傾向だという
事を、予め断っておこう。 
 
 
 
まず、軽量培土。

ちょい軽.JPG

申し分ない位、よく根が張っている。
この調子なら、田植え機にかける際に崩れないだろうし、植えてからも良さそう。 
 
 
 
モニター2号。

パールソイル.JPG

こちらは、葉と比較すると根っこが控えめ。まだ、ハジを掴んでめくって大丈夫な
苗が少ない。根っこが少なくて、上の勢いが強いということは、あまり努力しなく
ても養分を吸えているということ?少し、肥料がよく効いているのだろうか。
この苗は、床土・覆土ともに同じ土を使っているが、覆土には無肥料のものを組み
合わせると良いのかもしれない。 
 
 
 
量販の土。

量販店の土.JPG

根っこは、モニター2号よりも、やや強い。安くても、なかなかバランスが良い。
床土が少なめで、無肥料の覆土を多く被せているので、肥切れが一番早く訪れると
予想出来る。なるべく、この苗から先に植えたいが。
 
 
 
このように、土だけでもだいぶ生育が異なっている。この結果から、育苗方法に
よって、土のセッティングを変化させるという考えも浮かんだ。
但し、それはそれで面倒だし、肥料会社の推奨する使用方法ではない。
従って、この中で一番良い結果を踏襲する方が得策だと思われる。

実験をするなら、小規模に行わないと、リスクばかり増すことになる。


谷津田には、どんな苗が適しているのか。今後もそれを追って見極め、来年の
育苗に生かしていこう。
 
 
 
本日のリンク
 

関東農産
http://www.kantoh-ap.co.jp/index.php

モニター資材を提供していただいた会社です。
安全で、生育も食味も良い作物づくりに興味のある方は確認しておくと良いでしょう。

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コメント(1)

なかなか良い苗になっていますね。苗の根はり具合も大変大事だと思いますが、イネの葉齢も大切ですよ。最低でも、不完全葉をぬいた3葉齢以上になった苗を植えた方がよいですよ。