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#165 やるはやる。でも誰がやる?

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向風学校の有志による、3月度の作業。今回は一泊二日で、荒れ地になっているヤブ
刈りを行う。ここを田んぼとして復元し、彼らのの耕地を2枚とする予定。


この土日は両日ともに雨。しかし、彼らは週末にしか田んぼに来れない為、作業決行。
 
 
またしても見事なヤブだ。

敵陣視察中.JPG

相手に不足は無いが、六名もいればなんとかなるだろう。

総帥、いかがなさいますか?.JPG


作業面積は一反(10アール/20×50m四方相当)
プラス隣接する土手。ぬかるんでいるので注意してかかろう。

作業者の配分は、刈払い二名、残渣の片付け四名。
晴天ならば、草を燃やす係も必要になるが、今回は雨なので整地に専念。

とにかく闘うべし.JPG 
手刈りも行いつつ、残渣を集める。
 
 

刈払機を初めて使う参加者は、今回四名。とにかく怪我だけは避けたい。
こちらも教えるコツも段々と覚えてきたようだ。

機械の動員2機.JPG

平地は刈りやすいので、感覚を掴むには丁度良い。寄せて刈る必要も無いので、
とにかく操作を覚えるには良い条件だと思う。
疲労しやすい真夏、初めての人にいきなり土手を寄せ刈りしろというのは、なかなか
酷なので、こういった機会にはなるべく多くの人に作業を覚えてもらいたい。
 
 
刈った草はレーキで寄せる。

枯れ草を捕らえたり.JPG<

残渣の向きを揃えて、転がしながら集めてくると作業しやすい。
 
 
そして、以降に燃やしやすいよう何箇所かにまとめておく。

一箇所に収容する.JPG

雨ながらも、ここまでの作業は順調。一息ついた後に待っていたものは・・・!


ふ、伏兵であります.JPG

 
 
またかよ!

土手からは、山のように家庭ゴミが出現する。ここは道路に面している上に、傾斜が
きついため、ヤブに投げ込んだゴミが目立つ事も無い。


だ~か~ら~、日頃からちゃんと刈っておくことが大事だと・・・。
と、土地の所有者に言いたいのだが。

大体、「管理してくれ。」とやっと言われる頃、その土地はヤブになってしまっている
事が多い。少しでも高い金額で貸したいとか、農業委員会を通しての貸借は面倒くさい
などとそんなことばかり考えているから、気づいたらヤブになってしまうのだ。

結果、「タダでいいからやってくれ。」 と来たもんだ。

だったら打算的にならずに、最初から信用できる人を探して管理を依頼すべきなのだ。


今回は珍しく、批判的な口調で書かせてもらったが、それ位ゴミ拾いのとばっちり感と
きたら無い。しかも、寒い雨の日にこれをやらなきゃならんのだ。

これまでも、幾つかヤブを田んぼに戻す作業をした事があるが、毎回こんなにもゴミが
出てくるのには参る。

残念ながら、田舎にもモラルに欠ける方が大勢いるのでこのような事になってしまう
のだが、土地を管理する側に関しても、あまり秩序を感じないケースが多いような
気がしてならない。

この直接的な原因は、ゴミを捨てる輩がいるというごく簡単なものだが、その原因を
排除する為には、周囲全体から改善していく事の必要性を痛く感じる。

何故なら、ここにゴミを捨てていた者が今後に取る行動は、他のヤブにゴミを運んで
いく事に他ならないからだ。


地味な上に手強い・・・.JPG
 
 
とまあ、そんな事ばかり思い浮かぶので、当然作業中は心中穏やかでない。
しかも、ゴミの分析結果によると、安い合成酒のビンやお茶のペットボトル、ビールや
コーヒーの空き缶の占める割合が全体の八割を超える。このように、捨てる者の生活
スタイルや嗜好が手に取るように分かってしまうのもイタい。
更に何が捨ててあれば【ヤブポイキング】になれるのだろうか等と、拾いながら余計な
事を考えてしまったではないか。 
 

「ここにゴミ捨てに来る人って、なんか哀れだね。」 と、友人がつぶやいた。

 
誠に同感である。ゴミから想像するに、会う必要性の無い人であることは確か。
友人のその一言で、やっと今回の作業目的を思い出す事が出来た。
今更犯人を見つけ出して、とっちめて等という気にもならない。

とっとと終わらせよう。


まだ片付かんのか!.JPG

出てきたゴミは、自治体指定のゴミ袋に入れ、ひとまず自宅に運んでおいた。
写真の袋は、まだ全体の一部。
 
 
ゴミを拾いがほぼ完了し、やっと土手を刈れるように。

もう投げ込ませんぞ.JPG
 
刈刃にゴミが引っかかって飛散すると、非常に危険なので事前整理は必ず徹底すること。
また、空き缶などを刈っている最中に発見した場合は、作業の手を止め、速やかに拾い
出しておくのも同様の理由による。

 
 
土手には雑木も生えていた。チェンソーで倒し、小間切れにして束ねる。

今度燃やそ.JPG

結束には、ヤブ刈りで出てきた植物のツルを利用。
ナイロンロープなど必要無い。


そんなこんなで、やっと作業完了。

制圧完了しました.JPG
 
 
寒い中、みなさん本当にお疲れ様でした。
作業を重ねる度に、天候が悪くなっていくような気もします。
次回は好天に恵まれると良いですね。

ゴミについては、当方で責任を持って処分しておきます。
 
 
 
本日のリンク

向風学校
http://headwind.sc/archives/2007-06.html

安西直紀さんの率いる、ハイパーボーダレスエリート集団。(!?)
授業の一環として田んぼ作業を行っています。

農作業ならびに他の活動の参加者も、随時募っています。
興味を持った方は打診されたし。

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コメント(4)

やぶのゴミ、ごくろうさま。
それを、どこにもって行くか。
 地主へのいきどうり、ぶつけていくこと、
大切ですね。
 ケガ無いよう、くれぐれも。
 11日からのタイ行き、身体にも、
いろんなことに、注意して行ってらっしゃい。
  お母さんに電話してあげてください。
 たつお  10.3.8

お疲れさまでした!
いろいろ勉強になりました。
今後ともよろしくお願いします。

バズさん

色々あり、レスが遅くなってすみません。
先日は、こちらも面白いお話が出来てよかったです。
また音楽の話を色々と聞かせてくださいね。

と、この間は連絡先を聞き忘れてしまったので、次回にでも願いします。
それでは。

え~、コメントに返事が出来ずにすみません。母にも電話してなくて申し訳ないです。

が、無事に帰国しました。ホントに写真がぐちゃぐちゃなのでなかなか更新できて
いませんが、今後もお楽しみに。

そうそう、タイという国もゴミ事情は最悪に近い感じでした。
ゴミの多いところに縁を感じるけれど、それはそれで複雑な気分ですね。