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#164 耕地の拡大は慎重に

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師匠 『人見くん、ここの田んぼ親戚にやってくれって言われてるけど、どうする?』

人見 「ずいぶん条件(土地)の良い田んぼですね。何でやらないんですか?」


『いや、〇〇さんがやってたんだけど、もうギブでさあ。』

「家から近いし、やりたいですが少し返事を待っていただいていいですか?」


好条件.JPG


谷津田の中にあっては、本当に良い条件の土地だ。田んぼの2辺は用水に隣接していて
横の田んぼとも、落差は少ないので水が入ってきにくく管理がしやすいのは見れば判る。
喜んで耕作させてもらいたいのは間違いないが、耕作の依頼自体は師匠に対してである。自分が代わりに耕作を行っても良いのかが気になった。
 

「私がやっても良いか、先方さんに確認してみて、それ次第という形でお願いします。
 良いようでしたら、そちらに挨拶にお伺いします。」
 
 
はやる気持ちを抑え、こう返しておいた方があとあと無難だろう。
 
 

自分が、何のツテも持たずにいたらこのような場所はまず耕作出来ない。
普通、農家さんは耕作出来なくなった土地を管理してもらう場合、親しい人から順に
声をかけてゆく。農業委員会を通じて土地を借りる場合も、耕作希望者を複数名
募って、先に手を挙げた者から順繰りに耕地を割り当てる。

自分は、認定就農者になったことで、農業委員会を通じて多少は土地を借りる手続き
が可能になった。とは言え、新規の場合借りれる面積の上限は5反(50アール)。
稲作で自立するには少なすぎる面積だ。

そして、更なる問題は、先ほどの手を挙げる順番。
おそらく、希望者の最後尾となるだろう。ということは、誰も手を挙げないような
過酷な条件の田んぼが巡ってきやすくなるだろう。

だから、新規就農をするのなら、地域の人間とある程度の関わりが出来てくるまで
過酷な土地で耐えることも覚悟しておく必要がある。
自分の場合は、最初から谷津田なので、もうその辺りの感覚はマヒしているのだが。


「あのドブ田を貸してください。」


などと気づいたら平気で師匠に言っていたりするのだから、もうどうしようもない。
けれど、そんな所ばかり増やす訳にもいかない。

 
 
 
ところで話は変わるが、開店前の道の駅へ、下見に行ってきた。

天井はこのままだろうか.JPG
 

その際、コメ売り場の棚のクジ引きも行う。隣の田んぼの農家さんと、偶然に棚も
隣り合わせ。切磋琢磨しろということか。


ちばエコ農産物や特別栽培、有機認証取得の商品は、目に付きやすい場所に優先して
陳列することが出来る。メガネ米は、確かに農薬も化成肥料も使っていないのだが、
何の認証も通していないので、通常栽培米扱い。果たして抜きん出る事が出来るのか。

というか、現時点ではまだ何の認証を受ける余裕が無い。そして別にもう取得したから
と言って今以上に高く売れるわけでも無いし、JAS認証などは取得したら栽培方法に
ある意味縛りがかかってくるので、落ち着きの無い自分には向いていない気がする。

これから先、周囲が全体的に認証取得に移行していくのなら、取得せざるを得ないかも
しれない。しばらくは様子を見ていよう。


ところで、コメの在庫も少ない。少量出荷で確実な実績を残せるよう、また思案の
しどころである。
 
 

読者のみなさまも、ご注文があればお早めにどうぞ。

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