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#123 休耕地の復帰

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知り合いから、畑を借りることになった。
以前、ジャガイモをくれたり、空き家を見せに連れてってくれた親切なおじさんだ。


寝かしている畑があるので、タダでも良いから管理して欲しいという。
これは願ってもない。夏に借りると約束した社長のおじさんの畑は、こちらの手が
回らず、先生に管理を譲っていたからだ。


新規の者にヤブはつきもの.jpg

例によってヤブだが、別に驚きもしない。
寝かして2年弱。夏に一度刈った形跡があり、雑木も生えていない。
この位ならば、まだ畑に戻しやすい。

新規就農を志す者に、ヤブはつき物。
元に戻す方法を知っておいても損は無い。

 


畑は、セイタカアワダチソウの群落になっている。珍しくも何ともない植物だが、
これも外来種で菊の仲間。明治期に、北米から蜜源植物として導入された。
種子及び地下茎で増殖する。

造成地や休耕地などの、撹乱された落ち着いていない土地に最初に侵入してくる
事が多く、根からは、他の植物の生育阻害物質を出すため、群落が形成されやすい。

在来種で、同じような条件を好む雑草はイタドリだが、コイツが生えているところ
ではまず見かけない。駆逐されたのだろうか。

また北米原産.jpg

最初に、これを刈払機でなぎ倒す訳だが、セイタカアワダチソウは地上部が枯れる頃、
茎が木のように固くなって刈り取り辛くなる。

 

そこで用意したのが、この変形4枚刃。(通称 手裏剣)

手裏剣くん.jpg
 
十字の4枚刃よりも、四角に近い形状で、内側の窪みに向かって刃が刻まれている。
小石や植物の破片、ゴミなどを弾きやすく、寄せ刈りも苦手だが、割と草は絡まず、
壁際での作業でも、刃が痛みにくい。

チップソーのように、円盤の外側で草を撫でるのでは無く、たたっ切る感じなので、
直立した植物の多いヤブでは、チップソーより扱いやすい。
更に、高出力の機械と組み合わせた場合は、かなりの効率で作業可能。


両刃なので、切れなくなればひっくり返せば良く、平ヤスリ一本あれば簡単に研ぎ
出せる為、コストパフォーマンスは高い。

ただ、これが高速で回っている姿はなかなか迫力がある。
これが2枚刃ともなると、包丁がビュンビュン回っているようにしか見えず、
更に恐怖感が増すことになる。


ところで、この手の刃物を知らない人も多い。山林にはアサリ目のついたノコ刃や
100刃仕様のチップ、笹ヤブには笹刃など、色々と種類はあるのだが、ホームセンターに
行っても、チップソーとナイロンコードしか売っていないのは残念だ。
 
 
すぐに刃が飛ぶような安物チップソーを使い捨てるよりも、刃物は状況によって
使い分ける方が良いと、いつも思う。
まあ、刈払機自体すら使い捨てと思われつつある昨今にあっては仕方のないところか。


ざっとです、ざっと.jpg


ざっと一時間でここまで出来た。
まだ奥にもヤブがあるので、出来るだけ刈ってから耕すことにする。

明日は雨の予報。またメガネ米の発送だ。

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