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#118 目立ちつつ調和的な販売

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今日もお祭りでの出店。
来年3月に開店予定の、道の駅出品予定者のデモンストレーションとして、確保した
道路上のスペースを使う。


主に先生の手伝い。
米は持っていったが売れなかった。と、言うよりは雨が降っていたので、紙袋に
入っている米は物理的に売れなかっただけ。並べることも出来なかったのは悔しい。

あいにくの雨.jpg


それにしても先生、相変わらず並べる野菜の量が多い。
搬入時に野菜の切れ端が散乱したり、商品が導線を塞いだりしたので、周囲から文句を
言われたがとにかくすぐ頭を下げて、素早く動いて事なきを得る。

売るにはビジュアルも大切だとは思うが、先生、この天気でこの量は如何なものだろう。
祭りの後、すぐさま行商に行く姿が想像付く。

 

それと、もう一人、知人が焼き芋を販売していたので、こちらも手伝う。


イモ売り.jpg


一日中、芋を洗うか、ゴミ拾いをするか、横の店の人と話をするか。
やはり客足は少なく、どこも厳しい様子。ただ、道の駅の出品者の顔合わせという
効果はある。だいぶ周りの人と仲良くなれた。

焼き芋も、販売するより配るほうが多い。
甘酒の振る舞いをしているような気分。

ところで、先生はやっぱり大胆。隣りのテントで売っていた【おおまさり】 という
やたら大きな落花生の種を販売価格の1/5で全てかすめて来たのは驚いた。


おおまさり種苗.jpg

先生    『おい、これいくらだ?』

おばちゃん 『500円だよ。』

先生    『あ~、それじゃ売れんめぇ、こんなもん100円でいいだろ。』

おじさん  『去年買った種は、その袋で千五百円だよ。』

先生    『っても、今年いっぱい採れたんだろ。こんな値段じゃ誰も買わねぇよ。』


客のおっさん『そんな値段では、誰も買わねぇな。』


おっさん、本当に客なのか・・・やりとりを見ていて面白いから口を挟んでるだけにしか
見えないが、先生にこれで追い風が吹く。間髪を入れずに


先生    『客もそう言ってんべ。つべこべ言わずに100円な。』


 

そう言い放つと同時に、落花生のネットに手が伸び、コンテナに片っ端から詰めて
いってしまう。 おばちゃんと、おじさんは唖然としているだけ。

それでも、周囲と仲良くできるのは、その後に野菜を配るとか、話が面白いとか
色々な部分でフォローが出来ているからなのだが、この様子は、見ていて痛快では
あるけれど、慣れていないとなかなか居た堪れない。
そして、同じように振舞うことはできないなと思う。

もうひとつ、売り方で面白いなと思ったのはこれ。


マシジミ.jpg

小ぶりのマシジミ。
無造作に八方スチロール箱の中にシジミをぶちまけ、客の前で空き缶いっぱいにすくって
500円。喫茶店でコーヒー豆を買うというよりは、東南アジアの市場のよう。
買うほうも、このほうが楽しいだろう。売るときも、話がしやすい。

先生が長年培ったノウハウの片鱗をまたひとつ見た気がする。

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