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#106 田んぼ教室

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先月、稲刈りを手伝いに来てくれた面々が谷津田を再訪。

これは、自分たちで刈った田んぼのお米を袋に詰めている様子。

購入希望者はセルフで.jpg


彼らは、不登校児童の支援をするフリースクール【向風学校】のメンバーでもある。
実は、来年からこの土地で田んぼ一枚を借りて、屋外授業を行いたいと考えていて
その事前調整にやって来たのだ。

教育活動の一環として、農業体験を~   というくだりは、何処にでもあるが、
自分は、【農業】という言葉が適切だろうかといつも考える。

【業】がついてしまうと、必ず経済的な観念が伴ってしまう。

圃場での体験学習では、管理や流通、コストなどを勉強することよりも、
コミュニケーション能力や感受性の向上、生き物や物事への興味換気などが主たる
目的になるだろう。だとしたら、【農業】である意味はあまり無い。


家庭菜園を【農業】と思っている人は少ない。
生きるために必要なものを栽培し、また自然が必要とするものを還元する生活は
【自給自足】と言われ、これも【農業】とは異なる。


ただどちらも【農】ではある。
この営みの大切さをしっかり教えることが出来てこれたなら、【農業ブーム】などが
起こる筈もなかろうに。
そもそも【業】という言葉をつければ片付くような仕組みには【農】は納まらない。
そこを勘違いしてはいけない。


夕食のとき、皆でそんな感じの話もした。
これを意識できるかで、授業の室がが随分変わりそうなので、メンバーと
意気投合できて嬉しかった。

普段は若い人など全く見かけないこの土地も、彼らがしばしば訪れるようになれば
少しずつ雰囲気が変わっていくかもしれない。


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