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#105 提出はしたものの

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8月の認定で、保留になっていた書式の手直しをし
農政との相談を行う。

認定は来月末。一時チェックは今月28日。
書式の提出先は、市役所の農政課・県・振興センターなど4箇所。


更新した書式.jpg

前回指摘のあった、作付け規模・必要となる設備・機械についての部分を相談しながら
修正していく。
修正箇所は意外と少なく、前回何度もやりとりを繰り返した成果があったようだ。


それでも、やはり気になる部分は出てくる。
それは、水稲の作付け規模を拡大した場合の生産調整について。

生産調整は、減反とも呼ばれる。
米の過剰による価格下落を抑えるために、食用米以外の資料米や米粉用米、
大豆などの転換作物を栽培し、補助金を受けるという制度。

協力については任意だというが、協力することも考えているという姿勢を示して
おいたほうが、認定上スムーズだと考え、5年後の栽培計画に、生産調整の飼料米を
加えることにした。

何しろ制度資金を使うには、まず政策に協力をしているという前提が必要になる。
稲作の場合は、その側面が特に強い。だから記述があったほうが無難でなのだ。

勿論、出来ることなら、全て食用米を作付けしたい。けれども、自立する上では
生産調整という選択肢も外す訳にはいかない。
やはり【協力します】と、ただ書いておけば良いという類のものでもない。

生産調整ですか?.jpg


それにしても驚いたのは、生産調整の割り当て規模。
写真は3割(1.5ヘクタール)だが、提出後にセンターから連絡があり、4割に
修正して良いかと尋ねられた。年収570万円以上の認定農業者ならば、3割の
割り当てなのだが、5年間でそこまでの規模に到達出来るとは考えにくく、一般の
農家の場合を想定すると、4割になるのだそうだ。

これには面食らったものの、修正を了承した。どんな計画を立てたって、どうせ
5年後の年収計算は300~400万円を行ったり来たりするだけなのだから、
余り悩む必要も無い。


『栽培規模が小さい』 という県からの指摘に則り、作付け規模を3⇒5ヘクタール
まで修正したが、生産調整に協力すると、その4割に当たる2ヘクタールが飼料米の
水田になるというこの現実。


『それでは、元の計画3ヘクタールの方が、適正な規模なのではないですか?』


喉元まで声が出掛かったが、なんとか抑えた。


今は、

【これでも、彼方は稲作を始めたいですか?】


と無言で問われているような気がする。

新規就農に当たり、いきなり生産調整を考えている人は、自分以外にいるだろうか・・・
なかなか手強い世界だ。

将来、稲作をしたいと考えている人はこの記録をよく読んでおきましょう。


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