千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農

千葉県で新規就農を果たした若者の新規就農の軌跡を、BLOGでお伝えしています。千葉県での新規就農を目指している若者の参考になれば幸いです。

新規就農者ブログ

2017年8月

課題を超えた先の課題

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モチ米の田んぼ。稲刈りは来月後半の予定。
ヒエ・オモダか・コナギ・クログワイ・ホタルイ・・・田植え以来、終始そいつらを
抑え込み続けることに成功。七月に入るまで、なんとか深水管理も出来たせいか、
イネの茎はそこそこ太く、穂も長く無効分けつも少ない。初期に出た穂は、軒並み
160粒超え。 
 
モチ米ですよ.jpg
 


チェーンやコートブラシによる初期除草・手取り除草・機械除草いずれも行わず。
下手をすると除草剤をしっかり効かせた田んぼよりも雑草が無い。誰に教わるでもなく、
ここまでの結果に辿り着いたことが信じられない。そして、草も少しはいないといけない
かなとも感じる。

除草のためにしたことは以下。

・苗の活着後モミ酢の流し込み(25L/反)、同時に生ヌカ30Kg散布
・深水管理(最大水深20cm)最高分けつ期まで。
・荒代かき二回(田植え一カ月前/二週間前)+標準ロータリーで代かき一回
・昨年の収穫直後に耕起
・モミガラくん炭投入(300Kg/反)
・冬季の耕起二回(深め)


それでも、無闇に田んぼに入らずに済んだのは大きい。田植え以降、先週のにがり葉面
散布までの三ヶ月半は、アゼの草を刈って外周から追肥をしていただけ。おかげで、
この夏はだいぶ野菜に集中出来ている。

この上ない快挙には違いないのだが、ここへきて一部をイノシシに荒らされる。
どうせなら、イネを倒すだけじゃなくて穂まで食えばいいのにと思う。
 
 
倒すだけじゃなくてどうせなら食え.jpg 
 

イノシシ避けのため、隣の畑でモミガラくん炭でも焼くか・・・。

夏に疲れて見えたもの

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夏場は毎日オクラを収穫する。
時折、カメムシがいるので、なんとなく捕殺もしていた。しかし、ある時に気づいた。.

カメムシ1.jpg


勘の良い個体は、捕まえる前に危険を察知して地面へ落ちるなり、飛んで逃げる。
要するに捕まるのは、ノロマな奴な訳であって、これではわざわざ逃げ足の早い連中を
選抜しているのと同じだと。
捕殺だろうが殺虫剤だろうが、生き残る個体がいれば結果は似たようなものだ。
サバイバル能力の高いものが次第に大方を占めるようになる。
また余談だが、畑や水田の雑草にしても然りで、作物に擬態したもの、再生力に富む
もの、成長の早いもの、繁殖力の強いものなどが、人間が耕作を始めた時代から現在
まで、ひたすら選別淘汰を繰り返されている。言わば彼らはエリート中のエリート。
農産物など植物的には雑魚もいいところ。作物は、虫にも雑草にも負ける要素しか
ないから、過保護にもしたくなる。故に盲目的な防除が無くならない。

カメムシは、種類にもよるが夏野菜畑にいるもので、最低年に二世代、多いもので
4~5世代にわたって発生する。
コイツらの防除を自らの生涯をかけて繰り返し続けたら、長期連載のバトル漫画に
出てくる敵みたく青天井で強力になってゆくのではなかろうかと。
で、うちの畑のカメムシさん。そんなに個体密度は高くない。被害果もあんまり
見られない。食味の評判はすこぶる良い。隣のナスの畝やピーマンでも傾向は同様。
なので、この夏はもう捕殺を止めた。クソ暑い中で、これほどまでに無駄な仕事もない
だろうし。彼らがぬるーく生きていてくれれば、万が一大発生とあいなってしまったと
しても、通常の防除方法で対応が出来るだろうし。

生物相を徹底的に壊さすことなく、各々の生態を踏まえながら適度な範囲内で調整する
のが総合防除なのだと頭では分かっていても、何かにつけて無意識に体は動いてしまう。
そして、無意識にしていることを止めて、考え直してみるというのも意外と難しい。

ボロボロネロ

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【カーボロネロ】キャベツの一種。イタリア野菜。そんなところ。
ここ一カ月で、見事に虫にと暑さにやられて 出荷に適さない状態に。
というか、旬が冬から春と言われる野菜なので、先月中旬まで普通に収穫出来て
いたのは意外でもあったのだけれど。とにかくボロボロになっても強い。
 
20170802_165142.jpg
 
実は、ボロボロになるのもこれが二度目。一度目は、防虫ネットの内側に虫やダニが
侵入し、天敵のいない楽園状態となって壊滅。仕方なくネットを剥がして放置して
おいたら、群がる虫を目当てにアマガエルが大勢いやってきて虫を食らい尽くして
くれた。以降、収穫出来るのは本当に虫食いの無いキレイな葉っぱばかりだった。
 
しかし、先月の猛暑と日照りで、カエルさんたちは徐々に姿を消していった。
同時に、周囲のキャベツやコールラビなど同じアブラナ科の作物は収穫が済んだので
片付けてしまった。そうなったら、再び虫が集まるのは道理でございまして。
 
先週から、チラホラ雨が戻ってくるようになった。このままカエルさんが来るのを
待ってみるのも良いけれど、それも保障は無い。とりあえず、活性を維持して
おこうかと思い、先週、先々週と、モミ酢とにがりの葉面散布を行った。
モミ酢は、一回目は300倍。二回目が500倍。各々、同時ににがり1000倍を
混合して散布。その方が、にがりが少なくても効率良く吸収されるような気がした
からそうしてみた。
  
20170802_165127.jpg
 
そのせいかは知らないが、調子が戻ってきたようにも見える。虫やらモンシロチョウは
相変わらず作物に沢山いるのに、新葉の食害は少ないようだ。
このまま、もう一回出荷出来るようになると良いのだが。しかし出来なくても観察する
のは面白いものだ。

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