千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農

千葉県で新規就農を果たした若者の新規就農の軌跡を、BLOGでお伝えしています。千葉県での新規就農を目指している若者の参考になれば幸いです。

新規就農者ブログ

2017年4月

露地育苗おさらい

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イネの苗は発芽がバラついたため、まだ水苗代へ移していない。
いや、本当は出来るものから順次移せばよいのだが、今回は他にもモミ酢や
竹汁などを水で希釈して苗へかけるなど、試している事があったので、その時期を
遅らせた。

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とは言え、そろそろ移さなければまずそうだ。
今年は、知人から貰った培土を使用したのだが、どうも普段使っていたものより
肥やしが少ないようで、葉の色が抜けてくるのが異様に早い。これを知っていれば
もっと薫炭の量を少なくしたのに。
 
 
で、葉っぱはコヤシ切れだが、根っこの張りのほうは割と良好。
 
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昨年は、本当に失敗してグズグズの苗が出来てしまったが、今回、それだけは
回避出来そうだ。葉っぱ二枚にしてこれなら、植える頃に問題が出るとは考えにくい。

 
さて、とっとと運ぼう。 斜めに重ねて。 
 
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毎度この運び方。苗ラックなぞ不要。折れたら折れたで構わない。
今回の苗は、既に異様に固く育っていて、全く折れる気配がない。
明らかに色が抜けてきて活性が落ちていそうなのに、それなりに強い。

勝手にニンニク

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仕事で出た先で、面白いものを見つける。 
見つけたのは知人。自分は気にもしていなかったが。
 
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野生化したニンニク。
休耕地になって4~5年とのこと。と、言うことは休耕以来ずっと自生している
ことになる。
一緒に生えているのはスギナとヒメオドリコソウ、ギシギシなど。比較的湿性地に
生えるような植物が多い。相性が良いのかは知らないが、ニンニクそのものの生育
具合は良い。土壌PHは測っていないが、植生を考えるに酸性寄りだろう。
だとしたら、一般的に言われるニンニクは酸度矯正が必要みたいな話は一体何なの
だろうかと。
 
でもって、割と大きくなる品種のよう。まだまだ玉になるのはこれから先。

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ジャンボニンニクは、こちらでも植えているが、それよりもニンニクらしい味がした。
とりあえず、二本ほど引っこ抜いて、植えかえておこう。
こういうものを探してきて栽培するほうが、自分的には面白いと思うので。
あと、強ければ栽培も楽なのではないかとか、そういう邪な気持ちもある。

やんわり曲げれば元通り

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昨日から、トマトの支柱立てを行っているが、その支柱が足りない。作付面積が増えた
だけでなく、昨年の台風で、かなりの本数がひしゃげてしまっていたからだ。仕方なく
追加購入をしたものの、それでも7~8組が不足している。
 
また買いにゆくのも嫌だ。とりあえず、あと何本かは修正することに。
 
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ひしゃげていたのは13組。写真はその一部。修正不能は3割弱。
被害は、オス側よりもメス側の方が目立つ。原因は風向きによるものだろうが、
ならば支柱を立てる時は一方向(右側がオス、左側がメスなど)で統一せずに
交互で立ててゆけば、リスクが分散し、修正率が高まるかもしれない。
 

万力以外の道具は不要。このレベル程度には戻せる。万力が無くても、パイプを
挟める何かがあればどうにか出来る。完全に修正出来たものは8組。オスは11本
元に戻したが、使い道に困ってしまう。修正不能品は、屈曲部分を切断して
ストレートパイプにしておいた。そのうち何かには使えるだろう

 
20170422_134424.jpg
 
たいがい、複数の曲がり個所があり、各々の方向も色々だが、一度に無理矢理修正
しようとしなければ、素人で、時間をかければそのうちなんとか出来ると思う。

作業の方法は、勘所を説明するのが難しいし、なにより作業中の写真を撮り忘れた
ので割愛しようと思ったが、少しは説明をしておかければ

クランプした所を曲げて戻すというのをイメージされ勝ちだが、
実際は万力でくわえた根元を戻すのではなく、クランプ部は飽くまで支持点として
利用し、膝や両手、時には脇腹まで使って全身で全体をやんわり修正している事が
多い。今回のような曲がり具合なら、力の加わった方向や曲率も解析しやすい上に
パイプは比較的柔かく出来ているので、人力でも曲げやすい。この点を徹底的に突くと
人間の体が万能な冶具に化けるという事。
 
というか、高校生の頃から金属加工もそれなりにやっていたし、機械類の応力測定を
はじめ、強度関係の仕事も多かったせいか、あまり何も考えずに体が動いたというか。
最近は、そんなことも思い出す事は殆ど無かったが、何処でスキルが活きるか分ら
ないものだ。今回の対応は極めて原始的だったが、現場レベルでは、こういった方法の
ほうが実践的なのも間違いはなく、そして経費もしっかり抑えられる。
 
無論、誰でも最終的にはどうにか出来るレベルの作業だとしても、最初はそれなりに
時間がかかるかもしれない。それをどう判断するかは状況にもよるだろう。
ただ、直す位なら買った方が安上がりだと判断したとしても、もしも時間が許すの
ならば、何本か程度は自力で修正してみることを奨めたい。そもそも、ダメにしても
惜しくない素材だから、練習にはもってこいなのである。それで、自分でも出来るかも
という手応えを感じたのなら、数をこなしてみるのも良い。
すると、自ずとての作業速度は当然上がってゆく。そして、ある時に

【買う位なら直した方が良い】

という選択肢が必ず出てくるものだ。
やらなければ、いつまでも選択肢が増えないままなのである。
とかく、こういう仕事は興味があることばかりに目が行ってしまいがちだが、思いも
寄らぬようなトラブルが山と降ってきてそれどころでなくなる場合が多い。いちいち
それで右往左往して、出費を重ねるようでは先が知れる。

竹の煮汁

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以前から、竹を煮詰めるとなかなか良い香りがすることには気がついていた。
モチを蒸かす際に、なんとなく竹の短冊を放り込んでみたりしているからだ。
竹の成分には、強い抗菌作用があることも知ってはいる。そして、それは加熱しても
簡単には失われない。煮たら煮たで、他にも微量のミネラルや糖なども溶出してくる
だろう。
 
以前から竹の煮汁と、米の研ぎ汁を混ぜ合わせたものを時々タライに溜めてある。
それを妻が無希釈で野菜の苗にかけたりすることもある。とりあえず、悪さをする
ことは無さそうだ。それだけが要因では無いものの、割と寸詰まりでがっしりした
夏野菜の苗が育っているような気がする。もしかして、割と良い自作液肥なのかも
知れない。因みに、そのブレンド液は一週間以上放置したものだったが、カビは
表層に浮かんだヌカの凝固物に少しだけ発生した程度で、液そのものはなんとも
無かった。香りは、日本酒を仕込んでいる時のようなアレ。要は乳酸発酵臭。
そのまま飲んでも平気そうな香りだったが、流石に止めた。

これは、イネの苗にも使って効果を見て確認したい。と思ったら、そのブレンド液が
既に使い切られていた。仕方が無いので、作業の片手間で煮汁をこさえる。
 
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羽釜に水と適当に切った竹を放り込み、ひたすら煮る。水は時々足す。
 

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煮はじめて、2時間を過ぎたあたりから、だんだんと湯が茶褐色になってゆく。
抽出物の量は、竹齢や切り出し時期によって変化するようにも感じる。
晩秋~真冬あたりのほうが、煮汁が短時間で茶色になるイメージ。

興味があればお手伝い

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仕事を頼まれたので、先週から時間を作って養蜂のお手伝いをしている。
行くと、丸一日使うことになるので、田畑へ出る時間は減ってゆく。
しかし、繁忙期にも関わらず仕事の雰囲気も良い。そして賃金も高い。
素人の自分でも、向こうは助かっているということなので、ならばもっと頑張ろうかと
いう気にもなる。

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実は、昨年も何日か別のところから依頼があって巣箱の面倒を見ていたのだが、
その数日の経験が、どうも今回に生きているようだ。
 
それと、本格的にやるということは無いだろうが養蜂にも興味がある。
専業の方々の仕事ぶりをもっと拝見したいものだ。今回手伝っているところは残念
ながら、越冬で千葉に来ている東北の養蜂農家さんなので、今月いっぱいしか一緒に
作業は出来ない。それでも、経験は出来るうちにしておこう。また秋になれば、役に
立てるだろう。

そのうち、少しだけ蜂群を飼育してみたい。趣味レベルでも、始めるのであればお手本は
身近にあった方がよい。また、向こうにしてみても、ある程度は知識のある者に手伝って
欲しい。
 
今後も、どこから何の依頼があるか分らない。本業以外にも出来るだけ色々出来る
ようになっておくのも悪くないなと思う。適度に余所で仕事もしていたほうが
気分的に煮詰まりにくいし、ヒントもある。それと、しっかり日程を調整しなければ
ならなくなるので、自分の仕事をダラダラやるという事も少なくなる。
元来の性分が怠け者である自分にとっては、その方が良いなと思う。

カッターとトリマー その1

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まとまった雨が降り、田んぼには充分過ぎる程に水が溜まった。
そろそろ代かきをすることになるが、その前に、トラクタで踏み潰した後に刈りこん
でおいたアゼの仕上をしておこう。
 
作業は飛び道具二台体制。
最初は、水中仕様のこまめ。(知っていると思うが、そんな物は存在しない)
コレで、アゼの内側を直角に切っておく。

 
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アゼのキワからは、雑草が田んぼへ侵入していたりする。代かきが済んでから、助錬で
泥をよそったり、畦畔板を挿したりする際には、その根っこが邪魔になる。また、土
そのものも軽く細かくしてやっておいたほうが、それら作業も楽になる。と、言うか
トラクタで代かきをする前にしっかり出来るようにもなる。また、アゼの草を千切って
埋め込んでしまう事が出来るので、例えばアゼに穂副性のスズメノヒエやアシカキなどの
雑草が発生している場合も、この直角切りは非常に有効だ。
尚、アゼを踏みつぶしていない場合は、不用意にアゼの内側までえぐり込むように
切ってしまうと漏水の原因となることがあるので注意すること。
それと、一回でアゼの切り込みや雑草を上手く埋没させる事が出来なければ、そのまま
往復してくればたいがい事は済む。上手くいかないからといって、機械を無理矢理手前に
引き戻したり、同じ場所でずっと運転していると、無駄に疲れたり、一か所だけが深く
なってしまうことがある。
 
基本、アゼ切りが済んだら、そのまま何もしなくても良い。だが、土塊がまだゴロゴロ
していたり草の処理がイマイチだと感じるなら、除草機を使うのも良い。
本来とは別の使い方なので、あればの話であって、無理して使う必要も無い。
 
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こまめを通したのと同じようにすれば良い。除草機は、非常に軽く出来ていて扱い
易く、また代かき性能も高い。そして何より潜りにくい。というか、これが泥にハマる
状況がまずあり得ないと言って良い。こまめですら落ちてしまうような状況があれば
最初からこちらを出動させるほうが手堅い。
反面、出力も小さく、深くまでかき回したり、強固な雑草の根を千切ったりするのは
苦手。また、アルミ製の除草ドラムをはじめ、減速機も耐久性がそこまで高くない。
使いやすいからと言って、イレギュラーな作業で使い過ぎて寿命を縮めるのはあまり
得策では無い。なので、局所的な使い方にとどめておいた方が得策だろう。

ここでタイトルの説明すると、カッターがミニ耕耘機。トリマーが除草機となる。
どちらも本来の用途とは別だが、そういう考えで使うのも全然アリだと思う。
無論、アゼ塗り機も持っているし、ロータリーにもサイドディスクがしっかり装備
されているという恵まれた方ならば、この記事は何の参考にもならないだろう。
アホな事をしている奴がいるな、位の感覚でしかなくても別に構わない。
重要なのは、無ければ無いで、どうすれば良いかという考え方だ。それを知りたい
人がこの記事を読めば良い。

除草機は個人的な感覚から言うと、【動力付きトンボ】。非常に便利である。
例えば、田んぼの前任者があまり均平出しに拘りがないとか、田んぼの管理そのものが
上手でなかったりすると、四隅の土が盛り上がってしまうことがあるのだが、そういった
部分の土を処理しようとすると、トラクタで何度もその区間を往復しなければならな
かったり、人力でやると非常に時間も手間もかかったりする。最終的には人力でも
トラクタでやるにしても、その作業を行う前に、これで下処理をしておくと良い場合も
あるのである。

 
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写真の部分は、見事に水が乗りきらずに重いままの土を均しているところ。
とりあえず、水面より露出している土をこなれさせてやるまで出来れば、後はトンボ
で簡単に引っ張って均すことが可能になる訳だ。ゴロゴロのままではそうはゆかない。

野草の維持

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休耕自作地の畦には、野蒜がたくさん自生。(濃い緑色の細長い葉っぱ)奥へ行くと
さらに密度が高まる。こいつらは有用なので、もうしばらく放置しておこう。
それにしても、つまんで食うには数が多すぎる。なので、時々売ることもある。 
 
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葉っぱも球根も食えるので、刈るのが惜しい。まあ、少しばかり刈りこんだところで
いなくなるような連中でもないが。出来るだけこの先も密度を維持したいとは思う。
とりあえず、その為にまずこちらが出来ることは【執拗に草刈りをしない】事。

また、不用意に保護したり施肥しないことも大切。ここは、年に数度の草刈り以外は
全く自然任せ。良かれと思って他の雑草を無闇に抑え込んでしまうのも良くない。一時
的に、保護された群落の勢いは高まるかもしれないが、極相に達してしまうと後は
衰えるだけ。誰しも、わが世の春を謳歌していられる時間など大してないもの。むしろ、
それを目指している頃の方が力に満ちているとも言える。それが道理。

そして人為的に極相っぽくしているのが畑。ご存じの通り畑を維持するには絶えず
様々なものを補給してやったり、耕したりしなければならないし、なにより、雑草と
戦い続けなければならない。
野蒜は、そこまでして栽培するような植物でもない。なにしろ有用でも雑草なのだから。
極力なにもしないで収穫できるのなら、それに越した事はないのである。

現状を維持するには、適度な草刈り。そして個体群を維持するために収穫しつくさない
こと。増えすぎたら、極相を回避するために応分に収穫を増やすこと。

また、この場所を本当の自然に戻したければ、徹底的に何もしないこと。自分の
遺伝子がこの先何世代か続くあたりまで放置出来たとしても原生林に戻ってくれる保証は
無いが。その一部始終を見ることは出来ないにせよ、休耕地を何年か観察すると、一応
遷移が進んでゆくことだけは理解出来る。無論、自分も人の世に生きる者であるの
だから、それを愉しむという訳にはゆかないが、まあ勉強にはなると思う。
 
さて、植生が自然に遷移してゆくという仕組みを考えてみるにつけ、畑という土地は
つくづくおかしな環境だ。一作が終わると耕起や草刈り、消毒などをして、環境が
リセットされてしまうのだから。それでは毎年同じ雑草が生えてくるのも当然である。
それを理解した上で農業に取り組んでみると、別に無理をしようとし思わなくもなる。

『続けられればいいんじゃない?』位の感覚で充分な仕事である。

身内も含め、周囲の農業者がそれで納得してくれるかは知らないが。
無理をすればするだけ土も心身も痩せてゆくのは間違いない。それで早死にするも道理。
出来るだけ気楽に生きましょう。 
  

畑のそばには、ヤブカンゾウが所々に群れを作っている。
ここも野蒜同様に残す。昨年は刈っていたが、妻の意思でもある。

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生えている場所以外は、一応草を刈る。自ずと斑模様が出来る。
あの婿は何をしているんだという目で見られる。
みっともないとお義父さんに思われる。 
それでもこれで良いと思う。
ご近所に尋ねられたら、理解してくれないのを承知でしっかり説明しておく。
なに、ご近所にも植物群にも迷惑はかけない。それが一番良い選択肢ではないか

乾かないなら水を貼る

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ただでさえ水持ちの良すぎる田んぼは、ひとたびまとまった雨が降ると、なかなか
乾いてはくれない。最近は三日おきくらいに雨が降る。先週も今週も、振った翌日は
晴れていたのに夜に勢いよく時雨れてくれた。
 
田んぼに資材や肥料を突っ込んで二週間弱。本当は、もうしばらくの間は乾かして
分解を促しておきたいところだが、どうにもこれでは仕方が無い。田植えまではあと
一か月程度時間があるが、もう田んぼんには水を溜めてしまい、早目に代かきを
することにした。

ただ、水が溜まる前にアゼの草は始末しておこう。 
 
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代かきをした直後、このアゼには畦畔板を挿したり助錬で泥を盛ったりすることに
なる。その際に、雑草がはびこっていると、成形がしづらいだけでなく、漏水の
原因にもなりやすいので、最初だけは徹底的に刈りこむようにする。
  
雑草を粉砕する必要があるので、ここでもナイロンコードを使用。
何も畑や草地だけで使うものでは無い。湿地でも相当に役立つ。
 
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久しぶりに逆回転刈払機(右側)を使う。6年前に購入した湿地専用とも呼べる
妙な機械である。本当に年に3回くらいしか使わなくなっていたので、今年は
もう少し活用しようと思っている。ビオトープも出来たことだし。
しかし、ディフレクター(刈刃カバー)をしっかり直さなければちゃんと使えない。

逆回転刈払機についての解説は過去の記事でも。
イリノME27BーNC

妻に収穫を頼まれる。

『エルバスエラ積んできて。』

・・・エルバステラ・・・なんだっけ、それ野菜だっけか。
 
『エルバステラの穂ね。70本くらい。』
『あと、イチゴの若い葉と花。形のいいやつも同じくらい。』
 
!あのワイルドストロベリー、売れるんだ・・・。しかも実では無く花と葉っぱか。
本当に、何が売れるか知れたもんじゃないな。どれもこれも、商品として栽培していると
呼ぶにはおこがましいほどの小さな面積ながら、しっかり引き合いがある。世の中は
不思議なものを欲しがる人がいるものだなと感じると同時に、作物に関しての考え方が
一般的な農家のそれと全く異なる妻に関心するばかり。 
そんなもん知らねえし、とか、どうやって売るんだ?的な事を妻は全く思わないだ。
カボチャのつるが売れたり、真冬のまだ小さいソラマメの葉っぱが売れたり、
畑に生えてくる雑草が売れたり、まだ蒔いていて出てこないサトイモの葉っぱが
売れたりと、ここ一年を思い返してみても、そういう例は枚挙に遑が無い。

興味があれば調べるし、タネも購入するし、育ててみる。使い方はシェフと相談も
するし、提案もする。ひとたび売り先が見つかれば、そこでの使い方を参考にして
他にも投げかけてみる。あるいは、使ってくれたお店から話が広まってゆく事もある。
ニッチな作物に関しては、他にはSNSに写真が上げる程度で、それ以外の営業活動は
していないに等しい。マルシェや朝市での出店も、一応営業活動のひとつではあるに
せよ、マニアックな作物は売れないので、並べることは少なく、訴求効果は殆ど無い。
 
どれもこれも少量ではあるけれど、飲食店の一件や二件で使う量としてはなんとか
確保できる。相手は相手で、変わったものを取りそろえ、少量でも融通してくれる
農家というものは、かなり貴重な存在なのかもしれないなと思う。
  

そうそう、エルバステラはこちら。見るからに強そうだ。

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れっきとしたイタリア野菜。でも見た目はオオバコ。特に穂はまんまオオバコ。
個人的には、葉っぱより開く前の穂の味が好き。
なんだろう、その辺の野草とアスパラガスを足して二で割ったような印象だが、
不思議なことに、そこまでの粗っぽさは感じないし、後を引くような味。食感も
しっかりしている。コレ、あんまり知らない野菜だけど自分でも料理するときに
使いたいなと思った。
 
婿入りしてから、調理の機会がかなり減っているが、普段から、自ら調理する習慣を
元に戻したい。お客様と、野菜の使い方で色々と話し合いが出来る人間にならなければ
ならないと思う。
 
【農園タロとあき】
https://www.facebook.com/tarotoaki/

明日は、大原漁港で朝市。
毎度の野菜と玄米モチの販売。しかし、今回は天候も良くなそうだし出展位置も微妙。

全体的に客足が悪くなるのを想定するに、少しでも、お客さんの足を止める工夫が
必要だ。話をしながら売るのが得意な身としては、売れようが売れまいが、まず店先に
人を一秒でも長く滞留させることが出来なければ文字通り話にならない。

悪天候だと、人の入りが悪い上に、移動速度まで高くなる。普段なら充分にお客を
立ち止まらせる事の出来るラインナップだったとしても、相当に苦戦するのは明白。
悪天候を忘れさせる位面白く感じてもらうようにしなければならない。
口先や目を引く野菜のだけでなく、他にも自分の持てるあらゆる表現方法を駆使
することが、生活を維持するために必要になのだから大変である。


うーん。とりあえず商品にも落書きしよう。これね、話のとっかかりにでもなれば。
大変だ大変だと、あれこれ考えたところで、イマイチ気合いが入りきらないというか、
入れられない。やっぱ力を抜いてくほうが好きである。それと、普段と似たような絵
でもマジックだと楽で良い。これを描く分には、もはや面倒だと感じることも無い。

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例年だと、三月でほぼモチ米の在庫が無くなって生産終了となる玄米モチだが、
今シーズンは今月いっぱい製造を続ける予定。
年末需要に対応しきれず、生産量を思ったより伸ばせなかったこと、11月の製造量が
例年を下回っていたことなどが、その主な原因である。

育苗や田植え準備、夏野菜の定植などで忙しい時期ではあるが、もうひと頑張り
しなければならない。製造し始めて七年目、毎年毎年、少しずつ製造方法が変化し
続けて、いよいよ独自のものに洗練されてきたらしく、方々から好評を頂いている。
 

もし、ご興味のある方がいたら、以下にでもお問い合わせのメッセージを入れて
いただければと。そうですね・・・あと50kg程度なら製造可能かと思いますので。

【農園タロとあき】
https://www.facebook.com/tarotoaki/?fref=nf

就農九年目にして慢心す

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場所が変わったとて、別に苗づくりの方法が変化するということも無かった。
 
昨年も今年も、露地育苗で充分だと思っているし、今後も栽培規模が大きくならなければ
その姿勢が変化することはないだろう。
 
育苗ハウスも、催芽器も必要無い。消毒剤も、苗箱処理も必要無い。全自動の種まき機も
必要無い。カマドでマキを燃やして温湯消毒すれば、ガスも灯油も不要。
浸種は、湧水の流れる水路に種もみをさらしておくか、ポリダライに突っ込んで時々
水を換えてやれば良いし、電気で加温しなくても、時間はかかるが露地で少しずつ加温
すれば良いだけだ。
 
ただまあ、今年はその加温をしくじった感が否めない。もう暖かくなっただろうと
三月下旬に播種をしたら、その二日後に感の戻りがあり、その後もしばしば低温に
見舞われる。なんだかんだで、苗箱をを積み重ねて被服をしてから氷が張るような日が
3日くらいあった。
 
20170408_100651.jpg
 
で、発芽ムラがいつになく大きくなった。普段は農ビ+プチプチシート+ブルーシート
で保温をしているところを端折り、薄手のフィルムシート二枚重ねとブルーシート二枚
重ねで済ませるという試みもだいぶ良くなかったと見える。被服内側の温度をモニター
してみるにつけ、温度の上昇も緩慢且つ苗箱外側からの放熱も早かったのである。
それでも、種モミが死ぬような温度にはならなかったので、結果を確認するために、
特に対策を施さなかった。

まあ、播種直後の低温だったので、動き出そうとする種モミの一部が再び休眠状態に
戻ってしまうのは当然。だが、別に死んではいないのだ。例えば、今まさに発芽して
いるようなところで、霜などに当たってしまうと低温耐性の低い品種などは凍死して
しまうことがあるのだが、その事態は回避出来ているのだから良しとする事も出来る。
出芽が遅れてきた部分も、ひとたび芽が地上にでてしまえば、最終的に植える段階に
なると遅れを取り戻せている事が多い。経験上、無加温の完全露地育苗+水苗代の場合、
発芽が一週間以上ズレなければ問題が出ない。生育が緩慢な育苗方法故の安心感で
あろう。

傍目には、明らかな失敗だが、5月の中旬までに田植えが出来れば良いのであるから
別にそんなに慌てて育苗する必要など無い。まったく気楽なもんだ。このように
取り返しのつく範囲内で失敗出来るのなら、いくらでもして損はない。考えてもみれば
すればするほど、短期間でノウハウが蓄積されてゆくのだから、新参者の農業者などに
してみれば、取り返しのつく失敗は却って好都合だとさえ思えてくる。

けれども、世の中には発芽ムラが大きいだけで、この苗はダメだとか言って種を蒔き
直す人も大勢いる。確かに、人間の都合で設定されている育苗環境に合わないから
失敗なのは間違いない。しかし、それにばかり執着することは、良かれと思って導入
した設備にかえって弄ばれているばかりか、資材や種苗を扱う業者の思う壺だという
事も間違い無いのである。

 
で、今回はいっぺんに苗を並べることは出来なかった。
まだイマイチ加温が上手くいっていない苗箱を集めて、加温が偏っている部分を
日当たりの良くない側に持向けるなどしつつ積み直し、引き続き被服を継続する
ことになる。
 
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我ながら、何だこりゃと言わざるを得なかった。
散々失敗しても大丈夫とか書いておきながら、これでいて露地育苗は八年目なのである。
気楽に構えているのは構わないが、これはまあ、だいぶ驕りとか怠惰でもあるかなとも
感じる。なにしろ最初に加温が上手くいっていないと言う事に気がついて尚も放置した
ということを思い返してみても、放置して結果を見てみようという気持ちはあったに
せよ、オチはそれなりに見えていたのだから。

【覚悟の必要が無い失敗だったら、別にそれでもいいや。】

という姿勢が、一連の流れの中に常にあったということを再認識しておこう。
そういった気持ちを出来るだけ排除しておかねば、今後の作業がどんどん雑になってゆく。
 
尚、はじっこだけでも芽がだいぶ伸びてきてしまったものは、申し訳ないが、他の
部分がどうなっていようとも、今後も容赦なく露地に放り出す。そして、葉っぱが
二枚になった時点でビオトープに放り込む。そして三週間くらい放置すれば、いよいよ
田植えの季節。色々と意地悪をしているようだが、後は自然の光と暦に任せて強く
元気に生育して欲しい。自分は、その手助けをするだけだ。途中まで水切れにならない
ように、それと鳥に食われたりなどしない程度に。以降の管理はちゃんと気をつけるの
で苗さん、どうぞ収穫・出荷までよろしくお付き合いください。

うない日和

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週末から来週中ごろまで、どうやら天気が崩れるようだ。(作業内容は昨日のもの)
今は、夏野菜やらショウガ、葉物野菜など、色々と植えたり種を蒔いたりしなければ
ならない時期。出来るだけ今のうちに畑を整えておかなければ、適期を逃してしまう。
天候を睨みつつ、どれだけ前倒しで圃場の準備が出来るかで今後の明暗が別れる。

 
菜の花がキレイだなぁと思うのも事実ではあるが、あんまりのんびりとそれを愉しんで
いる余裕も無いのが残念。花見?羨ましい話ですなぁ。

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写真をおさめておくだけで精一杯。
 
耕耘機をかけ終えたら、即座に妻がクリーンシーダーで播種。
 
20170405_162350.jpg
 
彼女は、作業速度に関して言うと自分より相当早い。本人はそんなつもりはないだろうが
一緒に作業していると、プレッシャーがヤバい。最初の頃は、ペースがどうしても合わず
ビクビクしながら作業していて、かえってぎこちない動きになり、イラつかせていた
ものだが、現在はそれも少しは改善されただろうか。それとも、ただ自分が動じなく
なっただけか。
 
 

一年経ってみたけれど

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相変わらず、土が重いままだ。
土塊が粗いままの区間も残っている。
改良資材は、圃場に満遍なく散布しているのだが、ムラがある。
同じように耕してみても耕深が一定にならない。
   
20170404_173850.jpg
 
本当、どうしたものだろうか。トラクターをかけてみると、均せたところとそうでない
ところとが一目瞭然。土の表面にヒダヒダが出来るのだ。
もともと均平も出ておらず、耕す度に修正を重ねてきたつもりなのだが、まだこの有様。
今日も今日とて耕してからレーキで整地。ロータリーにオート耕深制御が付いていたと
しても恐らくキレイに仕上げられないであろうガタガタさ加減。

 
ここは、特に水はけの良くない区間。
 
20170404_173931.jpg
 
何をどうしても、一年前と様子があまり変わらない。とにかく、土を引っ張ろうと
レーキをかけるのだが、ゴロゴロの土は本当に引っ張りづらくて困る。
一応、この畑には手彫りで暗渠工事もしたし、幾つか地下水にまで達する穴も開けたし
出来るだけのことはしてきているのだが、どうにもこの個所だけは改善しない。
ここにも、透水穴を掘るなどの処置が必要かもしれない。

フツーのブログ

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なんというか、なんとなく新規就農みたいなワードで検索してみると、当ブログは
どうやら検索上位に来る。【新規就農】だと、1ページ目にきたり、次の日にはだいぶ
下になっていたりと安定しないが、【新規就農 ブログ】だと、どうやら三位。上位
二つは就農ブログのランキングサイトなので、検索だけで考えると実質トップ?
【就農 千葉】だと五位。上位四つは県のサイトである。

で、当ブログ。ここのところは自分の趣味的な部分と、作業時の備忘録として使って
いるような感じである。作業を紹介するにしても、あまり事細かな部分までは載せなく
なったし、それ以外の話題では、機械にせよ作物にせよ、資材にせよ、ひたすら
マニアックな内容となっていて、ついてこれぬ方が大勢いるのではないかと思ってはいる。

ただ、どんなにマニアックでも過酷な内容でも良いから、中身の無いものにだけは
したく無いというスタンスは、開始当初より一貫させているつもりである。それが、
時には就農を志す方々の意欲を削ぐような内容であったとしても、敢えて積極的に
そういったものを記事にしてきた。それで躊躇する人には、正直向いていないような
職種でもあるからである。

農業は、行う以上将来にずっと続いてゆくことが大前提となるので、自分が生きている
間での成功とか失敗とかそういった尺度で語られるほどつまらぬ事は無い。
故に、自分は成功するためにブログを書くなどという事はまったく考えてはいない

どうやったら成功するか・・・失敗するのか・・・ばかり考えるような人だったら
そもそも、天候をはじめとする多くの不確定要素、そして就農者に回ってくる条件の
悪い土地や、自分の意思とは無関係に荒れ果ててゆく周囲、それでいて入ってきた
者にとって、最初は到底理解不能な近隣との協調の取り方や地域のならわしなど
不条理な要素の多すぎる農業なんぞ、絶対にやらない方がいいだろう。

無論、農村生活のブログをつけるのは、各々の勝手である。
しかし、ゆるやかな田舎暮らしや、疲弊した精神の逃げ場としての【農】のような
幻想を抱く、【農村に対する依存・消費型】的な考え方をしている就農希望者の
背中を強く押すような内容は、自分には書けないなぁと思うのである。
それで辛い思いをする人が出現してしまったら、恐らく自分はそれを見て見ぬふり
出来ない性分なので、だったら最初から無責任な事は書かないようにしようとなる。

で、自分のブログが検索上位に入るようになっているからと言って、別に野菜やモチの
注文が増えるような事もない。当たり前と言えば当たり前だが。
それでも、別に野菜もコメも売り先には困っていない。いつの間にか、ブログより
SNSのほうが営業手段としては優秀な時代になってしまったらしい。
自分は、SNSを多用するのもあまり好きではないので、そちらの露出は妻が

【農園タロとあき】
https://www.facebook.com/tarotoaki/

みたいな感じで良く更新している。
自分は、相変わらず出かけた先でモチを売ったり、知人に手紙を書いたりと、電話を
かけたりと、相変わらず手と足で出来る範囲のアナログ活動を主体としている。
そのほうが、色々な人と長く繋がっていられるような気がするからである。
  

しかしまあ、今日もこれだけ書いたことだし、残りは、うっすい内容のえせ農家ブログ
でも敢えてつけてみるとするか。
  

今日はマキ割りをしました。(嘘です、コレは一か月半前の写真)

20170219_104458-1.jpg
 
いいですねー。スウェーデン製の斧とクサビ!パカパカ割れます。
寒いのに、これはいい運動。暖を取る前から体はポッカポカ。
これならヒノキをもっと伐採しようかな~なんて思えてきますよ。
今年こそは、わが作業場にも薪ストーブを導入したいですね。 
  
・・・既に辛くなってきた。つまんねぇ。死にたい・・・でも書いてみよう。
 

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