千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農

千葉県で新規就農を果たした若者の新規就農の軌跡を、BLOGでお伝えしています。千葉県での新規就農を目指している若者の参考になれば幸いです。

新規就農者ブログ

2017年3月

午後から雨が降るという予報だったので、朝から田んぼと畑の耕起を行う。
 
だが、この時期の田んぼでは耕起以外にもしておかなければならない事がある。
それは、トラクターによるアゼの踏みつぶし。要は、代かき前に速やかに水を張れる
ように、アゼを踏み固めておくという事だが・・・うん、普通はアゼ塗り機を使って
やることだろうなと思う。古くからの読者なら、私がずっとこの方法で過ごして
きている事をよくご存じだとは思うが。

20170331_112153.jpg
 
アゼ塗りの機械も、あるならあるに越したことはないが、正直、自分程度の零細な
耕作だと、全然必要性を感じない。そもそも良く見るとトラクタのフロントウェイトも
それ用では無く、廃品の汎用モーターだ。専用のものが無くても何か代用出来るものが
あって、それが機能的に同等であればどうでも良いという、哲学というか投げやりな
自分の考え方が良く判る写真だろう。まあ、みっともないのは我慢するしかないが。
そうであっても、一つだけ言わせてもらうなら、

【良い道具さえあれば、高品質で食味の良い作物が出来るとかそんな事は一つもなく、
むしろ工夫すればするだけモノは良くなってゆく】
 
という話。故に、別に誰かに頼んで塗ってもらおうとも思わない。
代かきに必要な水深なら、この踏み潰しのみで充分に事足りるのだ。代かき以降は、
特に水深が必要になってくるので、どうせ助錬で全てのアゼに泥をよそっておかな
ければならない。何を言いたいのかと言うと、機械でこさえたアゼよりも、助錬で
泥を塗ったくったほうが水持ちが良いということだ。面倒くさいかもしれないが、
そのほうが水を無駄遣いしなくて済むし、雑草管理の上でも安心が出来る。
 
 
ただし、この踏み潰し作業は、安全面から考えると重大な問題がある。というか、
本当ならやってはいけない部類の作業かもしれない。ぬかった田の土、そして機体が
大きく傾斜する作業姿勢。うっかりすれば横転だ。
 
20170331_112544(0).jpg
 
畦畔の高さが30cm前後になってくると、流石にその危険性が非常に高い。
その場合は、無理に片輪をアゼのてっぺんまで乗せず、中腹を潰すような感じで、半分
乗り上げるようにし、あとはアゼ側のサイドクラッチを適宜踏み込みながら、前輪を
振り動かして、その側圧により、アゼを固めるという手を使うこともある。(上写真を参照)

私はやっちゃイカンと言っているけれど、載せる以上やりそうな人がいるのは当然。
以下を読んで、理解出来ないなら、絶対にやらないでください。
理解した上で、怖いなと思う人もやってはいけません。
やって失敗しても、誰にも責任転嫁しないという鉄の意志のある方は、どうぞ。

踏み潰す際は、四駆を入れ、内側(田んぼ側)のストレーク(爪車輪)は必ず出して、
少しでも横転に対して踏ん張りが効くようにしておくこと。アゼ側のストレークは
畳んだままにしておくと良いが、面倒なら写真のように出しっぱなしでも出来なくは
ない。【田面がカラカラに乾いていても、ストレークは出すこと】また、操縦中に
横転しそうだなと少しでも感じたら、速やかに、車輪を田んぼ側に落とすこと。
粘るとロクなことにならない。また、カマ(深み)がある区間ではこの作業を絶対に
行ってはならない。アゼの高さ、田んぼ側の作土深さが一定になっている場合、
出きるだけトラクタの重心位置を下げるため、アタッチをアゼのギリギリまで降ろし
てやるのも良い。

尚、トラクタの重心位置は、アタッチの位置だけでなく種類によっていくらでも変化
する。故に、アタッチ装備状態での明確な傾斜限界は誰も知らないと考えるべきである。
恐らく、装備状態で30度までは持たないと考えるべきだ。土の沈みこみまで考慮
すると、傾けて良いのは20度前後だと思われる。それ以上まで試す勇気が自分には無い。

デコボコ耕起

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排水があまり良くない畑でも、妻はなかなか高畝を作らない。サクは引くので、それで
充分なのかもしれないと思う。また、マルチを張ったりする際に高い畝だと少々面倒も
あるかとも思う。

だが、栽培期間が長い作物ほど、排水には気を配っておいて損はない。
でも、高畝をこさえる気も余裕もないとするのなら、どうするべきか。 

20170330_180412.jpg
 
畝間となる部分だけ、可能な限り深耕とし、圃場端の土手まで繋げるのはどうだろうかと
思い、試してみることにした。写真中央の黒っぽい部分のみ、両サイドの2.5倍は深く
耕してある。
 
深さは、手首の少し上まで。20cm以上はある。 
 
20170330_180544.jpg
 
ここは、以前に重機でこっぴどく踏圧されたところ。流石に一度では起こし切れず
四回ほど耕耘機(FF500)を通してようやくこの深さ。
しかし、掘れば掘るほどに重粘土。放置しておくと、すぐに下の方はカチカチに戻る。
早めにモミガラなどを多量に深くまで混ぜておいた方が、排水効果も長続きするだろう。

少しずつ、粘土がほぐれて

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一年越しで改良を続けてきた転換畑も、そろそろ初の作付けが近い。
溝も掘りこんだし、ビオトープも併設した。事あるごとに、モミガラやヌカ、薫炭など
投入しては耕起を繰り返した。現在では、それなりに乾くようになっている。
 
20170323_111445.jpg
 
特に、改良資材を集中して投入してきた写真左側の部分は、同じ圃場内でも特に
排水が良くなっているのが解る。雨が降っても、三日目にはこれくらいまで乾く。
土塊も、だいぶこなれてきており、一年前と比べると見違えるようだ。
 
 
それから一週間後、要するに今日、作付前の最終調整を兼ねて、諸資材と元肥を散布。
  
20170329_172310.jpg
 
ダメ押しの燻炭、ヌカ、発酵鶏糞、モミ酢希釈液など。 
明日か明後日にでも耕起して、一か月ほど寝かしてから、いよいよ作付となる。
ようやく畑になってくれたかと一息つくことが出来そうだが、果たしてしっかり育って
くれるか、色々と楽しみだが、不安もある。とにかく、近隣から調達または自前で用意
出来るもの主体で、やれるだけのことはやった。
  

上記の資材は、田んぼへも投入。 

20170329_172306.jpg
 
昨晩も雨が降ってしまったので、非常に散布が辛かったが、四反弱ならまあ、人力で
投入したとしても無理のない範囲の負荷。ここも一緒に耕起しておこう。
昨年は、全く乾かせなかったが、今年の田んぼは、そこそこマシな状態。これなら
多少は先も明るいだろうか。

畑も田んぼも、少しずつ土の様子が変わってゆくのが楽しくなってくる、今日この頃。
独りよがりだったとしても、出来る限り資材を自作出来るようになってきたから
余計に面白く感じられるのかもしれない。

先月、キョン(外来の小さな鹿)を捕まえた知人のところへ行って、の締め方と捌き方を
教わった。仔キョン一頭ぶんの肉は、持ち帰って食べたら異常な旨さだったので、あっと
言う間に無くなってしまった。

そんな事を知ってか知らずか、その知人から今度はイノシシが一頭あるからと連絡が入る。
というか、いきなり持って現れた。流石に締めてはあった。こちらとしては
血抜きが済んでいるので有難い。

20170314_144305-1.jpg
 
で、60Kg位のオス。そこまでのサイズでhないが、少々戸惑う。どうすんのコレ
とか言いながら、妻とお義母さんにも手伝ってもらって、どうにか解体。その様子は、
載せてもいいかなとも一瞬思ったが、今回は割愛しておこう。
現在は、イノシシ肉が冷凍庫を占拠している。
 
こちらは獣害の特に多い地域。ジビエを楽しむことが出来るようになったのは、
傍目には面白そうなことかもしれない。だが、いつ農産物が被害を受けるかと、
こちらは常にヒヤヒヤしている。

罪もない生き物を・・・という気持ちも無いわけではないのだが、色々と背に腹は
代えられないもので。
 
本当、どっちが悪者かと言ったらまあ自分たちのほうだと思うけれど。
自分は人間なので仕方が無い。有難くお命、いただきます。

邪魔者かと思いきや

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琴(二弦琴)と尺八によるデュオユニットを職業として半世紀以上続けている伯父夫婦と
先日話をしていたら、篠竹が欲しいと言われる。そういえば、だいぶ以前から篠笛を
自作していたのだっけ。

いやはや、篠竹なんてものは、草刈りにおいて最強クラスに憎たらしい植物。群落が
あれば徹底的に刈り込むまでで、利用方法など真面目に考えたことはなかった。

なるほど、伝統芸能での需要か。
どんなものがよいかと尋ねると、以下のような感じ。

・直径21-22ミリ程度
・地上から三節~四節上の部位を使用する。
・真っ直ぐで真円に近いもの
・一節の長さ500ミリ以上、厚みは適当で良い。
・一年ものはNG、三~四年ものが望ましい。二年ものは使えなくもないが音色は
イマイチ

で、写真のが見本。奥が深すぎて自分じゃあれだ。いや、見事な篠ですこと位しか
言えない。

20170226_193659-1.jpg



20170226_193727-1.jpg


そのへんの群落じゃあ、ノギス片手に歩き回っても、そうそう見つかりそうもない。
適度に間引きをして数年管理すれば良いものが採取できるようになるだろうか。
とりあえず片手間で探してみるか・・・なにかいい情報知ってる方がいたら教えて
欲しい。あ、コメント受け付けられるように設定し直してなかった。

それにしても、釣竿用の竹とかも手間がかかりそうだ。
どんなものでも、ニッチな需要はある。けれども、それで仕事をしようとなると
ノウハウを知っている人間が殆どいないので、物になるまでに時間も手間もかかるし
頭も使う。こういうのは、奏者兼制作者である伯父と相談して進めるしかなさそうだ。

岩割り(水路掘り)

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本日も、あっさり目でゆこう。内容そのものは、かなりの重作業だったが・・・。

これが昨日の写真。ここで泥遊び。 
20170316_154123.jpg

昨日の記事に少し載せたビオトープの水位を下げるために、右奥の溝を刻み込んだ。
って、また溝掘りかと思われるに決まっているが、今回は普段とは状況が違う。
ただスコップ一本で掘れる溝など、たいした労力でもないし簡単なものだ。
二度言うが、【刻む】作業である。

して、状況は 

20170317_120010.jpg
 
岩!掘り下げようとする区間の下には、こんなものがギチギチに詰まっている。

ビオトープを掘る際に、ユンボでも難儀した部分を掘らなければならない。
それを行わなければ、ビオトープの最低水深は40cmのまま。それでは苗代に
使えない。最初にユンボで掘れば良かったのではないかという話もあるが、キチンと
測量して工事している訳ではないし、掘りすぎるとそれはそれで厄介なので
ざっくり造成し、あとは人力作業で微調整と考えたまで。
 
岩なので手強いには違いないが、岩そのものは粘板岩というか脆いものなので、
マトックでちまちま割ってやれば、そのうちどうにか出来る。 
 
20170317_115948.jpg
 
ひたすら振り下ろし、少しずつ割ってはその破片を助錬で掬い上げ、水の流れを見ながら
また崩しての繰り返し。そのうち、予定区間より先でも流れが滞りはじめたので、
そちらも掘り下げざるを得なくなり、途方に暮れながらも結局排水路全体を掘った。

申告やら、外で仕事やら、朝市やらプチマルシェやら、合間を縫ってのモチづくりやらで
どうも更新が開いてしまう。
その間、ネタが無かった訳でもなく。かといって、事細かくそれを書く気にもならず。
で、何があったのかをざっくり目に。

20170316_154123.jpg
 
うん。念願の苗代を兼ねたビオトープが掘れた。
掘る様子は、後日別に上げることにしよう。
掘ってから、2~3度雨が降り、それなりの池となった。現状で水深は40cm。
このままでは苗代にならない。さて、どうするか。
 
 
そろそろ、田んぼの準備もしよう。種まきはもう始めても良いかなという感じ。
なので、とりあえず、昨年秋から放置していた草を刈る。
 
20170316_121422.jpg
 
刈払機だけでなく、折角なのでコイツも連れ出してみた。それなりに便利だし、狭い所も
楽に出来るのだが、どうも道路沿いの畦や法面には採石が多くていけない。樹脂ボディが
経年変化しているかもしれないので、今後は石を拾いやすい場所で使うのは止めよう。
それと、想像よりも燃費がよろしくない。セッティングで少しは改善させられるかも
しれないが、いずれにせよ今後試すことが増えた。

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