千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農

千葉県で新規就農を果たした若者の新規就農の軌跡を、BLOGでお伝えしています。千葉県での新規就農を目指している若者の参考になれば幸いです。

新規就農者ブログ

2017年2月

風が吹いてもモヤ晴れず

| トラックバック(0)

やたらと強風が吹く。今週に入ってから四日のうち、台風クラスの強風に見舞われた
のは三日。トンネルも飛ばされるし、様々な作業に支障が出る。

20170220_160207-1.jpg
 
早朝なら、割と風がそこまで強くないため、この程度なら・・・と思って、くん炭を
焼いてみたら、積み重ねたモミガラが1/3位飛ばされた挙句、焼けるのが早すぎて
灰が多くなってしまう。モミ酢を採取するためのドラム缶も倒された。
本当に徒労となってしまったが、まあ火災が起きなくて良かったとも思いながら後片付け。

就農して以来、まだ10年も経ってはいないのだが、どうも毎年春先に吹く風が
年を追うごとに暴力的になっているように思う。それなりに農業被害もあちこちで
出ている事だろう。あまり表だって取り沙汰されることも無いが、世間的には、
『今日は風が強かったね。』程度の認識なのだろうか。電車が止まったとか、
トラックが横転したとか、電柱が倒れたとかはニュースになるものの、ハウスが
飛ばされて泣いている人というのは、恐らく竜巻か台風の時でもなければ報道されない。

こういった気象自体は、どう考えても異常なはずなのだが、それも最早日常的なものと
片付けられているような気がしてならない。仮にそうだとしたら、それこどが最も
異常な事だと感じずにはいられない。
人の営みが関係して、このような気象になっているとは断じて言い切れないが、以前と
比べてみて明らかにおかしくなっている事に対して、誰も何も言及しないのは、皆が
見て見ぬふりを決め込んでいるように思えてくる。皆、自分たちに非はないと思い
ながら生きていたいし、何か事が起きたのならば、誰かのせいにしたい。でも、誰を
責めてよいか解らなければ誰も悪くない。だからその件はスルーしておけば良い。
そんな所なのだろうか。
 
少なくとも、こういった気象が更に酷くなってゆくようであれば、自分は耕作を続け
られるか自信がなくなってゆくだろう。手をこまねいているだけではいけないと
感じる。これを問題として肌で感じている人がいたら、一緒に何が出来るか話し合い
たいものだ。

 
そんな、モヤモヤした気持ちも、食事の時には無くなって欲しいものだ。
 
20170220_132752-1.jpg

一昨日のランチ。仔キョンの前足プレート。先日絞めるところから捌き方までを知人に
教わった際に持ち帰ってきたもの。若いのもあるだろうが、大した手間をかけずとも
こんなべらぼうに旨いなんて肉は、本当に久し振り。

今日は後ろ足も食べてみた。しかし前足のほうが歯触りもよく、緻密かつ広がりのある
味がしたのは気のせいだろうか。

レバーやハツも赤ワインに漬け込んで楽しんだ。背ロースは、やや強めに焼いても箸で
簡単に切れるような肉質。

ただ、キョンは特定外来生物である。生体移動が禁止されているので、捕獲したら
必ず殺すしか無い。日本にいてはいけない生き物を食って感動するというのも、また
もモヤモした気持ちになるものであった。

(前編はこちら)
http://agri.inaka-nikki.net/shinkisyuunou/post-703.php

前回の紹介から、この後編を書き始めるまでに一か月強が経過。
正直、草の無い時期にレビューを書き始めてしまったので、後編はもう少し緑の増える
時期まで投稿を延そうかともようかとも思っていた。けれども、あれから時々時間を
見つけてブレードを研いだり、ワイヤー類のメンテナンス、キャブレターの調整などを
行って、まあ使用しても安心かなという所まで来たのでやっぱり紹介するとしよう。
 

改めて、この機体は ホンダUM-T12。 1985年製。新品に近い状態で四半世紀
以上放置されたもの。 当時の自分は小学校低学年。世間は科学万博や日航機墜落、
などが大きな出来事。わざわざマニア的観点から考えると、スーパーマリオ、ゲーセン
ではグラディウスやスペースハリアーなどが大きな話題に。鉄道ではシャークノーズの
新幹線100系、山手線では205系が登場した時代。ここらで当時のテレビ番組
なども思い返し始まったが、そういうものを振り返るのが趣旨ではない。

とにかく、幼心を思い出してみても巷の人々が曇りのない未来を予感し、それに
向かって突き進んでいたような時代だったように感じる。そんな中で登場したコイツは、
草刈りという地味な使い道ではあるのだが、設計思想、仕様、デザインの全てに渡って
冗談抜きに未来から来てしまったような印象さえ受ける。それくらい革新的だ。

エンジンは空冷2サイクル。排気量は55cc。刈り幅は30cm、乾燥重量30Kg
前進/後退ともに一速。これだけ書くと、別になんということは無い小さな草刈り機。
ただ、専用設計とも言えるバーチカルエンジンが当時の開発・生産力に余裕があった
事を窺わせる。本機はそうまでしても軽量で低重心でなければならないという点が重要。

20170220_125155.jpg
 
パット見、古臭さを感じない。少しだけレトロさを感じる点があるとすれば、 
ハンドルやマフラープロテクターなどにメッキパーツが使用されている事程度。
メッキの金属部品は、メッキ工程における環境負荷が大きいから、近年ではあまり
使用されなくなっている為だ。無鉛ガソリンの青いステッカーが辛うじて製造年次を
主張している。

見た目はゴツいが樹脂で出来ているカッターデッキなどは、芝刈り機などでも2000年
代に入ってからでなければあまり見られない構造。極端に理解されないであろう例え方を
するなら50ccのGPレーサー【ブルタコ50】が、70年代中盤に既にカセット式
ギアクラスター構造を備えていたような先進性。なんというか、こういう例え位しか
思い浮かばないくらい全体が変態的に極まった構成となっている。いや、ブルタコ50は
モノコックフレームなので、樹脂ボディを例えるのならそちらなのかもしれないが、
現在も二輪車のモノコック構造は一般的でない為、そういうことで。因みに車輪も樹脂
製と徹底している。
 
どうも話が脱線しやすい。以降は実際に使用している様子を踏まえながら、本機の
特徴を解説してゆきたい。

ハイト(刈り高さ)調整機構は四段階、左右前輪に装備。後輪位置は固定。
後輪が固定でも、そこまでの不自由さを感じることは無かった。
 
20170220_125334.jpg
 
調整方法は、一般的な歩行型芝刈り機のそれと同様。
  

それでは刈ってみよう。出来れば少しは緑色の草も生えているところで。
 
20170220_125511-1.jpg
 
なんというか、ものすごく普通に刈れる。刈り幅が狭いので、広大な面を刈るのに
向いていないのはこの時点でお察し。だが、それまでの【いわゆる草刈り機)と違う
考えで造られているから先進的なのだ。後輪(駆動輪)が大径なので、2駆でも走破性は
今のところ良好。

そういえば、本機の開発に関わったという知人がいるのだが、久方ぶりにコレを見た
ご本人の曰く

『あれ、大きいなこれ。こんな大きかったけかな。試作機はもっと小さかったはずだけど。』
 
という事だったので、もしかすると試作機では走破性や想定する草丈に関して難ありで、
大型化したのではないかとも考えられる。そのうちまた情報があれば、本記事に書き
加える事があるかもしれない。

強風があると、ビニールトンネルがめくられて困る。すぐにめくられてしまうのは、
農ビやら、パイプの長さやらのセッティングが良くないのではないか妻は言う。
まあ、それで改善するのなら行うべきではあるのだが、そうすると既存のパイプ類の
使い道が減少すると同時に、新しい資材を購入しなければならなくなる。
こういうのは、正直頭が痛くなる話。一度や二度ならともかく、毎度毎度そのような
事をしていたら、使わないモノが増える上に何処にも利益が残らなくなる。

なので、ゆくゆくはそういった資材を何か別なもので置き換えることが出来るように
手だてを整えてゆかねばならない。身近にあるもので鉄パイプの変わりになるものは
竹が順当だろうか。資材として使用するには適切な採取時期を逸してしまっているが
実験なので、この際どうでも良い。

20170217_163600-1.jpg
 
そんな訳で、作業場の傍に転がしてあった破竹を割り、何本か適当に炙って曲げ、
コンパネの端材にビスを打っただけの簡易冶具に挟んでみる。
短冊は長さにして120cm程度。
 
 
炙るのは、カセットボンベのガストーチが非常に使いやすい。だが、沢山曲げると
なると燃料が勿体無い気がするので、その際は別の手段を考えたいところ。

20170217_163744-1.jpg
 
フリーハンドで曲げるにしても、万力などがあった方が曲げやすい。
軽く炙ると、竹の表面が汗をかいたようになり、鮮やかな緑色とともにワックス分が
出てくるのので、その辺りで一度火を遠ざけ、他の部位を炙る。そんな感じの繰り返しで
全体を少しずつ曲ると良いらしい。

 
と、曲げる前の話を忘れていた。節の部分はナタで落としておきましょう。
 
20170217_163659.jpg
 
曲げる際には、節以外の部分を炙るのが基本。

知らない野菜いっぱい

| トラックバック(0)

毎度毎度、機械整備やら木こりやら溝掘りなど、農業の付随作業ばかり載せている
当ブログ。コイツが農業をしているのはなんとなく分かるけれども、一体何を栽培
しているのかという疑問なんぞ知ったことかとマイペースで更新をし続けてきた。
と、言う訳で少しは作物そのもの(出荷している野菜)を公開せねばならないだろうか。
  

この時期は、このような作物が・・・。って、なんだコレ。

20170214_165844.jpg
 
パッと見て、大方の野菜の名を言える人は、よっぽどの野菜マニアかシェフの方だろう。
ルッコラ位なら答えられそうだが、ツリーケール、ソレル、タルティーボ、カステル
フランコときて、赤水菜。いったいどこの国の野菜なのだか。
とにかく、見慣れない西洋野菜や、新品種などが、【農園タロとあき】の主力で、
そこにエディブルフラワーを加わることによって、だいぶ注目を集めているようだ。

で、その戦術を自分が考えたかというと、別にそんなことは無い。妻がやりたいように
やったらそうなったとも言える。なのでこれら作目は、妻が選定し栽培管理も本人が
やってきたもの。こと野菜に関して、自分が関与する部分は主に土づくりや資材の
調整、耕起や草取りなどの管理作業、定植・収穫もやるけれども、育苗や日常管理は妻。
自分も、少しは野菜の面倒を見たいと思う時もあるのだが、いかんせん圃場に空き
スペースが少ない上に、自分自身もそこまで動けない。そのうち、例によって
おかしな栽培方法を野菜でも確立させたいものだ。


ついでに、タルティーボという手間のかかる野菜について少し解説しておこう。
この野菜(一番上の写真中央に移っている赤と白の野菜】、収穫直後に食べることは
出来ず、そのまま根っこを水にさらしつつ、2~3週間ほど遮光をして軟白化させないと
いけない。生育期間も長い。
これは面倒くさいというか、随分変わっているなぁと思う。どうしてそこまでして
食べようと思うのかと。

20170111_091546-1.jpg
 
幸い、作りかけのビオトープがあったので、一か月ほど前からここで軟白化させている。
どのようにして行えば良いかはノウハウが無いので、とりあえずコンテナに入れたまま
根っこを水に沈め、その上に防草シートを被せ、更にその上に農ビを被せて保温。


20170111_092504.jpg
  
上手くいったかどうかはどうも判然としないが、とりあえず出荷しても大丈夫な状態に
なったのは良かった。言われているよりも時間がかかったのは、水が冷たいから
だろうか。本来よりもだいぶ小ぶりなのは、生育環境があんまり良くなかったため。

やったことの無い作物なんて、一年目は大体こんなもの。
最初から最後まで通して知ることが出来ていれば大丈夫。今年はもっと良い物が出来る
ことだろう。

最後の難関

| トラックバック(0)

一日中畑に陰を落とすヒノキの伐採も、七本目のこれでラスト。
最後まで残したこの一本、以前説明した通り栗林や畑がある関係から、傾いだ方向とは
正反対の向きへ倒さねばならない。チェンソーのバー長よりもかなり太い木で、倒す
方向にもチルホールをかける木が存在しない。傾いでいる方向への伐倒ならさほど
苦ではないのだが、それに逆らってとなると難易度がハネ上がる。

20170131_165134-1.jpg
 
たかだかこの程度の傾ぎかと思われるかもしれないが、実際倒すとなると想像以上に
神経を使うものだ。
 
 

トラクタで引っ張って倒すにしても、ロープを掛ける位置はそこそこ高くしなければ
ならない。軽トラを木に横付けして、荷台から4mのハシゴをかけ最上段まで上った
所に立ち、胸のあたりの高さにビスを打ち込み、そこへロープを二重にかける。
高さにして6m強
 
20170213_115356.jpg
 
ハシゴを外したら、速やかにロープを延長。そして木の根張り切り。
ロープは木の推定長さよりだいぶ先まで伸ばしてやる。ベクトルの向きを考えてみても、
引く際の角度は出来るだけ浅い方が良い。トラクタにロープを結ぶ際は、極力本体に
近い(重心位置に近い個所)点を選ぶこと。

ロータリーにあるパイプなどは、いかにも結びやすくて良いと思われ勝ちだが、こと
こういった重加重を加えるような場合は、特に牽引力を重要であるため、そこを選んでは
いけない。引いた際にトラクションが不足(後輪を支点として、ロータリーが下がって
前輪が浮くような状況)するようでは危険なだけで意味が無い。

尚、牽引中はトラクタを四駆に、ロータリーは地面スレスレにまで下げておく。
言わずもがなだが、一応説明すると牽引力の確保とウィリー防止策である。

思ったより広い

| トラックバック(0)

先日倒したヒノキの枝葉をひたすら焼いて片付ける。
同時に、周囲の刈りこみを更に行い、いよいよヤブ化していた圃場の全貌が見えてくる。 
 
IMG_0188.JPG
 
ここの土地、地目は水田。近くに用水も溜池もないのに、どうやって耕作をしていたの
かと思うが、確かにまあ畑より一段下がっているし、過去には出来ていたのだろう。
 
これで、あと一本ヒノキを伐採して、周囲の竹を刈りこんで始末すれば、ここも一応は
それなりに利用方法のある土地になるかもしれない。
それでも、日当たりはやっぱりイマイチだし、水はけも良くない。
無理して使わないといけない場所なのかというと、実のところそうでもない。
だが、自作地なので草刈りなどの管理は常時必要になる。と言うか、荒らしておくと
イノシシなどの獣害を招きやすくなる。

植樹でもするか・・・半日陰の湿地を好む作物を探すか・・・。
ちょっとすぐ耕してどうこうという気持ちにもなれないのだが、香取時代に死ぬほど
味わった、何も植えずにただただ管理するという不毛なことだけは繰り返したくない。

とにかく、『どうにかせい。』と命令されたのならこの上なくやりたくない仕事だが、
自らの意思が、『どうにかしないと。』となっているので、管理を放棄することが無い
のは確かな話。うん、これからも少しずつ改良してゆこう。

無料資材との付き合い

| トラックバック(0)

シイタケの菌床を入れ替えたという連絡が来たので、早速廃菌床を頂いてくる。
昨日の温床だけでは使いきれないので、畑でも使ってみようということに。
 
とは言え、ここ全体に使えるほどの量では無い。
これまで、あまり改良資材を入れる事の出来なかった区間に集中して入れた。
本当は、既にくん炭やモミガラの沢山入った区間へも投入して、比較試験をしたいのだが
それを行うとなると、多分今回運んだ量(軽トラ二台分)の3倍程度は必要になってくる。
故に、もう少し小さい区画でやるべきだろう。
 
20170207_154848.jpg
 
で、この菌床は割と固いので、一度ロータリー耕をした程度では上手く細かくならないし、
土にもまぶせない。都合、三度以上トラクタを通すことになってしまった。
ついでなので、ここだけでなく圃場全体も再度耕起しておく。
 
このシイタケ菌床、入れ替えたばかりなので、まだまだシイタケ菌が生きている。
 
20170207_155031.jpg
 
栽培業者の曰く、

『白っぽい部分が多いものはまだシイタケが生えてくる。風呂場などの湿ったところに置いて
おいてやれば良い。』

らしい。そのうち試してみるか。 

作り直してみる

| トラックバック(0)

こんなにテキトーに竹を組んで、今度は何をしてるんでしょうね?

あ、はい。昨年に作ってみた踏み込み温床は、どうにも小さくて発酵熱が上がりにくい。
その上に、地面に熱を奪われてしまっていて、温床として使うには不都合ばかり。
要するに、失敗作だったので、作り直し。妻が自分で作り直すというので、こちらはお手伝い。

20170206_133805-1.jpg
 
今回は、地面より上に発酵材料を積み重ねてやろう。竹を使うのは、タダでいくらでも調達
できることと、中空なので断熱高価が高いことの二点。竹の内側には、ついでにワラも挟んで
保温効果を少しでも上げてやりたい。
 
 
で、、枠の内側は土を20cm程度掘ってある。、完成後、いくらトンネルを被せてやるとは言え
そのままだと、いずれその窪みに水が溜まることになるだろう。
なので、例によって水の浸透穴を掘る。

 
20170206_135026.jpg
 
粘土の層は、約2m。そこまで掘って、やっと砂の層に変わる。
ダブルスコップの長さが150cm足らずなので、2m以上掘るのは結構大変。スコップの取っ手を
延長するパイプを作っておいたほうが良いかもしれない。

しっかりしたヤツなら研ぐ

| トラックバック(0)

知人からお年玉だと言われ、チップソー11枚を渡される。再研磨して欲しいとのこと。
一枚200円で請け負うことにした。 
以前から、時々頼まれて研いではいたのだが、一応ダイヤモンドディスクの消耗ぶんと、少々の
手間賃ということで今後は有料になった。
 
チップソーを研ぎ始めたのはいつだったかは記憶に無いが、多分就農して一年もしないうちに
研いでいたと思う。時々、自分のもの以外に、時々人に頼まれては何枚かを無料かラーメン
一杯くらいで受けてきた。

で、持ち込まれるチップソーは大体国産品で、それなりの品質のもの。
要するに、【研ぎだして使用する前提があるもの】を持ってきてくれるので、知っている人だ。
二枚で千円以下のものを持ってくる人は見たことがない。
消耗品ひとつにしてみても、考え方によってきっちりと棲み分けがなされている。

頻繁に草刈りをする自分は、当然ちゃんとしていて相応の価格もするけれど、長持ちする品を
選ぶ。チップの飛びにくさは作業安全に、切れ味の持続は機械の寿命や燃費に効いてくる。
そして、それら要素すべては自らの疲労にも関係のあることだ。
それでも、チョコチョコしか草刈りをしない人は、別に安売りの使い捨てチップソーでも構わない
だろう。時代の趨勢としては、使い捨てが一般的で、再研磨派は通か職業人という感じか。

20170202_112745-1.jpg
 
今回のはバクマ製が9枚。その他、素性のわからないものが2枚。
再研磨が可能だったのはバクマ製のみ。シノ竹のヤブを一日中高回転で刈ったりしている
はずなのだが、意外とまだまだいけるものだ。そこまで高価でもないのがまた良い。

 
作りの良いものは、研ぎ直すと新品ばりに切れるように戻ることもある。

20170202_112851-1.jpg
 
良い感じにエッジが戻った。ただ、もう終わりかけの砥石を使っていたので、チップに熱が入り
少し焼けてしまった。残念だが、ロウが溶けてチップが外れたりはしなかったので、まあ大丈夫
だろう。
 
それにしても、チップソーを殆ど買わなくなった。昨年購入した新品は実に一枚のみ。
経済的な負担が少なくなるのはこの上なjく良いことだが、どうも刃物を色々試したくても試せ
なくなった。それはそれで、少々面白みに欠けるのも確かである。
 

で、なんでこんな時期に研ぎの依頼が来るのだろうか・・・。この記事もあんまり需要無いな。
最初は簡単な研ぎ方講座なんてのも考えてはみたが、それは草刈りの大変なシーズンになって
からにしようか。

一年越しで乾い田

| トラックバック(0)

前回から、ダジャレにもなっていないような、しょうもないタイトルが続く。どんどんおっさんに
なってゆくことは摂理だとして、こういう表現のほうが、言わんとすることは伝わるのではないかと。
 
うん。つまり、こちらへ居を移してからというもの、この田んぼ全面が写真のように乾いたという
のは初めてだという話。先月の初旬に、全面を耕した際は、割とぬかるみもあったのだが、
ここのところ好天が続いたこと、同時に寒波によって土が凍ったり溶けたりを繰り返したことで
一気に田の乾燥が進んだ。

20170201_154906.jpg
 
前回の耕起だけで充分に乾燥しているのに、何故またトラクターを入れているのかというと
宿根/塊茎性の雑草を更に寒気に当てて減らしておくことが一つ。そして、前回より少々
深く土を起こしてやり、なるべく土中深くまで乾燥させておこうという目的あっての事。


本当は、一年前にこうなっていれば良かったという話なのだが、昨年冬の段階ではそれが
叶わなかった。田んぼ外周に幾重にも刺さったままの畦畔板があったことをはじめ、田面の
高低差が酷いこと、雨天が多かったことなど、様々な要素に作業を阻まれ、その対応も空しく
田植えに突入してしまった。
前任者には申し訳ない話だが、原因の殆どは余りにも田んぼを乾かすということに対して
無頓着な管理がなされていことによるものだと言わざるを得ない。以降、丸一年を費やして
手直しをしてきた訳だ。 

乾かない田は、次第に深みが増える。有機物を投入しても、満遍なく分解してくれるかどうか
は怪しい。その見極めをしくじると圃場での生育ムラが出やすくなる。先ほど書いたような、
宿根性雑草も繁茂しやすくなる。機械の痛みも大きくなる。こういう田で、化成肥料を用いずに
強引に収穫量を上げようというのは相当に難しい(可能性は否定しないが、多分自分には
無理)。冬季湛水とか、不耕起とか、無肥料栽培とかを実践するにしても、もともとの素性が
悪いよりは、好条件が揃っていたほうが良いだろう。よって、自ら考案した妙な農法を行うに
しても、不具合があればひとつずつ潰し込んでから臨みたいものだ。例え、その下準備に
数年かかろうとも。
 
 
湿っていると普通に耕すだけでも相当の負荷となる強力な粘土質の土壌も、だんだん土塊が
こなれてきた。ここまでくると、本当に作業が楽になってくる。トラクタのエンジン回転数も
下がり、燃料消費も少なくなった。

20170201_163443.jpg
 
これが済んだら、春の耕起の間までは田んぼに入らないつもりだが、それまでの間に自作の
補助資材を充分に用意しておこう。
  

そうそう、乾いたと言えば田んぼの横にある転換畑の土も良い感じに。 
 
20170201_163842.jpg
 
もともと田んぼではあるが、こちらは土塊が更に細かく、そしてサクサクになってきた。
とかく、重粘土の土壌は、小型の機械を寄せ付けない事が多々あるのだが、このレベルに
までなれば、今後はトラクタでなく管理機でも充分に対応が出来そうだ。

昨年の春から湧水を排水するための溝掘りを開始し、真夏に草を全面刈りこんで、以来耕起と
資材投入を繰り返してきた成果がようやく感じられるまでになった。結局、こちらも一年越しか。

一年前の手掘り暗渠から始まり、竹林や植栽の除伐、転換畑の整備ときて、ようやく、普通に
農業を行うことの出来るラインに立てただろうか。香取時代は、そのラインに立つまでに三年
くらいかかった事を考えると、多少は学習しているような気がする。
 
 
新規就農というのは、つくづく序盤の難易度が厳しい。開始時の設定をミスると、すぐに無理ゲー
化することもしばしば。今回の婿入りも、思い返してみると、それと紙一重の所だったのでは
なかろうか。ああ、怖い怖い。

自分は常人だという自覚のある人は、良い条件でスタート出来るようになるまで、無闇に飛び
込んじゃいけません。そうでない人は、どんどんやってみて、取り返しのつく範囲で失敗して
ください。150万円の補助金があるからやってみようなんて人は、とっととお帰りください。
冗談抜きに。

<__trans phrase="run-periodic-tasks script is running...">