千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農

千葉県で新規就農を果たした若者の新規就農の軌跡を、BLOGでお伝えしています。千葉県での新規就農を目指している若者の参考になれば幸いです。

新規就農者ブログ

2016年7月

バカは休み休みやれ

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真夏になってから、ようやく転換畑外周の溝掘りを再開。
冬野菜の作付を前になんとか、ここで露地野菜を育てることが出来るようにしておかなければ
流石にマズい。
  
その為には、まず・・・ひたすら外周の溝を掘り下げて地下水位を下げてやること。
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とりあえず、軽く掘ってあっただけの溝の拡幅と深堀りする。
この水路は、田んぼを乾かす際に湧水の排水路となる。(現在田んぼ側へ水を流している水路
は堰き止めて、コンクリートの側溝のある反対側へ水を流す)一部が繋がっていないのは、
現時点では、湧水の全量を田んぼへ流し込む必要があるため。田の落水と同時に開通予定。

田んぼがシーズンオフの間は、この溝に水が流れ続けることになるため、簡単に詰まったり
泥が溜まったりすることの無いようにしておかなければ。

溝の両サイドを削りこみながら、少しずつ深くしてゆく。
大汗を無視して作業し続け、息が上がってきたら都度に休憩。大体、一時間強に一度は
休みを取らないと、頭がクラクして体がだるくなる。もしもそうなったら、迷わず帰って昼寝
するしかない。無理すると結局時間をロスするだけだ。

それにしても疲れた。飽きた。いい加減他の作業がしたい。
 
そうね。ただの溝掘りに飽きたのなら、水路を掘ればいいじゃない。
いや、全然掘りたくは無いのだが、ここはここで泥が溜まったり、ミズゴケが溜まって流れが
滞ったり、水路のなかから雑草が生えてきたりしていて、近頃は田んぼに流れ込む水量が
減ってしまっている。
 
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仕方がない。畑・田んぼの今後のために、またしても掘りこむ。
正直。こんなに溝を掘る人なんて今まで見たことない。
いつからこうなってしまったのか知らないが、最早この作業から逃れる術は無い。
一度掘りこんだ溝は、延々メンテし続けなければならないからだ。

では、コンクリのU字溝でも埋めてしまえば良いのかもしれないのだが、それは嫌だ。
河川でも用水路でも、排水のことだけしか考えていない三面張りの考え方が大嫌いなのである。
なにしろ、殺風景で面白くない。生き物にも全然優しくない。灌漑の際、上から下の土地へ
順繰りに水を落としてゆくという、傾斜地における灌漑の基本的な考えかたという点から見ても
ただただ排水に特化した三面張りは、折角の位置エネルギの無駄遣いでしかない。
とかなんとか、三面張りの悪口を書き始めるとどうにも話が脱線するので、もう止めよう。


うーん・・・こういう奴はもうお放っておくしかないんだろうな。救いようがない。
効率とかを無視して随分とアホなことしているなという自覚はある。
それでも三面張りは嫌なのだ。だったら、せめて休み休みマイペースで溝をこさえるのみ。

非常識農法かくありき

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取り放題のモミガラ砂漠も、流石にもうおしまい。それでも、いい感じに堆肥化したような
ものも手に入るため、敢えて取りにいく。それはそれで、畑に突っ込むのに都合が良いのだ。
顔見知りになったおじさんと、少し世間話。育苗ハウスでトマトを育てているのは趣味だとか、
なんで半腐りのすくも(モミガラ)が良いのかなど。
 
おじさんが、仕事終わりだと言って帰ったあと、モミガラを詰めながら、ふと水辺の方へ目を
やると、気になるものが生えている。

モミガラ100%の大地で、堂々と育つ独り生えのイネども。
  
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このモミガラ砂漠、そもそも田んぼ一枚を有り余るモミガラで埋め尽くして出来ている。
モミガラの捨て場が無いので、豪快に田んぼ一枚をそのために潰したと言えば良いだろうか。
つまり、ここに生えているイネというのは、完璧なるモミガラ培地に育つ稀有な存在。
田んぼの土自体は30cmからなるモミガラ層に完全に被服されている。
そして、田んぼのが露出するまで手で掘り下げてみても、土を被服しているモミガラ自体は
さして分解が進んでいる様子もない。

モミガラのC/N比は非常に高く、分解も遅い。即効性のある肥料効果も期待は出来ない。
そして、水田の土もこんな状態になる位だから、当然無施肥。乾きもしないので乾土効果も
期待は出来まい。

なのに、この生育の良さ。
 
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何の品種かは知らないが、葉っぱ/葉脈の厚みは、これまでに見たことが無いほどのもの。
有効分けつは、一株あたり20本以上。穂の長さは20cm以上で着粒数は120粒/穂 前後
そりゃまあ、こぼれ種が勝手にはえてきたのだから栽植密度が低いので大株になるのは当然。
けれども、これだけの生育を見せ付けられると、自分が今まで一体何をしてきたのだろうと
感じるのは無理もなくなる。

しばらく、呆気にとられたように関心していたが、こうなってくるとイネの地下部も気になってくる。

植物の栄養剤なるか

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モミ酢を採取してから、放置すること二ヶ月あまり。タールやワックス成分も少しは分離が
進んだのではないかと思って確認してみることに。 とりあえず、この漬物ダルから見てみる。
 
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タールは、容器の底面に、ワックスは表層にそれぞれ分離する。そこで、中層あたりから
灯油ポンプで採取を開始。
 
 
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表面全体を覆うワックスに指で穴を空け、そこからポンプの管を差し込む。とは言っても、
そのまま突っ込んでも問題の無さそうな厚さしかないが、モミ酢は一応噴霧することも前提に
なっているので、極力不純物は混ざらないようにしておきたい。
   
採取したものをペットボトルに小分けしてみる。
 
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うん。不純物は確認出来ない。このまま更に放置して、尚もタールなどが沈殿
するかどうかは確認が必要かもしれないが。まあ希釈して動噴に入れても問題なさそうなレベル
と言えそうだ。

今年の穂はどんなもんかと

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丁度一週間位前から、イネの穂が出始めた。
品種は【ふさこがね】。就農以来、毎年植え続けている。
 
この品種、コシヒカリより十日ほd出穂が早い中性品種と言われているが、毎年思うのだが
どうも二週間は早く、実質的には早稲。周囲でも早稲として扱われている。

肥料喰いの多収品種、そして早稲とあっては、実は根本的に農薬不使用や有機栽培に
向かない厄介な品種ではあるのだが、スキル向上の目的も兼ねて、敢えていつもコレを必ず
植える事にしている。そして今回で八作目。出来は・・・どうなんだろう。草を抑えられたものの
それだけでは多収出来ないというのが見えてきた。
出穂が早いということは、植えてから分けつが増える期間も短くなる。
草を抑えるために、深水にしていると、初期の分けつは強烈に抑え込まれるため、充分に
茎数を確保出来ないまま最高分けつ期を迎え、そのまま穂作りの生育へ移行してしまう。
有効分けつ(穂が出る分けつ)の数は、平均して一株あたり12~13本程度で頭打ちか。
これでは、普通ならまともな収量を見込めない。普通では。

そう、どうも穂の長さが普通ではない。故に収穫量が読めなくなってくる。水深20cmを超す
深水栽培だと、どうも茎の太さに比例して穂が長くなるようだ。まるで、別物の品種のように。
昨年も、この品種ではないが、一穂あたり190粒を超す品種(関東HD2号・マンゲツモチの
二種)があったほど。残念ながら、いずれも出穂期に4~5日に大風が吹き荒れて受粉不良に
よるシイナの発生、更には登熟期に低温と雨、日照不足に晒されてクス米も多くなり、見た目
の半分程度の収穫量にとどまってしまったが。

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最初に出てきた穂は、長さが20cm強。着粒数は110~150程度(写真のものは115と
132)。生育の芳しくない株ほど、早く穂を出す傾向があるため、数日後に穂が出始めた株の
穂に至っては穂長23cm、183粒というもまで確認出来た。

参考までに【ふさこがね】は、これを開発した県ののデータによると、穂長18cmで中間型(穂数
型と穂重型の中間)とある。だとすると、本来想定されている着粒数は一穂あたり、多くて百粒
強程度ではなかろうか。
果たして、これだけの容れ物全てパンパンに実が入ってくれるのかどうかは、今後の経過次第
だが、どうにかモノにしてやりたいところ。

しかし、仮にこれらが見事に登熟したとしても、そこまでの数字にはならないだろう。
根本的に、茎の数が少なすぎる。

少し気が早いが、現時点おいての反省をしてみる。ここまでで大きな問題になったのは以下。

①以前と異なる土地故に、日当たりの悪い場所で育苗せざるを得ず、また、苗代での生育も
 イマイチと完全に苗づくりに失敗。活性が低く、初期からの深水に耐えられず欠株が増えた。
 ならびに、分けつ開始までに 時間を要した

②一株あたりの植え込み密度が少ない(1~3本)。また、植え付け間隔ももっと狭くして良い。

③誤って有機質肥料が多く入った区画は、初期生育も悪く、草の発生も多かった。

よって、強健な苗・深水栽培に見合った栽植密度と植え込み本数、適切な肥培管理と除草、
これらが揃えば、農薬不使用栽培でも慣行栽培相当の収穫量を見込めるという見通しが出たと
考えて良いだろう。

なんだか、書き出してみると当り前のことばかり。それでも当り前のことを完璧に積み重ねて
ゆくというのがなんとも難しい。こんなことを思うのもアレだが、どんなに栽培が上手になって
いったとしても、一生完璧になるということはないだろう。

数日前、知人のところの刈払機の様子を見てきた。なんでも、燃料を入れたら動かなくなった
という。それも二台。

混合燃料が濃すぎて動かなくなったのではないかというのが、向こうの見解だったが、リコイルを
引いてみるとやけに軽い。そして点火プラグを外してみると、どうにも焼けすぎで、全くすすけて
いない。これは嫌な予感がする。マフラーを外して、排気ポートからエンジン内部を覗き込むと
ピストンにかなり派手にスカッフ(縦傷)が入っている。

あ、コレ焼き付いてるね。二台とも。
とりあえず、焼き付きがどういう故障なのかを説明するために、エンジンを途中まで分解。
整備を覚えてもらおうと、一台は自分でバラしてもらう。

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原因は、オイル混合ミス。どうも市販の50:1混合油の缶を、2ストロークオイルと勘違いして
ガソリンと混ぜたらしい。
50:1の50倍希釈となると、2500:1。オイルなど入っていないに等しい。 そりゃあ焼きつく。
自力で修理する意思のある人たちだったので、ざっくり修理見積もり(部品代)を一万円前後と
伝え、その後の判断を任せる形で撤収。

このトラブルは、5人のメンバーで耕作を行っている団体で発生した。彼らは機械に関心も
あり、近頃は割と突っ込んだ整備も自力で行っているだけに、このポカは堪えたようだ。

誰が悪いという話ではなく、不特定多数の者が使うような機械類は、しばしばこういった事象に
見舞われる。それを回避したければ、最低限のレベルまで全体の意識/知識を底上げして
おかなければならない。少なくとも、混合油の缶と2サイクルオイルの缶の識別が出来る程度
までには。いや、それ以上か。整備作業や、整備に関する講習会などの際は、なるべく
多くのメンバーが参加出来るよう調整することが望ましいだろう。
 
とりあえず今回、壊れてしまったものは仕方がない。以降、自力で修理をすることによって
スキルが伸びるはずなので、部品代が授業料ということで納得するだろう。

後日、電話がかかってきた。
バラした部品を本体と一緒に販売店に持っていったら、買い換えを促されずにしっかりと
相手をしてくれたと喜んでいた。メカニカルな部分についても、分解時に指導があったので
それをもとに話をしたら、ちゃんと向こうにも通じたそうだ。

そう。それなんだよなぁ。ちょっと知っているだけでも、店の対応は変わることがある。
道具類で余計な出費をせずに済ませるには、関心を持つことが第一だが、そこにこういった
失敗も加われば、まあこの先は大丈夫なのではなかろうか。
 
 
ところで、混合油とは何なのか知らない方もいるかもしれない。
随分前の記事だが以前に異様に詳しく書いてあったものがあるので、気になる方は参考に
してください。
  
http://agri.inaka-nikki.net/shinkisyuunou/post-248.php#more
 
この記事、どうも知らないうちに、2ちゃんねるの刈払機スレ(随分長い事続いている)で
テンプレとして用いられていた。クセのある住人ばかりの中で、これといった物言いもつかずに
ずっと貼られつづけているらしいので、まあ書いてあることはそんなに変でもないんじゃないかと。

私ゃ、2ちゃんねるで刈払機の話なんて怖くてできませんけどね。
使い方も、所有機種も、知識も変態的だけど、自分と同じような変態と話をするなんて、
とてもとてもついていけそうにない。マニアックな話は、農機屋のオヤジとしていれば充分だ。

いったい何を防除すべきか。

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『あんちゃんはよぉ、今年空散やんねえのか?』

言わずもがな。この時期の田んぼはラジコンヘリによるカメムシ害とイモチ病予防薬薬剤の
散布が日本中で見られる。で、農薬不使用の自分は別にやる必要もない。というかやれない。

『ああ?うっせえな。やる訳なかっぺえ。』

とでも返せればいいのだが、面倒なことにそういう訳にもいかない。
無農薬でお客さんがついてるから出来ないと返すのがせいぜい。
しかし、地域と人によっては、その程度の説明だと納得してくれない。そして断ると物言いがつく。

・アンタの田んぼに虫があ逃げ込んで集まるから、その後また周囲に広がる。

とか

・こういうのは、いっぺんに全体で防除しないと効果が薄くなる。

とか

・やっておけば、周囲に波風が立たないで済むからやっておけ。

など、うるさいい地域だと、とにかくやれやれと騒がしい。というか、根拠のあるのか無いのか
良く分からない理由をつけて頭ごなしに対応することを半ば強制されることもある。
(やらない人に寛容な地域も割とあるものだが)
無論、害虫の生態や予察状況を基にして考えられている防除なので、その必要性自体は
理解出来る。だから余計に頑として突っぱねにくい。突っぱねると地域での人間関係も
こじれやすい。

ところで、こういうケースは空中散布の意味合いが、もはや祭りや寄合いなどと同じ地域の
行事に置き換わっている。意味不明なまでに不条理だが、それが現実だ。これをいきなり
理解できる余所者はまずいないと考えて良い。だから拒絶してトラブルが起きる。
だから、自分も空中散布を行うというのは即ち、人的トラブル防除でもある訳だ。ついでに、
もし空中散布自体は出来なくても、地域で空中散布に関して手伝えることがあれば、協力
するという姿勢を見せておき、実際に手伝いをするのも、トラブル回避にはかなり有効な
手段であることも付け加えておこう。
 
しかし、こちらが出来ない理由もさることながら、仮に自分もイネの慣行栽培を行っていたとしても
やりたくないもう一つの理由がある。それは・・・

空中散布を行っても、秋になるとみんな結局カメムシにどれくらいやられたという話ばかりして
いるのは一体どういう事なのだろうか。やってもやらなくても被害が出るのなら、やりたくないに
決まっているだろう。
多少は効果があるのかもしれないが、やること自体がリターンの少ない博打みたいなものでは
全く仕方がないと思う訳である。だったら自分なりに効果のありそうな防除方法を考えて
実践するほうが面白いではないか。

しかしまあ、今年の県の予察状況を見てみると、カメムシ類の発生は例年よりもだいぶ多目。
一応、何かしておくとするか。空散はやらないけれど、背負い動噴で田んぼに何か散布して
いれば、どっかの婿のあんちゃんなりに何か対応しているのだなというパフォーマンスにも
なるし。こうした上で、周囲の草刈りを引き続き徹底しておけばやっておけば、必要以上に
周囲の方々から後ろ指を差さされる事もないだろう。極端な話パフォーマンス目的ならば、
単なる水を散布したって構わないとさえ思う。不毛過ぎるので、そんな後ろ向きの努力は
したくも無いが。


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散布したのは、400~500倍程度に希釈した農業用にがり。殺虫効果はゼロだ。
早稲の穂も出始めたし、少しはイネの活力維持と食味の向上に結び付きそうでもある。
むしろそれが主な目的であって、カメムシがどうとかは、実はあんまり考えていない。
苦土の効いた植物体は、害虫抵抗性が高くなる傾向があるので、副次的に被害軽減効果は
あるかもしれないが。同時に、灌漑水にも数リットルのにがりを混ぜて田に流し込んだ。

当然だがコレ、傍目にどう考えても農薬を撒いているようにしか見えない。
やったらやったで、『無農薬栽培じゃねえのに無農薬で売っている。』などと陰口を叩かれる
かもしれないと思うことしきり。

行き会う人には、何を使っているのか説明しておいたほうが良いかもしれないが・・・
そんなもん効かないと言われるのが関の山だろうか。
保守的な農村で、余所と異なることをしていると、説明と誤解というジレンマからは逃れられない。
それでも出来るだけ人と話をするのは、【単に変わっているだけで、無害な奴】という認識を
周囲に植え付けなければ、どうにもこうにも暮らしづらくて仕方がなくなるからだ。
 

変わったことなんてのはね、ずっとやってりゃあそのうちその事に関しては周りも何も言って
こなくなるもんだ。それでも、普段から世間話を出来る間柄だってんなら、そこに居ていいって
ことでしょ?もし誰も挨拶も会話もしてくれなくなったら、そりゃあ貴方が我を張り過ぎなんで
しょう。疎まれてたら、さぞかし居心地も悪いことでしょう。
 
余所から入ってきた人は、いきなり周囲を敵に回さないよう、それなりの努力だって必要。
面倒くさいかもしれないけど、それが出来ないと長続きしないし、まあ頑張って。
自分なりの工夫を、配慮を伝えてみてください。

本日は取材がやってくる。
農文協の季刊誌【うかたま】の取材メンバーの方々および、本誌と縁の深い(実は自分ともだが)
本田技研広報の皆さんとで、圃場の説明と下見をしたのちは歓談と和やかな食事会。そして
午後は撮影。気温も適度で、良い風も吹き。それでいて日はしっかり出ている、こんなに過ごし
やすい日もそうそうあるものではない。これは実に良いタイミング。

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妻が、畑の野菜やエディブルフラワーを使って、色々と料理をこさえてくれた。
とても美味しいフレンチ惣菜の差し入れをしてくださった方もいて、非常に良い雰囲気。
なんだろう、質問や、こちらから説明することも沢山あるし、広報用の機械を使っての撮影も
行うので、これは間違いなく取材なののだが・・・良い意味で非常にゆるい。
 
それだけ我々の印象がゆるいのか、それとも集ったメンバーが柔和だったのか、はたまた
テキトーな圃場と、一風変わった農産物たちが皆の顔をほころばせてくれたのか。
とにかく、お互いに気兼ねも気遣いもなく、楽しく過ごせるのなら取材も大歓迎だ。
と言うか、取材に来てくださってありがとうございました。お陰様で、積み重なってきていた夏の
疲れが程よく抜けたようです。


9月発刊予定で誌面は2ページとのこと。
今日の雰囲気が読者様にも伝わるよう、あまり力まずに編集して頂ければ良いなぁと思う。

良く洗うのはボロ故に

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格納庫も、ようやく外側が完成。中は相変わらず凸凹の土間のままながら、機械類は随時
その中へ移動を開始。屋外保管していたもの、頻繁に使ってそのままのものなど、耕す機械を
合わせて5台一気に洗車。念入りに洗ってみたら、午後の作業がほぼそれだけで終わる。
これはやっぱり、多すぎるのではないかと思うことしきり。

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しかし、洗車すること自体は予防整備の基本。良く洗ってあれば、不具合箇所が見つかり
やすくなる。ボロい機械は、重大トラブルが発生したら、そこで寿命という可能性もある。
従って、洗ってキレイになるか否かは無視して、とにかく良く洗う。そして、その後は速やかに
油を注しておくのが良いと思う。


それと、個人的な見解になるのだが、どうも使い込んだ農機具はあんまりピカピカにするもの
でもないような気もする。例えばコレ。汚れを落とした後に、樹脂部品を徹底的に磨いてみた
のだが・・・。

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アルミケースの腐食、塗装も完全に剥げ、ガタも出てきたたロータリー、錆びの浮いた車輪
など、剥き出しの機能部品はどんなに洗ってもくすんだまま。それでカバー類だけがピカピカ
だと、絵的に不自然なのだ。
やはり露出部位の多い機械は、くたびれてきたのなら程々のキレイさで充分だ。
第一、常にこれらを新車のようにピカピカにして維持するというのなら、仕事どころでは
なくなってしまうだろう。仕事の道具は、大事にすれどもやつれて然り。それが自然。

4ストのある暮らし

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色々と試したいことがあり、新品の背負い動噴を購入したのはいつのことだったか。
結局、本業以外の仕事にかまけたり、真夏にトーンダウンしたりして、殆ど使わぬまま。
半年に一度くらい動かしてみては、箱に戻しての繰り返し。今年こそはと思い、引っ張り出して
くる。動作も問題なし。箱の中にあった納品書によると購入は一昨年の三月とある。
何をしていたものだか。

これから初秋にかけて、にがりやモミ酢の葉面散布やらを行う予定。
で、コイツ、自分の所有する小型農機の中で唯一の4ストローク(4サイクル)。

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別に、拘りがあって4ストロークを択んだ訳ではなく、一番噴霧圧力の髙いものを選んだら
4ストロークだったという話。自分的には2ストロークのほうが使い勝手が良いのだが。

・・・2ストロークルなぞ、非効率かつ公害まき散らしの旧態然としたメカニズムの最たるものでは
ないか。それでも2サイクルが良いというのは、使用者の観点から何か説明が要るだろうか。

2ストロークエンジンの燃料には。混合油(ガソリンとオイルを混ぜ合わせたも)を用いる。
4ストロークンジンは単にガソリンで構わない。

うん、面倒な混合油が不要という点では、4サイクルに分があることも確かではある。しかし、
続きもある。

それでは、2ストロークエンジンにガソリンを入れるとどうなるか。当り前ながらエンジン内部が
潤滑出来ずに焼きつく。これが怖い。ついでに、他の小型作業機と一緒に持ちだす場合、
燃料を二種類持っていかなければならず、面倒でもある。
無論、自分一人なら燃料間違いはしないだろうが、仮に不特定多数の者が使用するという
場合のことを考えると、無いとは言い切れない。だから、出来るだけ燃料間違いが発生しない
ようにしておきたい。

因みに、4ストロークエンジンに混合油を入れてしまった場合は、単純にガスの燃焼状態が悪く
なり、排気に白煙が混じったり燃費や出力が悪化するだけで、機構そのものに致命的な損傷
が及ぶようなことはない。(自動車やオートバイなどでは、排ガス浄化用の触媒に悪影響を
及ぼすことがあるが、農機の場合、例外を除いてはあまり問題になる事はないだろう。)

更に余談となるが、4ストロークエンジンは当然ながらオイル交換をしなくてはならない。
全く気にせずに使われ続けてどんどん消耗が進んでゆくケースを幾度となく見てきた自分と
しては、それもしっかり覚えておいて欲しいところ。この手の4ストエンジンは、使用回転数が
高く、更にメーカーによってはエンジンオイルを高速で撹拌し、ミスト状にしたものを全体へ
給油しているために、どうしても油温が非常に高くなる。構造上エンジン内部の雰囲気温度と
油温が同じ位になってしまうのである。全負荷で連続運転をした場合の油温など、目を疑う
レベル(180℃以上とか!)にまで上昇することも。それ故にオイル劣化が非常に早いことも
付け加えておこう。オイルは安物でも高級でも、問答無用でどんどん劣化してゆく。

そして、シリンダーは、特殊メッキ仕上げのスリーブレス(アルミ地で鋳鉄ライナーなし)なので
コーティングが痛んでくると、オイル消費が一気に激しくなる。エンジンは、クランクケース・
シリンダ・ヘッドが一体鋳造されており、消耗した部分のみの交換は不能。従って、エンジンの
劣化=買い換えとなると考えて差支え無い。物理的/供給部品的には修理可能だが、
そこまでして直すメリットは残念ながらほぼ無い。
たかが小型の小型農機と侮ることなかれ。自動車なんかより、よっぽどオイルに気を付けなけ
れば、とても長く愛用することなど出来ない。

ホント、これ4スト使ってる人に誰か教えてやれよという感じ。もっと早く書いておくべきだったかな。
曲りなりにも、汎用エンジンの研究開発を行っていた者としては不覚だった。
 
とにかく、小型の汎用エンジンなど、素人目にはどれも同じようにしか見えない。興味が
なくても、仕事で使用するというのなら、識別くらいは出来なければマズい事になる事もある。

それにしても、刈払機などでも使用可能な4ストロークの自在傾斜エンジンが市場に出現して
そろそろ20年目になる。少しずつ生産メーカーも増え、市場でもそれなりの位置を占めるように
なってはきたが、50cc以下の自在傾斜エンジンの主流は相変わらず2ストロークのまま。
その理由も、ある程度は見当がつくというか、自分なりの見解を持ってはいるのだが、解説
すると、少々長くなる。それはまた別の機会にでも。

勝手にトマト

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もはや本人も何年ぶりか全く見当がつかない勝手に〇〇シリーズ。

今回は、テキトーに植樹がなされたまま幾年もまともな管理がなされずにいただけでなく、
最後は重機で死ぬほど鎮圧され、排水が最悪となり、耕した後に雨が降ると酷い泥濘に
化けるという、どうしようもない土地(現在、畑として使用出来るように再生中)に勝手に
生えてきたトマト。
 
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土壌改良のために生やしたソルゴーと、諸々の雑草に囲まれながら懸命に育ち、二つほど
実がなっている。支柱もないのに、真っ直ぐに立ち上がっているのが見事。よっぽど光が
足りないようだ。節の数も少なく、脇芽も殆ど出ていない。流石に過酷過ぎるので植え替えて
おいた。今後、どのように育つかが楽しみだ。
生育が順調なら、追い追いここで紹介していってみようかと思う。

尚、これを抜いたあとは速やかにハンマーナイフモアをかけて、緑肥を粉砕。
以降、いよいよ野菜づくりに挑戦となる。

それにしても、こんな悪条件でも生えてくるということは、ここ何年か自生しつづけていた
可能性が高い。随分と強そうではないか。味はどうなのかは知らないが、種は採取して
おくべきだろう。

一日中こればかり

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いよいよ暑さも本格化。緑肥としてばら蒔いたソルゴーも、そろそろ刈取り時期。
その他にも、広範囲の草刈りがこれから先は多くなる。
 
そこで、ハンマーナイフモアの手入れ。
洗車・注油・ベルトの調整などもそこそこに、一番大切にな所に取り掛かる。
 
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ナイフを取り外して研ぎ出そう。
カッターハウジング内側と、ハンマーナイフの軸まわりを再度入念に洗う。
 

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これは、歩行型のハンマーナイフモアなので、そこまで大きくはないのだが、それでも刈幅は
約1m。ナイフの数は80枚。ナイフは二枚で一組なので、取付けボルトの数は40本。
ボルトは固着気味のものが多く、外すのは余計に面倒。
あまりメンテナンスもされずに、散々使い込まれた状態で入手した機械なだけに、それも
想定の範囲内。なので驚くこともないが、故にあまり手を出したくない部分でもあった。
しかし、放置したまま使い続ける訳にも・・・そんな事で悩んでいたらそのエネルギが勿体無い。
そう考えれば、少しは重い腰も上がるというもの。

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