千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農

千葉県で新規就農を果たした若者の新規就農の軌跡を、BLOGでお伝えしています。千葉県での新規就農を目指している若者の参考になれば幸いです。

新規就農者ブログ

2016年6月

炭の追肥?

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本日は、モチ米が植わっている田んぼで手取り除草。
ここの田んぼ、どうも長年にわたって土が乾く事の無かったせいか、未分解の有機物が
多すぎるらしい。そのせいか、どうもイネの生育も水質もイマイチよろしくないようだ。
コナギはそれなりに出るが、まだ対処可能なレベル。シャジクモは少なく、オモダカと
クログワイもかなりの数。何より、ここにはアカウキクサがかなり発生している。

今後、穂が出てから落水し、本気で田面を乾かす(カマまで乾かすために、外周に溝を掘る)
段階になってから、その有機物の分解が一気に進んでしまったりするとまずい。
登熟期にチッソが効きすぎると、米の食味や保存性が低下するというのが世間の通説。
そこに対しては、自分もそこまで異論はない。
何か、今から対応できることはなきだろうか。

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とりあえず、この霞ヶ浦とか手賀沼くらいにまで富栄養化してそうな水を、少しでも浄化
できないかカネをかけずに悪あがきしてみよう。うん、それにはやっぱり炭。
バカの一つ覚えと言われようとやっぱり炭。今はそれしか用意出来ない。
今回は奮発して、写真の砕いた竹炭30Kgとモミガラ燻炭40Kgを投入。
この程度の量ではそこまで浄化も望めない気もする。経過を観察し、生育に悪影響が
なければもう少し投入してみようと思う。
 
アカウキクサに覆われた場所は、雑草も出ないが、イネの生育も最悪。
途中まで生育順調だったイネまでも、だいぶ溶けていなくなってしまった。

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攻めの追肥

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今日は、そこそこ順調に育ってきているイネに追肥。
とは言っても、いわゆる三要素の肥料ではなく、ケイカルなのだが。

一度で動力散布機に入る量は、ぴったり二袋で40Kg。最初は重くてつらかったが、幾年も
40Kgを一度に散布することを続けていたら、別に何とも思わなくなった。機械の重さまで
考えると、50Kg位の物を背負っていることになるのだが。慣れとは恐ろしい。

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散布目的は色々。ケイ酸による病害虫への耐性向上、若干の苦土補給、リンの肥効向上など
これらを総じて考えると多少の増収目的も出てくる。無論、以前この田んぼに施したモミガラ燻炭
にも、ケイ素は少なからず含まれているが、その含有率を計算した結果、少しはケイカルも
足して補っておいたほうが良いかもしれないという判断による。

とにかく、草にやられなければ、自ずと攻めの追肥になる。草の発生が多いと、草に吸収される
ことを見越して施肥量を増やしたりする羽目になったりするので、それが守りの追肥という訳だ。
守りの追肥は、敗走中を襲ってくる敵に対して防戦を行うも同然なので、当然そればかりだと
トーンダウンしやすい。なにしろ、余計に出費を増やして資材を突っ込んでも増収を期待
できないのである。
後ろ向きの努力も、経験としては必要かもしれないが、しないで済むのなら、それに越したことは無い。
 
因みに、現時点でもイネの葉は太く、しっかり開いている上に分厚くて硬い。
なので、受光状態も割と良好。
 
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これが深く水を張った効果の最たるもの。必要以上に分けつを取らないので、イネの条間は
まだ空いているが、草が抑え込めているから、別にそれも気にはならない。
むしろ、ダラっと弧を描くようにして下に垂れたような葉を沢山増やして田んぼを緑一色に
埋め尽くすほうが効率が悪い。そのように遅発ないし過剰に出てきた弱小分けつは、たいがい
無効(穂がつかない)になる。無効分けつは、生育後期まで生き続けていると、実をつけ
なければならない時期のイネにとってお荷物でしかない。いつまでも家に居座るニートのようなものだ。
従って、どの葉っぱも太く、ピンとさせておくべし。 
 
  
ついでに、昨年の残りの有機肥料も使わないともったいないので一袋だけ投入。
即効性が低いので、節間伸長期に肥効が重なる可能性もあるが、二反で一袋(窒素量400g/反)
程度なので、さほど倒伏などの影響を気にする必要もないのではないかという判断。
とにかく、登熟器に後効きしないようにコノタイミングで。

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今年は、自前の資材をかなり多用したことに加え、田んぼそのものも変わってしまったため
昨年と比較して、一気に味が変化してしまう可能性もある。なので、お客様に配慮するために
少しは同じ資材も使っておこうおかと考えた。まあ、あんまり期待はできないかもしれないが。

一年くらい前のこと

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ここのところ、ほとんど作業中に写真を撮らなかったせいで、どうも更新しづらい。
 
という訳で、息抜きでもしよう。
 
今年もミズオオバコは香取の苗代で健在だろうか。先日行った際は、発生していない
ようだったが。
 
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絶滅危惧種のこの水草。昨年は、田んぼの中にまで大発生。
しかしまあ、今年は浅水とコナギに押されて減少した模様。
自分が去って以降、かの地では生態保全活動にそこまで熱心な人もいないので少し心配。
再び、貴重な動植物群が減少するようなら、とりあえず水草を少しこちらで増やしてみようかと
思う。こちらでは、ホタルはそれなりにいるものの、やはり生物相が香取時代に比べて
貧相で、少々退屈なのだ。
とは言っても、生物の移入なので、もし行うのなら、慎重にやらねばならないが。

 
 
こちらは、中古のハンマーナイフモアを始めて婿入り先の自作地へ持ってきた際の写真。
 
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業者が1600時間も使い込んだものを安く購入し、再整備を済まししてから搬送。それから
一年が経過したが、今の所元気に働いてくれている。
新車だと・・・130万円だとさ。ぶっ壊れたら買い換えられるシロモノではないし、中古の出物も
少ない上に高いときた。そろそろまた入念に手入れしておかねばなるまい。
 
それにしても、この写真のを撮った場所も今は一応畑になった。それなりに一年経つと
だいぶ景色もかわるものだなぁ。来年が楽しみになってくる。
 
人間の都合を優先させ過ぎず、自然に任せきることもせず、上手に道具を使って色々と
調和のとれた空間を整えていきたいものだ。

わが世の春は夏に来たれり

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知人のところへ用事があったので、ついでに更に足を延ばし、以前管理していた田んぼへ。
そこで目にする光景は・・・。
 
う~ん・・・。就農して二年目くらいの自分の田んぼのようだ。
なんということだろうか。歴史は繰り返される。しかも、ここは以前自分が管理していた圃場。
五月上旬植えとのこと。おおよそ一か月半でこの有り様。ここまでくると、もうお手上げ。

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まあ、草取りせずにいたらこうなる。
浅く水を張ってるだけだとこうなる。
未分解の有機物を基肥で沢山使うとこうなる。

多少取ったくらいでも、大差はない。
ここから取りまくろうとすると、普通は途中で心が折れる。
通常の機械除草機のみでは、株間のものまで駆除しきれない。

放置すると、穂が付くはずの分けつも無効分けつになる。辛うじて出た穂も短くて貧相になる。
もっと放置すると、未熟粒や着色粒、カメムシによる斑点米が増え、米粒も小ぶりに。
有機やら自然栽培のイネなら、さぞかし強いのだろうと思われがちだが、このように完全に
雑草に負けた場合は、栄養失調状態となり、病害虫への抵抗力が下がるためだ。

仮に、この状態で全てのコナギを除去できたとしても、最高分けつ期になったか、少々過ぎた
あたりなので、もう劇的に生育が改善することはない。そんな訳で、雑草対策は先手先手で
行わなければどうにもならない。ここの管理者には申し訳ないが、そんな見本であった。

これからは、暑い盛り。そんな中、これ以上被害が増えないようにと、一所懸命草取りに
明け暮れることや、雑草に吸い取られる量を考慮して、大目に追肥するといった後ろ向きの
努力をしなければならない時の辛さときたら、筆舌に尽くしがたい。
 
それにしても、このコナギという雑草、これまでにどれだけのチャレンジャーの心と体を打ち
砕いてきたのだろうか。除草剤には弱いが、それ以外のパラメータは、どれも最強に近い。
それはもう、憎くて憎くて仕方がなかったのだが、それを克服してこそナンボな仕事。
駆除もほどほどに、観察も続けていたら、ようやく少しずつなんとかなるようになってきた。

これまで、色々と対策を講じては失敗してきたが、そんな中で少しずつ身についてきた
ノウハウを、そのうち解りやすく図と表なども用いて解説してみようと思う。
この、一番防除が必要な時期に提示することが出来なくて心苦しいが、どうも、簡単に
まとめ切れるものでも無さそうなので、そこは来年以降に役に立てば良いだろうということで。
期待せずに待っていて欲しい。

やりたくはないなぁと思いつつも、草取りだけは適切なタイミングで行うよう
身体が勝手に反応する。天気は曇りで、気温も上がらず。これは絶好の草取り日和。
一日中、素手でむしり続ける。
 
しかしまあ、コナギさんはどこの田んぼでもよく生えてくること。 

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とは言っても、この程度の発生ならまだマシな部類。
深水で発芽そのものを抑え込んだ上、初期生育の期間も長く(緩慢に生育)させる事が出来た
おかげで、どうやら手で取ってやろうという気持ちになれた。
 
 
なにしろ、それは発生している箇所の写真で、田んぼ全体で見ると、殆どコナギの発生が
見られない面積のほうが多い。

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完全に草を抑えることは出来なかったが、ここまでの管理は概ね成功と言えそうだ。
発生量の違いは、水深だけでなく、未分解の有機物の入り方でも変わってくる。
水深が浅く、肥料が偏ったところなどは、香取時代と同じくらいの発生密度になることも。

よって、以前(特に就農2~5年目あたり)と同様な管理方法をとったとすると、こちらでも
えらい目に遭っていたことだろう。昨年まで除草剤を使用していた田んぼだから、翌年は
無農薬でも安心して栽培できるなどということはあまり考えない方が良い。

時間を見ては竹を切り、燻炭を焼き、溝を掘り・・・。思考回路も行動もワンパターン化してきて
いけない。しかし放っておいては何も進まない。もっと他にもやりたい事はあるのだが
畑づくり、土づくりの目処が立たなければ手を広げることも出来ない。

ああ、もう気が滅入るなぁ。相変わらず岩は硬くてなかなか掘れないし。
やっぱりツルハシの用意をしなければ駄目だろうか。
露出した岩は、それでも比較的脆い。二週間程度放置してからだと、表層は割と削れやすく
なるらしい。チマチマとやっていれば、いつかは掘りぬけるのかもしれない。

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とにかく、外側から少しずつ削りこむようにして一部を掘り下げてみたら、水が染み出してきた。
たかだか40cm程度で水が出てくるのなら、本気で岩に深い溝を刻むことが出来れば、
かなりの水量が確保できるのかもしれない。
尚、よくよく周囲の昔話を訊いたり、自分でも掘りまくるうちに、この岩の層は自然の地形由来で
人為的に埋められたものではないということが解ってきた。
なので、抜きようによっては岩の隙間を通ってくる水を得ることが出来る。当初は岩の下に
水があるだろうと踏んでいたが、実はそうでもないらしい。


こちらも掘っている最中の水路。上の写真同様に、この溝も岩に阻まれてこれより下までは
掘れていない。そして、多少の染み出し水はあるものの溜まっているだけで、どこへも流れて
いない。溝自体は、流れている部分と繋がっているのだが、この区間の溝は非常に浅いので
未だ流すに流せない。 要は水路の途中に、ここの水面より高い(更に全然掘れない)箇所が
数m続いているため、水量が少ないと、どうしてもそこで堰き止められてしまう。

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このように、未利用の水は水路のそこかしこに。
それらを出来るだけ繋ぎ合わせてやれば、冗談抜きに下の田んぼは全く水に困らない状態に
なる。それどころか、この圃場自体も、水田としても畑としてでも、都合に応じて速やかに
用途を切り替えられるような使い勝手の良いものに化ける可能性すらある。

技術の発達した現代で、何でまたこんな原始時代のような作業をしなければならないのか
という気持ちは置いておいて、遥か昔の人々が水を得るために通ってきたような道のりを
トレースすることも非常に勉強になるものだ。
手作業は、時間も手間もかかるものの、ペースが緩慢なために、ちょっとした変化にすぐ
気付くことが出来る。その都度にこうして立ち止まるため、より観察眼は鍛えられる。
その上で、関連文献などを読んでみると、驚くほどスンナリ頭に入る。そこに書いてあることを
簡単にイメージできるようになっているからだ。

年齢的に、もう詰め込みの効く頭ではなくなってしまったものの、それならそれで、相応の
学び方があるものだ。身体がいつまでもつかという問題は残るものの、今の所、これが
ベストということらしい。

スペースが足りない

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そろそろ本格的な夏となりつつあるが、それはそれ。
こちらは、冬の作物の準備も考えて作業を進めなくてはならない。

で、どこに作付けをするのか、そのための土づくりをどうするかといったことを考える
訳だが、いかんせん圃場にはまだ余裕は無い。
これからは、少しでも土を休ませたり、充分な雑草対策を施した上で播種・定植が出来る
ようにしなければ。
 
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空いている区画も、雨が降って気温が上がれば、二週間もしないうちに雑草だらけ。
大株になる前に、適宜耕うんして、いつでも使えるように保っておく。
 
それにしても、最初から分かっていることとは言え、トラクタよりも耕うん機の使用頻度が
高くなってきた。これも、小面積で少量多品目栽培を行う上での宿命。
ひとつの圃場内には何種類どころか、両手で数えられない位の作物が植わっていたりするので
ひとつの作物の収穫が終わっても、一気にトラクタで一気に整理することは出来ない。
従って、時には畝の一本だけ資材を投入し、管理機をかけるといった事もする。
フロントタインの耕うん機は、小回りが利くので、細々とした畑でも非常に使いやすい。
なんだかんだで、就農以来八年目。本当に良く頑張ってくれている。

それも手間だとは思わないが、ある程度同一圃場内の作土をまんべんなく改良しておきたいと
考えるのも道理。それが出来てから栽培が始められたのなら良いわけだが、事情も事情。
追い追いで、耕作のしやすい条件を整えるというのは、難しいけれども故にやり甲斐ガある。
まだまだ、頭を捻っている段階なので、達成感が得られるのはまだまだ先の話になりそうでは
あるが。

職業はヤブ管理

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二日間、竹林整備へ出かけて、戻ってきたら田んぼの除草。
午後は、圃場脇のヤブ整備。というか、ここもまた事実上の竹林整備。就農して以来、
ヤブと自分は切っても切り離せない関係にあるらしい。こうなると、田畑がおまけである。

午後から雨という予報だったが、5時過ぎまで降ってこなかった。日銭稼ぎに出ていたため、
二日間作業が出来ていなかったので、これは幸。

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まるで、昨日の続きをしているような錯覚に陥りながら、篠竹とマダケ、雑木を切っては
引きずり出す。そのままだと邪魔なので、しばらく放置しておいてから、一気に焼こう。
ここのところ、ハードな作業ばかりしていたせいか、 この程度なら割と気楽にやれる。
少しずつ片付けてゆこう。そして場所が拓ければ、新たなアイディアが生まれる。
ずっと、それの繰り返し。

 
それにしても、野菜の作付は妻に任せっぱなしで、自分では殆ど何も植えていない。

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とりあえず、自分で食べるぶんくらいはと思って植えたトウガラシ。
普段、本気の農作業ばかりしているので、こういった楽しみ方をするのは新鮮だったりもする。
野菜のほうは、初心に戻ったつもりで向き合い直してみるか。

畑や田んぼで行う事は一向になくならないどころか増える一方。
けれども、そればかりでは先立つものの不足しがち。そんな訳で、本日は余所で仕事。
とは言っても、草刈りという名の竹林整備なので、普段の延長のような気がしないでもない。
 
この仕事は、以前から散発的(ごく稀)に参加することはあったが、香取からだと遠いので
幽霊部員のようものになっていたが、現在は割と参加しやすくなったので、頻度を増やそうかと
思っている。草刈り、竹林整備、木こりなど、山林での作業が主なものになる。

今回の現場はとにかく広い上に急な斜面が多い。
どこもかしこも篠竹、もしくはマダケがびっしりとはびこっており、手強い事この上なし。

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本日は竹の除伐に入らず、ひたすら篠の刈りこみに没頭。
手入れの頻度は低いようで、太く長い篠竹が、かなりの高密度で生えているため、持参した
山林用の刈払機でも非常にやりづらい。


そして、中途半端に刈られた後の区画などは、輪をかけて作業しづらくなる

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この篠、すべてが斜面下側に向かって折り重なるように傾いでいる。
これは、斜面の上側から刈りこんだため。つまり、倒した篠が、下側のまだ切られていない
ものの上に倒れ込み、そのしなりで、更に下が・・・というかかり木の連鎖というか、立ったまま
ドミノ倒しのようになっている状況。
一度、大量に上から刈ってしまうと、切っても、下側の篠の㈱元にもたれかかるだけで、倒れて
くれず、除去しなければ下側を刈る事が困難になる。仕方なく、横や下側へ回り込んで刈る
ことになるが、しなった篠が頭上すぐにまでのしかかって、且つ、しなりによるテンション(反力)
がかかった状態できることになるため、結局どこへ回り込んでもやりづらいという最悪な状況が
発生してしまう。だからまあ、他の刈込が済んだ斜面の中で、ここだけが島のように取り
残されていた訳なのだが。
 
自分含め、本日の参加者は毎日同じ現場に入れるというる訳ではない。
闇雲に刈らずに、続きをやる人が困らぬように配慮しながら作業してゆきたいものだ。

いい加減、草に負けぬ技術を

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今年も、除草機の世話になるシーズンがやってきた。というか、来てしまった。
雑草がこれほどまでに憎いと思う時期はない。
 
この除草機をメインで使用するようになってから、4シーズン目。
この春に不調になったので、ダイヤフラム交換を行い、現在は好調な様子。爪の消耗まだ少ない。

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除草中に、石ががゴツゴツ引っかかるなと思って拾い上げてみたら、カメだった。
別に耕らも破損しておらず、ケガも無くて何より。

今回は、モチ米の田んぼの除草になる。
以前の田んぼと比較すると、まだ草は少ないが、それでも油断するわけにはいかない。
特に、コナギは葉が水面に出てハート型になると爆発的な勢いで生育し始める。気が付くと
あっという間に横へ横へと広がり続け、㈱元はおろか、水田全体を覆い尽くしてしまうのは
以前も書いてきた通り。いかなる状況でも、先手を打たなければ。
除草機と同時に両足も使って、株間の雑草も土ごとずらして浮かせる。
除草時間は余計にかかるが、足除草を行うのとそうでないのとでは、結果がまるで違う。

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そして、雑草全般は、このように欠株の多い開けた空間に沢山生えてくる。
日当たりもよいし、イネのアレろぱしーも受けにくいからだろうか。
イネの生育に影響が無さそうだからと放置すると、後で痛い目に遭う。

除草時間は、二反を済ませるのに実に五時間近くに及んだ。
足除草をしなければ、おおむねその半分程度で済むが。それだとこの語の除草回数が
増えかねない。時間をかけてでも、出来るだけ一回を確実にしておくほうが得策だろう。 

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あと一歩で終わるというところ。ここまで至る間に体は疲労しきっている。
あと少しだからと、気力のみでなんとか体を動かしている感じ。



炭焼きが止まらない

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少し前から試してみたかったことがあったので、知人のところへ、竹チップを取りに行く。
竹そのものは、自作地にも大量に生えているのだが、破砕処理を行う機械が無いので、チップや
パウダーは作れない。そこで持つべきものは、機械でなく友人。資材提供の対価として、
刈払機を修理してきた。

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数日前に竹林整備を行ったその場で粉砕まで行ったそう。回収へ行った前日に雨が降って
しまったのが惜しいが、まあ別に湿っていても、問題ないだろう。チップそのものは、破砕しきれて
いない枝葉も混じっているが、これも気にしない。
 

妻と二人で、肥料袋に可能な限りチップを詰め込んでゆく。

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その量は、軽トラの荷台いっぱいまで達したが、まだ残っているので時間を見て再び取りに
行って来ようと思う。

破砕されたものだけでなく、焼いた消し炭も持って行って良いということだったので、こちらも
回収。 

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消し炭自体なら、自前も可能だが、大量に焼くとなると結構な手間なので、これも有り難い。

排水と貯水

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時間を見ては少しずつ、転換畑の工事を進めている。
とりあえず、現在水が田んぼ側へ流れている溝を深くしつつ、溝掘りの済んでいない、
排水専用の区間も掘りこむ。あと10m程度掘り進めれば、田んぼの三方向を溝で囲める。
 
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排水専用にしたい区間については、水が大量に湧き出ることもなく、地面もそれなりに締まって
いる。晴れの日が続くと、地面全体が雑草に覆われていても干し割れが入ることから、土の
物性改善が進めばさほど野菜類の栽培自体は問題なく出来そうだ。
目下の問題は、重たくて粘っこいこの重粘土を更に掘り下げなければならないこと。暑さが
本格化してからは、さぞ辛いことだろう。なるべく早めに済ませてしまいたい。
しかしなんだってこの土、以前の谷津田の土もかなりのものだったが、輪をかけて酷い。
異様にスコップやエンピの土離れも悪く、乾けばガチガチ。筋トレにもってこいなどという
冗談も言えないようなレベル。土がひっつく問題は、重機を持ってきても同じだそうだ。やれやれ。
 

さて、ここいらも五日に梅雨入りしたとの話だが、まとまった雨は降ってくれない。
水路に染み出してくる水の量も次第に減少し、田んぼの水位を維持するには充分ではなくなり
つつある。まあ余程のことがなければ枯渇するということもないだろうが。

ここは、田んぼへの水の導線という目的だけでなく、溜め池に近い機能を持たせた方が
良さそうだ。時々底をの泥をさらったり護岸工事をやりやすくしたりといった、管理作業の
効率化目的もあり、既存の溝の両側を削って拡幅する。
 
IMG_0832.JPG
 
それなりの幅があり、緩い流れのある区間が出来れば、将来的にクレソンやワサビなどを
栽培できるようになる可能性がある。また、それなりの水深と貯水面積を確保できれば
生物相も充実することは経験上確認済み。
別に農作物に悪さをしない生物群なら、いくら増えたって何も困りはしない。
長期的なスパンで考えてみても、生物群は増えた方がいずれ田畑に還元される有機物が
増えるので地力の維持がしやすくなる。地形の改変を行うのなら、その場所にあるものを
極力有効に利用することだけでなく、尚且つ増やすようにしなければ、まあ持続性は無い。

収奪し尽くすような改良をしてしまうと、やがては荒廃するのは当然。その後にこういった、
循環しやすい環境を再構築する際には途方もないエネルギーや資材・労力を投入しなければ
ならない。そんなことは、誰が好き好んでやるだろうか。

その場所場所にある地形の特徴を無視し、画一的に極端な用排水分離を進めた圃場など、
自分にとっては魅力のカケラも無い。簡単に解決できない物理的な問題点に気づいていながら、
それをずっと看過しなければならなくなるからだ。

イレギュラー作業と自衛手段

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竹藪を開墾した畑は、全体的に未だデッドスペースが目立つ。
ユンボで竹の根を引きちぎって、なんとか作付け出来る区画をこさえたまでは良かったが
作付けを急ぐあまりに、それから間もなくして無理矢理に耕して、色々と植えてしまったた。
そのため、耕地は起伏が激しかったり、林縁ギリギリにまで畝があったりと、水はけも日当たりも
考えながら栽培・・・という訳にはとてもゆかない。
また、デッドスペース部分は、竹の根っこが未処理のまま放置されていたり、土を抱え込んだ
ままの竹の切り株がうず高く積み上げられていたり、借りたユンボで掘り起こした際の激しい
段差を修正できていなかったりと、草刈りひとつするにしても困難かつ危険な状況。そして
軽トラの取り回しにも難儀する。圃場の奥までのアクセスも悪いときては、収穫や資材運び
にも時間がかかるばかり。何をするにも非効率な中で、手間のかかる栽培方法ときては、
自分で自分を拷問するようなものだ。そんなのは、とてもではないが耐えられない。
 
頭ではそう思っても、重機もなければ人手も無い中で、これらを改善するには、やって
やろうという気持ちと工夫。そして体力が不可欠。あとは手元にあるだけの農具だけ。
やはり一念発起するまでに時間がかかってしまう。
 
しかし、これ以上てをこまねいている訳にもいかない。管理上不都合のある箇所を直さな
ければ、何時まで経っても余計な手間とお金がかかる。ひいては機械類の消耗も進んでゆく
ばかり。そして、いくらそれに励んだところで、得られるものは何もない。
ここは、エンピや刈払機の一本くらいダメになっても良いくらいの覚悟でやってやろうではないか。
 
整地作業で使用するものは、耕うん機。そしてレーキとスコップ。あとはガソリン。これだけ。 
写真は、既にだいぶ整地が進んだ状況ではあるが、良く見てみると地面がまだ大きくうねって
いるのが分るだろうか?もう少し上手に写真を撮れるようにならなければ。

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土中には、木や竹の根っこがまだまだ埋まっているので、耕うん機の耕深さは最低にセット。
そして、土の表層や段差を少しずつを削り取っては、レーキで高い方から低い方へ向かって
土を引っ張る。ひたすらそれを繰り替えす。
 
 
耕うん機は、しばしば、ロータリーが根っこに引っかかってロックしたり、弾き返されたりと
かなり危険な挙動を示す。ハンドルが激しく上下したり、時には本機自体が進行方向とは真逆
に向かって跳ね返されたりするので、オペレーターはなるべく機体からオフセットした位置で
操作する。でないとハンドルがミゾオチや股間、太腿などにいい角度で決まることがある。
且つ、手首やヒジをやったりすることの無いように、時にはハンドルを逆手で持ち、腕を伸び
きった状態にしないように気を付けて操作すると良い。これだけ読んでみても判るように、
これは本来の耕うん機の使い方とはだいぶ異なる。極めてイレギュラーな作業。

また、これはフロントタイン(車体前方にロータリがある)+同軸正逆転ロータリーのこの
機種の場合で、一般的なリアタイン(後方に正転ロータリー)の機種の場合は、ダッシング
(不意に期待が正面に向かって飛び出す挙動)に特に注意が必要となる。その際に
は、機体が大きなピッチングを伴うこともあり、ハンドルの跳ね返りによる手首の骨折や
場合によっては顔面の殴打などが起こりかねない。特に、ダッシングを減らそうとして
ハンドルを上から強く抑え込みながら操作するようなケースで、その危険性が高くなる。
このような作業姿勢は、どうしてもオペレーターがロータリー寄りに立つ必要があるため、
ロータリーに体が接触する可能性も増大してしまう。
そして、抑え込んでいても弾き返されるような場面では反動も応分に強くなってしまう。
根っこや大きな石の多い場所を耕す場合は、なるべく耕うん機自体の挙動に任せ、進行方向の
修正や、土中の障害物をかわすためのハンドルの上下操作以外の余計な操作はせず、もしも
危険だと感じた場合は、速やかにクラッチを切れるようなポジションを択ぶべし。
止むを得ず、抑え込む必要がある場合、絶体に両腕を突っ張ってハンドルを押し込んでは
いけない。関節は、自分の思い通りに道具を操るためだけにあるものではない。
不意の衝撃を吸収するために、予め曲げておかなければならない時もあるのだ。

他、当然の話だが、大型の機種になればなるほど暴れた際の危険も大きい。
ロータリー逆転機構のある、一輪管理機なども、こういったシチュェーションで使用するのは
不適切。というか、ほぼまともに使用すること自体が不可能と考えておいた方が良い。

・・・これだけ書いていると、とても真似しようと思う輩がいるとは思えなくなってくるが、
そのまま話を続けよう。

やって出来なくはないが、挙動・構造・危険性を良く知っていない者にやらせるには、とかく
酷な作業なので、とても妻にお願いすることなど出来ない。
それでもやってみたいという方は、止めはしない。上記の注意を踏まえて思う存分にやって
みて、体で学んでほしい。腕や前歯が折れたり、機械が壊れたりしても全て自己責任で
お願いしますが。
正直、それ位上等だという気持ちで望めば、自ずと注意はするようになるものである。
 
で、その挙動の根本的な原因はコレ。竹や木の根っこ、そして埋もれた切り株。

IMG_0826.JPG

作土にしたい部分の上から下まで、、竹の根はj縦横無尽にのたうちまわっている。
しかし、表層からは確認出来ないので、ロータリーが引っかかった箇所を都度に掘り返して
除去してゆく。
地均しも兼ねての作業なので、土を引っ張ると、削られた部分は作土が浅くなる。そこを更に
整地するために耕すと、更に下の根っこが出現して・・・掘って・・・という繰り返し。
これを時間と気力が許す限り行いつづければ良い。

いい加減、野菜畑の写真でも載せてみるか。
そうだな、過去にも凄惨な田んぼの様子などを次々にアップしてきた実績を踏まえ
比較的インパクトのありそうなものにするか。
 
と、言う訳でキャベツ畑の様子でも。

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例によって、というか妻も農薬を使わないので、ご覧のような感じに。
収穫が済んだ区画だが、その場でむしった葉と、外側の虫食い葉でこんな感じに。
気温の上昇とともに、青虫が増えてきて、現在は被害も相当なものになってきた。
ただでさえそんなに大きな玉にはならない上に、かなり奥まで虫に入りこまれている率が高く
歩留まりは順調に低下中。
キャベツは最も無農薬栽培に適さないと言われる野菜のうちの一つ。
絶対無理と何度言われた事か。
実際のところ、やって出来ないこともないが、あまりに虫が寄るので、通常の大きさと量を
想定している栽培者の神経ではとても耐えられないというところが大きいと思う。
 
 
虫を避けるためにかけたネットの内側もしっかり被害に遭う。
写真では判りづらいが、モンシロチョウが沢山飛び交う始末。
 
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モンシロチョウをネットの内側に閉じ込めているということは、まあ増殖してくださいと言っている
ようなもので。むしろ無いほうが良いだろう。この【光景を最初に目にした時は、笑ってしまった。
天敵もいないネットの中をヒラヒラとのんびり飛び回るモンシロチョウがいい雰囲気なのだ。
ネットは生育初期からしっかりとかけておくべし。今更遅いが。
 
しかし、手をこまねいている訳にもいくまい。

焚き火が趣味だと言う人も、思いのほかいたりするものだが、仕事として頻繁にやらなければ
いけない人というのは、今日において減少してきているのではなかろうか。
 
山や竹ヤブの手入れをしては、切り出したもの処分をするために燃やし、燻炭を焼くために
燃やし、モチをこさえるために、薪を割ってカマドにくべる。あれやこれや色々考えてみると
なんだかんだで、三日に一度くらいは火を焚くことになりそうだ。
 
この日は、ヤブ刈りの際に切りだした雑木や竹、剪定した枝などをまとめて焼いた。
 
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ブッ倒してから、そんなに日が経っていない丸太から、まさに今切ったばかりという生木まで
燃やしづらいものも、片っ端から燃やしてしまいたいので、とにかく火力が命。
まずは格納庫の工事で出た廃材をキャンプファイファーよろしく髙めの井桁状にして組み、
その周囲にも木端を立てかけておいてから着火。盛大に燃え上がり始めたところで、葉っぱの
ついた枝をどんどん火の上に積み重ねてゆく。枝葉に火がつくと、一気に火力が増してくるので、
更にその上に、生木の丸太を重ねる。それだけで、上の写真位の勢いは確保出来る。
煙も思ったほどは出ない。別に灯油やガスバーナーなどに頼らなくても、生のものをどうにか
する方法もちゃんとあるのだ。

最初のうちは、火の勢いを良く見ておき、火力が続かないようなら適宜、良く乾いた薪や竹、
葉っぱのついたままの杉の枝などを足して調整してやると、早い段階に熾火が溜まってくる。

熾火がしっかりしてくれば、もうたいがいのものは安心して燃やせる。そのままアホみたいに
枝葉→生木の繰り返しをし続ければ良いだけだ。
 
 
では、もう燃やすものが残り少なくなってきたらどうするか。

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焚き火の周りにある燃え残りの枝葉を燃えている部分に積み重ねてゆけば良し。
また、直接火に触れていないものも、引きずり出してくべ直してやろう。
こうすれば、一気に火力が下がることもなく、徐々に焚き火自体も、くべるものの大きさも
小さくなってゆく。要するに、最後まで安定して燃やせ、煙も燃え残りも少なく、火災の心配も
少なくて済む。
消火は、もう燃やすものがなくなるくらいまでになってから。
もしくは、周囲に延焼するものがなく、山火事にならない自信があるのなら、丸一日放置して
ほぼ何もかもが灰になった頃合いを見て、水をかけてやれば楽である。
消し炭を再利用したいのなら、、焚き火を崩し、トングなどで、炭化したものをひとつひとつ
取り出して、各々が接触しないように土の上に転がして放置しておけば自然に消化が済む。

ただし、分厚い灰の中に炭が残っている場合は要注意。下手をすると2~3日以上経っても
くすぶり続けたりする。当然、少々雨が降った程度では鎮火することもない。従って、
水なり、踏みつけるなり、周囲を片付けて、灰と炭をのして温度を下げるなり、何らかの消火は
必ず行うようにしなければならない。

因みに、マキを大量にくべている割には煙がモクモクと出て、なおかつ、まだまだ燃えるのに水を
ぶっかけて消してしまうのは素人さん。こんな方法では調理を行うにしても、充分な火力調整
なんぞ出来はしない。

焚き火だって、スマートにやらなければ、時間も資源も無駄遣いした上に、一酸化炭素や
低温燃焼で発生するその他諸々の有害物質を沢山吸い込むことになる。

裏を返すと・・・資源の無駄遣いをする奴は、なんと早死にすることになるかもしれない!
毎日焚き火をするなら・・・それはそれでやっぱり早く死ぬかもしれない。

自然の摂理というか、物理・化学現象もつきつめて考えてゆくと、なんとまあ逃げ場のないことか。
人の都合なんて優先させてみたところで、せいぜいそんなオチが待っているだけだ。

毎度毎度感じる事ではあるが、どうやって上手に向こうの仕組みに合わせて生きるかを
考えたほうが賢明なのだろう。

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