千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農

千葉県で新規就農を果たした若者の新規就農の軌跡を、BLOGでお伝えしています。千葉県での新規就農を目指している若者の参考になれば幸いです。

新規就農者ブログ

2013年2月

先週、今週と休耕地の復帰を少しずつ続けている。
先週は、草刈りの続きを行った。

I草刈り完了しました~.JPG 
 
枯れ草が立ったまま雑然としていた区画は、どうにか元の様子が判る程度になってきた。
毎週一日、2~3時間程度の作業ながら、しっかりと進んでいる。
 
 
そして、今日は刈った枯れ草を片付け、土手と田んぼの一部を焼いた。
草を焼いてしまえば、圃場に機械を入れ易くなるので、田畑への復元が容易になる。

集めてよけて焼きます.JPG
 
ここのところは晴れの日が続き、空気も草も乾いている。ヤブを焼くにはもってこいな
訳だが、こんな日に草ムラへ火を放つには、それなりに勇気と知識も必要だ。
と言うか、その本当の気持ちとしてはあまりやりたくないというのもまた事実。
大規模に焼くと、山火事に至る可能性も高いし、火事と誤認されて通報されたり
しかねない。とにかく、何も準備をせずに火をつければ瞬く間に四方へ延焼しだして
広範囲が火事になる。よって、これは未経験者が単独で行うのは絶対に薦められない。
また、昨今は田舎の自治体でも野焼きや焚火を規制しているところが多く、行う場合は
事前に役場や消防へその旨と場所を伝えたり、可否の確認をしておく方が無難だろう。
 

実際に狙った区間のみを確実に焼きたい場合は、以下を厳守すべし。

・風が強い日は、絶対に行ってはいけない。
 
・なるべく単独で行わないこと。

・焼きたい区画と、そうでない区画の境界の草は、必ず刈った上、レーキなどで
 片付け、境界線の幅を5m以上確保する。(表土が露出するまで片付ける。)
 緩衝帯を縦横に設け、セクションごとに少しずつ焼くなどの工夫も必要。
 繰り返すが、草は刈っておかなければ速やかに寄せられず、延焼の原因となる。

・上記同様に、山と接する部分もしくはその周囲へは絶対に火が回らないように
 燃えるものをよく片付ける。山や林の傍で火を焚くのは論外。
 
・火を放ってからも、飛び火や片付けの不具合による延焼の発生が無いかよく監視
 する。想定外のところへ火が移った場合は、速やかにその先の燃えるものを片付け
 緩衝帯を確保する。(想定外の延焼が起きた場合、そこでうろたえてしまうかも
 知れないと彼方が少しでも思うようならば、そもそも火をつけるべきでは無い)

・延焼が手に負えない勢いになりそうだと思ったら、その時点で消火活動を開始すると
 同時に速やかに通報すること。勢いが良くなってからでは手遅れ。
 
 
・土手のように高低差のある場所は、下から火を放つと一気に火が駆け上がる。
 土手の上が山林などである場合は、火災を防ぐため火をつけてはいけない。
 また、火の勢いを管理する際も、高い土手の上側に回りこむと、熱と煙の影響を
 モロにくらうので自らの作業導線をよく考え、確保した後に火をつけること。
 
・底が厚く、難燃性の長靴(革の安全靴など)や、革手袋を着用して行うこと。
 (いざという場合は、燃えている中に入って火を踏み消す必要があるため)
 
・消火器・水・ポンプなどは出来る限り用意しておく。
 
・うず高く積んだ草や枝などを燃やした場合、燃え残りを積んだままにしておくと
 くすぶり続け、風などで再度火の手が上がる場合がるため、消えたと思っても
 放置せず、灰や炭の 山を崩して周囲に均した上で、煙の出ている箇所をよく踏んで
 消しておく。その上で水をかけて鎮火させること。
 
 
やはり、注意点を書き出してみるとキリが無い。そしてどれだけ注意しても山火事
発生のリスクは無くならない。作業に慣れる前に大火事をこさえてしまったり、自分が
煙に巻かれて倒れたりしてはどうしようも無い。これを読んで真似をしようという人が
いるかどうかは知らないが、何も知らずに火を放つ輩が増えるよりかは良いだろうと
考えて、敢えて書くことにした。とかく火は恐ろしいものである。

それにしても、何でこんなに諸注意が出来るのかって?
いや、あの・・・小さい頃から火遊びをしょっちゅうしていたもので・・・。
これまで何事も起こらなくて本当に良かったと思っています。
お父さん・お母さん、僕は悪い子でした。

そろそろ、ヤブを眺めているばかりではなくて、農地として使用出来る状態に
戻してゆこう。農政を通じて正式に貸借してはいるものの、ただ草を刈って
いるだけではどうしようも無い。
 
手始めはここ。作業場から徒歩一分なのでちゃんと整理すれば使い道はある。
実は、向風学校の面々と共に三年前に一度区画の1/3を田んぼに戻して耕作した
という経緯はあるのだが、以降は手が回らずに、辛うじて草地として維持するに
とどまっていた。
 
なんとか有効利用しないと.JPG
 
しかし、ここは例によって急な法面と耕作放棄された田に挟まれている。
田んぼにアクセスするには、導線となる部分も余分に刈らなければならない。
だから、単に草刈りをしているだけになっていたのだが、自分の他にも、ここを
使ってみたいという人が出てきたので、一緒に作業する運びとなった。
 
 
 
三年前に戻したのに.JPG
 
写真より、向かって左側は、耕作放棄4年目の水田。完全にセイタカアワダチソウの
群落が出来上がり、自分の区画を浸食している。境界ぴったりで刈り込んでも
当然こちらの区画へは日当たりや風通しなどへ悪影響があると同時に、どんどん
雑草が入り込んでくる。従って、相手側の区画もえぐりこむように刈らなければ
ならない。これがなかなか癪な作業である。管理を放棄している人の面倒を何故
自分がみなければならないのだろうかと。無駄なお金とエネルギーを人の土地に
まで突っ込んで農業をやらなければならないなんて、馬鹿げている。
・・・これを考え始めると、もうまるでやる気がなくなる。その先は知れたものだ。
どんなに良い土地だったとしても、仮に周囲を耕作放棄地に囲まれでもすれば急速に
耕作するメリットは奪われてゆき、気力も体力もお金も尽きて自分でもヤブをこさえる
ようになる。一度こさえると、他の土地へもなし崩し的に波及してゆく負の連鎖。
そして、周囲一帯が広大なヤブとなった時、それを咎める地域の人間も少数派になる。
もう周囲への体裁を気にして無理矢理農地を維持する必要はなくなったのだ・・・。
我々は、ここまで頑張ってきたのだ。でも、誰もそれを評価しないからこうなったのだ。

それでも、世の中にはそこで田んぼや畑をやってみたいという人が割といたりする。
だったら、大いにやってもらいたい。別に農家でなくたって良いではないか。市民
運動だろうが、通い農だろうが、やりたい人にしかるべき形で農地を託す事の出来る
仕組みはいつになれば出来上がるのだろうか。地域は地域でそろそろ限界だと何十年
言いつづけるつもりなのだろうか。とっくに限界など超えてるのではないか。

畑や田んぼをやってみたいという方は、野菜づくり教室や市民農園にせっせと通うのも
良いが、それらの選択肢の中に、【農家や地主のの門を直接叩く】というものを加えて
欲しい。頭と体を駆使すれば、別にお金などさほどかからずに結構なことが出来る
だろう。道具と根性などは後からついてくるものだ。
そして、仲間数人とやるとなれば、更に現実味もある話ではなかろうか?

三年前にこさえた味噌が切れたので、また味噌づくりをしてきた。
今回は、地元の元気なおばさま方が運営する味噌や新粉もち(地元で食べられている
うるち米で作られたモチ)の加工所に四日ほど通う。近いし作業時間は午前中のみで
終わるので、前回より楽である。

こうじの仕込みはなんか好き.JPG
 
主催は、県の農業事務所。材料費も安いし、大豆を自分で用意しなくても良いのは
助かった。その上、味噌の仕込みだけでなく、米粉を使用した簡単な料理教室も
同時に行ってくれた。
 
米粉で調理実習.JPG
 
参加者の中で、男性及び未婚は自分のみ。やっている最中は全く気にならないのだが
こうして思い返してみると、多少浮いているような気がしないでもない。
確かに、農村社会の中にあってはどちらかというと女性がこういった仕事をしている
方が普通な感じもする。こんなことばあかりしているから、自分には嫁が来ないの
だろうか。いや、でも普段から料理はするし、何より自分のコメで味噌を作りたい。
味噌が出来上がれば、日々の食生活がより豊かになるし、うちにくる人も喜んでくれる
かもしれない。やはりつまらぬことは気にしたら負け。全く面白くもなんとも
なくなってしまう。

夜からは、また雨の予報。この冬はどうも雨や雪が多い。
昨年の秋も雨に悩まされたが、冬になっても作業タイミングが合わせにくい。

とにかく、前の前に出来るだけトラクタをかけておこう。

比較的マシなほう.JPG
 
ここは、収穫が遅かったので秋に耕せていない田んぼ。
けれども、比較的地面は固くさほどやりづらい訳でもない。
 
 
次は秋より二度目の田んぼ。 
  
低いところが厳しい.JPG
 
見たところ条件はさほど悪いくはなさそうなのだが、ここは田面の高さが不揃いで
低いところはどうしても深くなりやすい。毎年、凹んでいる部分には土を引っ張って
いるので、少しずつ改善はされてきたようだが、同時に深い箇所も増えた。
本気でテコ入れをしようにも、暗渠工事をするだけの予算が無い。だから今年も
妥協して耕作をして・・・というような感じで、どんどんジリ貧になってゆく。
田んぼも経済的なやりくりも、文字通りドロ沼という訳だ。そして、機械に無理を
させても同じ事。多少時間がかかっても、いたわって使えば燃料代も節約出来、
結果的に田んぼも痛みにくくなる。
作業の効率化を進めたくてもお金がかけられないときは、発想そのものを逆にすれば
ひとまず行き詰まる事は無い。効率を求める場合は、最初にインフラ整備が重要では
あるのだが、それが整ったからと言って何でもかんでもゴリ押しで作業が進められる
訳でも無い。結局のところ、そのインフラを長期間生かすも、短期間で殺すも作業者
自身のスキルによるところが最も大きい。
従って、条件の悪いところでスムーズに作業する能力を培うというのはまあ、
負け惜しみでもなんでもなく将来に生きてるものだと信じている。でなければ
やっていられない。それでも、そろそろトラクタのタイヤくらいは交換したいなあ。

#548 上手に雑草管理

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今年の冬は特に寒い。暖かい日があると思うと今度は一緒に雨が降る。
田んぼを耕したいのだが、なかなかタイミングが合わない。

それでも、畑のほうは雨の後一日空ければ入れる。
これも、やれるうちにやる。

落ちゲー的区画分け.JPG
 
ヌカを撒いてとりあえず土をひっくり返しておく。相変わらず
何を植えるかは未定。いつでも使えるようにしておくだけ。

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