千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農

千葉県で新規就農を果たした若者の新規就農の軌跡を、BLOGでお伝えしています。千葉県での新規就農を目指している若者の参考になれば幸いです。

新規就農者ブログ

2012年5月

#476 めげない仲間

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明日は田植え。代かきを済ませたら田んぼに苗を運んでおく。
 

苗は、かなり成長しているので、普段より運べる枚数が減る。

なんか積めないんだよな.JPG
 
とにかく茎が硬くなっているので、斜めにめいっぱい積んでも30枚強。
そんな時はその上に平積みする。
 
 

それにしても、随分と立派に育った。
これはもうとっとと植えないと。
 
バキバキの苗.JPG
 
葉っぱは4~5枚。苗箱の中でも徒長せず順調に育っている。

今日は本当なら仕上げの代かきを行うつもりだった。なんとしても今月中にあと四枚
田植えを行いたい。

が、他の田植えを行う前にある実験区画の草を片付けておかないと後が辛くなる。
ここは慌てず確実に。竹箒で地道に除草して、あとは田植え直前の田んぼの
アゼを修正しておこう。

一反で二時間くらい.JPG
 

この時期になると、イネもしっかりと根付いている。
竹箒は、基本的に株間を通すが、場合によってはイネごと引っ掻く。
サッと撫でるくらいでは雑草も抜けてはこないので、相当に力を入れて土ごと
削り取るが、それでもイネは抜けないし直ぐに起き上がってくる。
 
 
 
クセつけると便利.JPG
 
竹箒は、使っているうちに、反りがついて使い易くなる。
また、少しでも土を引っ掻いている部分が増すように、ハサミで斜めにカットしてある。

#474 やそはち作業六回目

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やそはち田んぼは、田植えから三週間以上が経過。
田植えから今日も元気に草取りをしましょう。
 
二週間前の除草以降も、コナギが順調に発生中。 

これでも少ないんです.JPG
 
これでも、昨年・一昨年よりも少ない。その話をしたら、これでも多いのにそんな
状況は想像がつかないと言われてしまった。
尚、イネ自体の初期成育も格段に良くなっている。この時点でしっかり除草が出来
たなら、以降は仮に何もしなくても恐らく昨年より収穫量が増すと思われる。
 
 
それじゃ始めますか。 
 
手取りが基本.JPG
 
この時期の雑草はまだ小さいので手で土をさらって浮かせるのが基本。
ただ、今回の参加者四名なので、手作業のみでは恐らく終わらない。
竹箒や熊手も使用してみたが、役不足。

#473 スクラップ製造沼

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憎い草ほど叩いても叩いても再生する。だから畦畔の春雑草は残しておくに限る。
刈るにしても、トリミングする程度で地面のキワから刈らないようにする。
 
春雑草は残しとけ.JPG
 
性格上、これまでは入念に刈り込んでしまうことが多かったのだが、そうすると
畦畔から匍匐茎を伸ばして田んぼに侵入してくるアシカキやスズメノヒエなどの雑草が
優先してきてしまう。連中は、刈り込みにも強く、いくらでも再生して勢力を伸ばす。
すると、刈り取りに弱い他の雑草は次第に駆逐される事になる。

だが、匍匐茎を伸ばす際に、他の植物が繁茂しているところでは伸長が停滞するため
このようにツメクサやハルジョオンなどを敢えて残す訳だ。夏になるとどうしても
繁栄を許してしまうかもしれないが、これで幾分か優先化を防げればと思う。 
 
 
今日は、代かきと耕起。田んぼは計五枚。
暗渠を入れた田んぼは二度目の耕起。扇の上も、以前学生たちが側溝を掘って
くれたおかげでトラクタが入っても深くならない程度まで乾いた。

多少乾いたので.JPG
 
本当は、こまめと除草機だけで今年も片付けようと思っていたのだが、扇の下の
代かきついでに処理しておく。尚、来週この下の田んぼの田植えを行う予定なので、
以降は導線の都合上から以降トラクタは入れない。まあ、生産性の悪い田んぼだし
苗が余ったらテキトーに何か植えておけばいいや位で気楽に構えている。


草の伸びるのが早くなってきた。
ここのところの作業は、草刈りか田んぼの草取り、トラクタに乗る、田植え
このいずれか。ルーチンが出来てしまったので単調にこなす一方、何か面白みに
欠ける気もする。

 
そういえば、作業ばかりしていてここのところ食材を買いに行っていない。
最後に買い物をしたのはもう三週間以上前だった。
 

別に全てが足りているという訳でも無く、ただ買い物に行くのが億劫だし忙しい
だけで、肉類などのたんぱく質は不足気味だが、それ以外ならどうにかなる。


こちらは、作業場前の植え込み。冬に放り投げておいたジャガイモと
植えてもいないフキの生育が旺盛。雑草も完全に押さえ込まれていて気分が良い・

ジャガイモとフキの森.JPG
 
ジャガイモには花が咲き始めた。掘るのが楽しみだ。
けど、そういえば今年は一切夏野菜を植えていなかった。
サニーレタスとスナップエンドウの収穫が終わったら次が無い。買い物がてら、
売れ残りの苗でも探してくるか。

一方、畑は相変わらず草まみれ。時々草を刈ってはいるのだけれど、まとまって作業を
しに行くだけの時間が無い。畑で現在収穫出来るのは、ニラとねぎだけという状態。
こちらも何とかしないといけない。

#471 省力効果

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体調がイマイチ芳しくないが、作業は続けなければどうしようも無い。
それでも、そこそこ捗っているからまだ何とかなっている。
 

昨日は、最後の苗を田んぼに放り込んできた。
この育苗棚のおかげで、随分と苗運びは楽になった。

らくらく運搬.JPG
 
軽トラを棚に横付けすれば、腰を曲げずに直ぐ積み込める。また、苗の培土自体も
軽くなっているのでとにかく負荷が少なくて済む。また、種まきと芽出しも棚の
真横で行っているので苗運びの距離は皆無となる。暖かい時期には、積み重ねて芽出し
をする必要も無いので、棚の上にいきなり並べてしまえば更に労力が軽減される。

普通は、

播種 → 軽トラや台車でハウスまで運搬 → 育苗が完了したらまた
運び出して軽トラに積む → 圃場へ

という工程だが、苗の移動距離そのものは相当に少なくなっている。

 
 
苗代田んぼに運搬しなければならないのは、一貫してハウス育苗を行った場合よりも
ワンクッション多い訳だが、まあ降ろして並べるのはさほど苦でも無い。

なにしろ投げ込んで放置するだけだし、水やりはおろか水位調整も肥培管理も
必要無いのだからこちらのほうが結果的に楽である。露地なので、植え遅れの
老化苗になる心配も少ない。
 
投げ込みもズムーズ.JPG
 
とかく、単独で何から何までやるとなると省力化を徹底しなければ作業も体力も
追いつかない。同時に自分の思う省力化とは、余計なエネルギも使用しないという
事でもあるため、それを追求してゆけば経費も少なくなる。

育苗に使用する電気は、井戸水ポンプの駆動のみ。燃料は、田んぼに運ぶ軽トラの
ガソリンのみ。苗箱は、最初の田植えが済んだものをローテーションして使用するため
用意する箱の枚数も作る苗の枚数より少なくて済む。ハウスも使用しない。寒い時期
でもわざわざ電気で加温する芽出し器など不要。催芽器も不要・・・。
ストイックなまでに諸々の設備を省いても、育苗は可能であった。だが、まだまだ
省ける箇所に心当たりがある。引き続き詰めてゆこうと思う

今日は一日中雨。体調を少し崩していたのでよく休むことにした。

昨日、早朝から暗くなるまでぶっ通しで熊手除草をしたのが効いたらしい。
除草を行った面積は二反。

やっぱ熊手は効く.JPG
 
同じところを三回くらい引っ掻き、チェーンでは浮いてこなくなったコナギを
カキ取って水面に浮かせる。

コナギは、未分解の有機物と一緒に引っ掛かってくる。 
 
三回ひっかく.JPG

 
引っ掻いただけでは浮いてこなくても、仕上げにチェーン除草機をかけてやる。
時間をかけただけあって、おびただしい数のコナギを除去する事ができた。
だが、数日後にはまた沢山出てくるのだろう。

ある程度、この状況は読めていた。全くと言って良いほどワラをはじめとする
有機物残渣が分解されていないのにも関わらず、早く植えたのだ。そこに有機
肥料を撒いたとしたら、低酸素条件で発芽するコナギに生えてくれと言っている
ようなもの。気温が上がれば上がるほど、残渣の分解も進んでゆくため、いつまでも
土の表層では嫌気的な状態が続き、ダラダラとコナギは発生し続ける。

ヌカやクズ大豆で抑えられるという話もあるし、それが有効なのも
昨年までに確認は出来ている。だが、それは田植え時期や残渣の分解状況、管理水深や
施肥の量などによって変化してしまい、必ずしも充分な除草効果が得られるとは
限らない。また、ヌカも使用方法を誤ると、コナギの発芽を助長するだけで終わって
しまうような感じだ。一昨年、発酵米ヌカペレット100Kg(原料の生ヌカ重量に
換算すると300Kg以上)を一反分に突っ込んで実験も行ってみたが、コナギの
発生は止まらないどころか前年よりも激しくなった。
ヌカを使用すると発芽不良が起こってコナギは自滅するという試験結果もあるの
だから、やはり使い方と量が重要らしい。

とにかく、自分のような栽培をしている人間は雑草と闘う期間が少しでも短いほうが
多少収穫量が少なくても消耗が少ない気がしている。だから、まだ半分手前までしか
田植えが済んでいなくても慌てないのである。

これは一週間前の話。
やそはちメンバー3名が初期除草にやってきた。

今回の参加者は、これまでで最も少ない三名。
うららかな天気もあいまって、それはそれはのどかな作業風景となった。

のどかな作業日.JPG
 
やる事を考えれば、三名もいれば充分。
しかし初期除草を行わなければ、その先は地獄が待っている。

 
という訳で、皆さん今回も真剣です。 
 
補植しつつチェーン除草.JPG
 
ごく初期にしか効かないチェーン除草機を引きながらの補植。
これを全面にかける。
 
 
 

#468 田植え順調?

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この時期は、よくこんな風に尋ねられる。
例年よりは早く進んでいるが、相変わらず何とも言えないという状況だ。


昨日、魔の田んぼ上の段の田植えが済んだ。
本当は、一昨日に他の二枚と一緒に田植えをしたかったのだが、手強い上に
用事があって時間が足りなかった。

 
土は出来る限り引っ張って、なんとか植えられるようにしたけれど
おかげさまで以前よりも深くなり、尺角植えは出来ず。
(田植え機が負荷に負けて前進不能)

まあ植えられるけどさ.JPG
 
とにかく土が重たい。代かきを行って二日後だがもう2~3日放置してしまうと
恐らく植えられないだろう。そんな場合は、また代かきを行う他は無い。
また、田んぼの内側には極端に凹んでいる場所もあり、そこは当然水深があるので
植わっているのかいないのかまるで判らない。とにかく、植えれば良いのだ。

そう、ここの田植えをしていると、なんだか投げやりな気持ちになってくる。
なのに、機械には極度の負荷を強いるのだから困ったものだ。
負荷が高いのならば、本来は慎重に作業するべきなのだが、必ずどこかで集中力が
切れてくる。
 
  
勝手に増水するんだよな・・・.JPG
 
ああ終わった。トラクタも田植え機も無事で本当に良かった。
本当に、ここはどうにかしないといけないな。
 

植え終わっても、用水は流し込まない。なにしろ、この上の田んぼからどんどん漏水
してくる。昨年は、ほぼ水管理に気をつけることなく、終始深水を保つことが
出来た。これが良いのか悪いのかは知らないが、意図していないのは確かだし
やっぱり水が勿体無い気がしてならない。この田んぼの水深が増すと、同じように
この下の部分がもっと大変な事になってゆく。
これまで、魔の田んぼ二枚はほぼ同時期に田植えを行っていたのだが、下の段は
やっぱり後回し。勝手に入水が済んでしまっているので、一発だけ代かきをして
いきなり植えてしまおうかと思っている。トラクタが入れるのはただの一度のみ。
次は更に本気で臨まないと色々と危うくなる。

朝、知人らのところへ苗を届けに行く。
彼らが住んでいるのは、典型的な古民家。棚田と畑もセットになっている。

循環を感じさせる風景.JPG
 
苗が必要だという話だったので、こちらの種まきを手伝ってもらい、出来上がった
ものを必要なだけ渡す。小さな田んぼなので4枚やそこらなのだが。
 
それにしても、自分の住んでいる地域を含め、ちょっと山の方に行けばいくらでも
このような風景が見られる。新たな人に引き継がれる所、荒れるがままの所と様々だが、
いずれにせよ里山の風景というのは何処か人を惹きつける。

 
でも、何故人は里山に惹かれるのだろう?
美しいからといってしまえばそれまでだが、その美しさとは何なのか。
 
 
日本の地形が美しいのだろうか。 
 
瑠璃色の渓谷.JPG
(島根県某所)
 
 
急峻な山に刻まれる谷と、この上無い清流。
えてして、人が住むには過酷と思われる所ほど風景は良いと言われる。

【ふさこがね】は、どうも田んぼで育苗すると根っこが痛み易いらしい。
昨年に続いて今年もかなりの数がやられている。昨年は、苗代に投げ込んだ最初の
数日間、殆ど水に浸していなかったことが原因だと考えていたのだが、どうも違う
ようだ。
 
苗は、根が腐り始めるとヒョロっとした葉っぱを伸ばし始め、緑色が抜けて黄色っぽく
なってくる。

昨年も見た光景.JPG
 
培土の配合や播種日が同じコシヒカリはどれも何ら問題は無い。
昨年は5種類の苗を育てたが、根腐れが多発したのはふさこがねだけだった。
 
 
それでは、苗をめくってみよう。
 
ぐええ.JPG
 
白くびっしりと絡んでいた根が見事に黒っぽく変色している。
サビ色になっている根っこは、根の表面に酸化鉄の皮膜が出来ており、この部分に
関しては根腐れから守られている。来年は、ふさこがねの培土だけPHを酸性寄りに
調整してみようかと思う。
 
 

昨日は、朝から昼飯も食わずに暗くなるまでずーっとトラクタに乗っていた。
というか、手強い田んぼばかりで、気が付いたら時間が過ぎていたというか。
 
 
その原因は、田んぼの高低差。
特に、魔の田んぼ上段側は手に負えないレベルで、この日だけでは目途をつけられ
なかった。それに次いで、今年から管理を引き継いだ田んぼもなかなかのもの。
(以下の写真)

やっぱ高低差あるか.JPG

荒起こしの済んだ田んぼに水を張り荒代かきを行う訳だが、進行方向に向かって
左奥の土が特に高くなっている。この土を低い部分へと引っ張っていかなければ
ならない。 
 
土は、水があると引っ張りやすくなる。だが、現状であまり水位を上げすぎると
作りこんでいない畦畔が更に脆くなる。また、ワラや雑草の破片は水に浮かさずに
出来るだけ土に練り込んでおきたいのでここは我慢。 
 
 
トラクタ通過後、後ろを見て引っ掻いた土の上に水が乗ってくれば、おおむね
大丈夫だが、いかんせん水の乗らない部分が多い。

練り込みつつ土を引っ張る.JPG
 
仕方なく、高い部分の土を何度も削って均す。
この作業をしっかりやっておかないと、水深がバラつきが激しくなり水管理や雑草
防除が難しくなる。例えば、ヒエは表土が露出しなければ発生を抑えられるが、
土が盛り上がっている部分があると、ちょっと減水しただけで簡単に生えてきてしまうし
逆に水深のある部分ではコナギが大発生する。また、土の高い方に水がしっかり乗る
ようにするには、全体的にかなり水位を上げる必要が出てくるが、深水にすればする
程漏水に耐えうる畦畔の作り込みが必要になる。尚、土の低い部分は、必然的に
田植え時点から深水にならざるを得ない。すると浮き苗が出易く、活着及び初期成育
にも悪影響の及ぶ事が多くなる。自分の場合とは異なるが、除草剤を満遍なく効かせる
ためにも、田んぼの均平出しは非常に重要である。

 
確かに雑草防除の基本は深水だと最初に教わったし、イネはどれ程水深を深く
しても死ぬ事は無い。だが、いつでも深水にしておけば良いという訳でも無い。
気象や成長ステージ、また抑えたい雑草によって水深は変化させるべきであって、
その管理をする上で必要なのが、深水にしても大丈夫な田んぼだという事だ。

 頭でっかちにならぬよう、なんでも実践してみよう
 凝り固まった現場主義にならぬように、勉学を
 カネは使うなアタマを使え 
  
ということで、今年も実験をしよう。
苗の違いで、生育及び収穫量の差があるものか、シーズンを通して検証してみる
ことにした。

 
肥培管理が全く同じになるよう、圃場の中央を境とし、向かって右側は自作苗。
左側が購入苗。品種はコシヒカリ。
 
ようやっと田植えですわー.JPG
 
葉の枚数はほぼ同等。播種密度が異なるが、植え付け本数は3~6本になるよう調整。
株数は坪50株程度と常識的な数字にしておく。購入苗は、一枚750円也。
自作苗は、原価をざっくり計算すると130円以下。
 
 
流石は販売用の苗。しっかりと根っこも張っていて丈もキレイに揃っている。
除草管理に失敗した場合を考慮して、試験圃場は二箇所二反とし、20枚用意した。
 
さすがは販売品.JPG
 
えーと、自前の苗はというと写真を撮影し忘れていた。
 
それで、何故この実験を行うことになったのかというと、農政関連のセミナー
参加者は、テーマを決め、年度末に発表を行う必要があり、農政の担当者と話し合って
決めた訳である。
 
育苗は何かと手間がかかるし、自分のようなスタイルの場合は早植えも困難なので
例えば苗を一部購入して手間を減らし、水田の管理を集中して行う事で仕事を効率化
することが出来ないか検証してみたらどうかという話の流れだった気がする。
まあ、確かにそうだ。いくら自作苗の原価が安いとは言え、モミガラ燻炭を焼いたり
培土を調合したり、何度も一人で種蒔き(手で蒔く)その他諸々の作業を行っていたら
時間がかかって仕方が無い。これはどちらが有利なのか確認しておいた方が良いだろう。
これは、機械を購入する際の試算と考え方的に何も変わりは無い。
 
 
しかし、この自作苗はなんというか特徴の塊となっており、普通の苗とは呼び難い。
培土も去ることながら、なにより甘やかされずにひたすら低温と闘い続けてここまで
育った言わば己の執念を映す鏡のようなものだ。結果としてそれが収穫出来たコメの
謳い文句にもなる訳だからして、今更自分で苗をこさえるのを止めます等と言う
筈が無い。

 
これは、飽くまでも検証である。結果として生育が同じであれば、自作苗でも充分
通用する事を意味するし、何かアドバンテージがあるかも知れない。
その結果の上で、コスト面でどちらが有利かを比較するのであれば、苗を全て購入した
場合の費用から同一枚数ぶんの自作苗の原価を引き、その金額を県の最低賃金+αの
時給800円位で割ってみる。すると、該当する労働時間が算出出来るので、実際に
育苗に費やした時間をそれと比較して、上回っていれば損、下回っていれば得だという
勘定になる。そこから更に収量差を加味して計算すれば良い。

繰り返すが、別にどのような結果が出ようと自作苗を止める気は無い。無駄働きが
多いという結果が出るのなら、それを改善するようにまた頭を使うだけである。

だが、ホンネとしてはどっちの苗がどうという話では無かったりする。
なにしろ一番恐ろしいのは雑草が激発して何が何だか判りませんでしたという
結果。そんなのどうやって人前で発表しろと言うのだ。
なので、以降の管理も全く手が抜けない。これはモチベーションを下げないようにする
良いきっかけかも知れない。

#463 意外なお客さん

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なんというか、鳥獣に手を焼く日だった。
 
なかなか可燃ゴミの収集車がやってこず、コンテナに入れて蓋をしておいたはずの
ゴミ袋は野良猫にビリビリに破かれて中身を散らかされ、片付けて新しいゴミ袋に
入れなおし、蓋に重しをしたにも関わらず、隙間から手を突っ込まれてまた片付ける
羽目になる。猫は大好きだが、心を鬼にし石を投げて追い払った。
本当はエサをやりたいくらいなのだけど、いつかれると、お向かいの犬が興奮して
騒ぎまくるので、ここは仕方ない。

 
で、その後苗に水をやろうとしたら今度は鳥さんが苗をついばんでいた。

うまいのだろうか?.JPG
 
普通、ここまで葉が出てきていたらまず食われない。
二葉展開間近で、胚乳の栄養がスカスカになっているコメを食ってどうするのだと
思うが、食べたいのだから仕方が無いというか。飢えて、一度植えたジャガイモを
掘り出して食ったなんて話を聞いた事があるが何かそれに近いものを感じる。

まあ、被害が二枚だけで面積も少ないことから、食われた部分には余った種モミを
入れなおし、土を被せておいた。そうしたら、数時間後にまた食われる。やり直したら
またやられる。流石にイラっとするが、鳥さん、中途半端に学習能力があるらしく、
何故かこの2苗の苗箱しか狙わない。
 
 
だったらという事で・・・。

 
とりあえずブロック.JPG
 
駄洒落にするつもりは無かったのだが、ブロックである。苗箱を別のところに
移動するなどしても良さそうだが、とりあえず様子を見てみよう。以降は食われ
ていないが、他のも被害に遭うようならば、とっとと田んぼに放り込んできて
しまおう。棚の周囲にも鳥除けテープでも張り巡らせておいたほうが良いのかも
しれない。
 
それとも、育苗期間中はエサ台を作ってクズ米でも与えておこうかな。

先週の土日はやそはちの作業日。
いよいよ田んぼの仕上げと田植え。いよいよ前半戦の締めくくりとなり、参加者は
過去最高。気合も充分。存分に作業していってください。
 
種を蒔いた段階では寒すぎてどうなることかと思ったけれど、苗も無事に間に合った。

生育順調根っこも大丈夫.JPG
 
生育も根っこの張りも良好。正直、ここまでしっかり育ってくれると自分も嬉しい。
 
 
 
初日には、向風学校メンバーも6名ほど支援参加。
 
安西によるこまめな指導.JPG
 
二年間の経験があるので、彼らにも作業指導をお願いする。
安西くんなら、こまめの代かきももう慣れたもの。

#461 湿田耕起のコツ

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先日草刈りの済んだ要塞田んぼをいはじめとする四枚の棚田も、耕起が済んだ。
農道も随分と視界が開け、それなりに気分良く各々の田んぼにアクセス出来る。
 
だが、そのままサクサクと作業が出来る筈が無い。
ここ三日間は晴れており、気温も上がっていたので少しは荒起こしもしやすいかと
思ったが、やはりまとまった雨が降ってしまうと少々厳しい。


荒起こしはこれで完了と.JPG
 
 
要塞田んぼは、側溝掘りの甲斐もあってかさほど難は無かった。
一昨年、コンバインを落としたカマは迂回した他は全体的に問題無し。
畔もトラクタで踏み潰しておいた。
 
 
一番手強いのは、要塞田んぼの上にある田んぼ。
 
入れるけれど入りませんよ.JPG
 
ここは異様にぬかるみが多く、旋回するのも容易で無い。
湿地側の水は要塞田んぼ側に落ちるようにしてあるのだが、側溝が埋まっている
せいもあり、湿地のキワには入れない。いっそのこと耕起せず、いきなり水を張って
代かきをしてしまおうかとも考えたが、一応出来るところまでやったという感じ。
どうしても深い箇所を枕地としなければいけない場所もあるので、田んぼ内側の
隣接耕を行ったのみで、敢えて枕地の部分は耕さずにそのままにしておく。
放置した部分は、入水後に管理機で叩く。それまでにまた側溝掘りをせねば。

#460 じゃあ誰がやる?

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今日も今日とて草刈りばかり。
午前中は、畑の残渣処理を兼ねて、前回やり切れなかった区画の整理。
といっても、人の後片付けをしているだけだが。
 
やっとうなえるね.JPG
 
とにかく、全て粉砕完了。クズ米も撒布してしばらくこのまま腐らせてから
耕耘することにしよう。畑の土づくりを再開するのは久しぶり。何を植えようか
ちょっと楽しみ。というか、これもささやかな趣味と考えるべきか。
 
 
何故なら、この先の作業が過酷極まり無い。
休む間もなく、要塞田んぼを筆頭とする四枚の棚田周辺の草刈りに突入。
 

最も広大な草刈りフィールド.JPG 
 
ここは刈る面積が6反+笹ヤブの刈り込み+農道の整備と最もやる事の多い場所。
明日は雨の予報なので、半日で片付けなくてはならない。

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