千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農

千葉県で新規就農を果たした若者の新規就農の軌跡を、BLOGでお伝えしています。千葉県での新規就農を目指している若者の参考になれば幸いです。

新規就農者ブログ

2011年10月

#412 駆け込み寺?

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じっとり汗ばむ日が続いた後は、肌寒さが戻ってきた。
コンバインとトラクタもそろそろ休眠の時期だ。
 
でも、コンバインの方は最後にもう一仕事ある。
知り合いが、手刈りした少量のイネの脱穀とモミ摺りをしたいと持ってきた。

そろそろ冬眠が始まる.JPG
 
脱穀後の量は一俵までいかない。この量だと籾摺り機は使えず微妙。
投入量が少なすぎると、まともに選別も出来ないと同時に機械内での損失も多い。
また、田んぼでハザにかけて天日干しを行ったということだが、乾燥ムラが激しい。
覚悟の上、モミの状態で循環式の精米機に突っ込んで回してみるが、案の定
詰まってしまう。
 
結局、ご本人にはメッシュのコンバイン袋を渡し、もう少し乾燥させてから持って
来てくださいと伝えた。
 
コメは誰でも栽培できる。だが、少量過ぎると収穫した後の処理が難しい。
脱穀・乾燥・モミ摺り・精米と、工程が多い上に、通常の設備だと対応しづらいのだ。
だから、自分のような所に持ち込んでくるのだろうけれど、それはそれでこちらも
辛い。30Kg強のモミを処理するのに半日を費やしてみたところで、半日ぶんの
手間賃など請求出来る性分では無いのだ。
初めて持ち込んでくる人は、そこまで手間がかかるとは思っていない事が多い。だが、
作業をひとつひとつ説明しながら一緒に行うと、その大変さだけは伝わるのが幸いだ。
そして、このようにおっしゃる。
 
『稲作って、簡単に始められるものじゃないんですね。』
 
出来れば、そう思って欲しくない。一反に満たない耕作規模でなら、昔ながらの
道具があれば、基本人力作業で何とかなるからだ。手でイネを植え、手で草を取り、
手で刈り取るような方々なら、そこから先もそこまで機械が必要という訳でも無い
だろう。

こういったケースに対応するとしたら、足踏みの脱穀機・手回しの唐箕・ハーベスタ
なども用意して、安価で貸し出すようにした方が良いのかもしれない。それでも、まだ
モミ摺りという壁がある。土臼とかは流石に探しても見つからないだろうし。
それに、それらが出てきたとしてもまた置き場所が・・・。


本格的にコメを売らなければならない。
で、これまで購入してくれた方々に案内の手紙を出す。電子メールも使うが、あまり
依存したくない。あと、プリンタの故障修理を依頼中につき、案内文を印刷し、
封筒に入れ送付することも出来ない。

そこで、郵便書簡(ミニレター)に手で書いて送る事にした。
どうせ手書きするのなら、営業だけでなく、普通の手紙の内容や絵も描いておこう。
その方が読む方も面白がってくれるだろう。

営業半分手紙半分.JPG
 
これ、知人にこういったものがあると教えられて使うことにしたのだが、非常に
具合が良い。60円でハガキよりはるかに多く文字が書け、定形封筒で送るより
安い。しかし、殆ど使っている人もいないような感じ。これは勿体無い通信手段だ。
廃れて久しいのか、そもそも自分のように知らない人が多いのか。もっと普及しても
良いと思うのだが。

もってのほか(紫色の食用菊)が満開になっている。
ロクに手間をかけず、大量に収穫出来るのは良いが、こんなには食えない。
栽培が容易なので、本格的に増やして出荷出来ないかそろそろ検討したい。
これでブーケを作ってもなかなかサマになる。仏花にも良さそうな感じなのだが
名前がもってのほかなので、何か不謹慎な感じがしないでもない。
愛嬌のある名前なので好きなんだけどな。

 
で、時々花を見にきていた所、あることに気付いた。

収穫しきれんわー.JPG
 
似たような色をした菊とは別の花。
一緒に植わっている千日紅だ。 

 
仏花にいかがかしら.JPG
 
菊が咲く前は、真っ白な花だったのに・・・。

以前からやらなくてはと思っていたのに、未だにやっていなかった事があった。
作業も落ち着いてきたので、ようやく市役所へ出かける。


連番きました.JPG
 
トラクタ2台のナンバー(標識)を交付してもらう。1186・1187と連番。
【あ、いい花】・【あ、いいハム】とかなり良い語呂合わせが出来るが
残念なことに、花も栽培していなければハムもこさえていない。

ナンバーはモロバレ。所在も直ぐ特定されそうな気もするが、既に本名でブログを
つけている位なので、プライバシーなどとうにどうでも良くなっている。


やはり公道を走行する車両であるし、もし何かあっては大変だ。これまでナンバーの
取得と自賠責保険の加入を怠っていたというのは、自動車整備士として恥ずべき事。
小型特殊自動車の税金は、一台で年間1600円也。ケチるような金額ではない。
 
 
基本的にナンバー取得の方法は原付と同じ。車名(メーカー)・型式・型式認定番号
エンジン番号が確認出来、車体番号の石刷りと印鑑があれば、新規扱いで問題無く登録
出来る。因みに、名義変更も原付と同様の手順となる。
 
 
と、言うい訳で、以下はその手順。

このへんだこのへん.JPG
 
たいがい、車体側面及びフレームの何処かに型式と製造番号のプレートが貼ってある。
この機種の場合は、運転席の側面に。
 
 
 

#408 雨が降る前に

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モチ米の稲刈りも無事に完了。
明日からしばらく雨の予報。ひとまず間に合ったと胸を撫で下ろす。


今年も無事に完了!.JPG
 
先週末、かなりまとまった量の雨が降った後も天気はスッキリせず、昨日からの
冷え込み。田面はあまり乾かず、相当に軟らかくなっていたので、相応にしんどかった。
進入口は、田植え機がスタックした程深くなっており、コンクリートの型枠を4枚
引いてコンバインを出入りさせた。また、湿地(緩衝帯)に面した区間では、最後
だと気が緩んだのか、激しくクローラが潜り、あわやスタック寸前となったが、
辛うじて脱出。咄嗟の操作には、これまでの苦い経験が本当に活かされる。

しかしまあ、これでまた雨が降った後に刈らなければならなくなっていたらと
考えると恐ろしいものだ。

田んぼがこのままだと収穫量も揃わないし、やっとこさ整った設備を痛めつける
だけ。この冬は、そろそろ地獄の湿田環境を何とかしてゆきたい。

#407 始まりと終わり

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少し作業にも余裕が出てきた。
今日は、助っ人がきていたので尚心強い。

助っ人いると早いね.JPG
 
モミ摺りをしたあとは、刈り残してあった用水路に面した田んぼの法面の草刈り。
水路に刈り草を落とすと、水の流れを滞らせる恐れがあるので、下から上に向かって
刈る。水路の管理は北総東部用水が行っている。近いうちに、水路の浚渫や法面の
補修が行われるかもしれないので、稲刈りが済んだからといって放置せず、なるべく
刈り込みをしておいた方が良い。また、秋が深まる頃に草刈りをしておくと、翌春に
なっても夏草の出は遅くなるようだ。

振り返るってみると、やっぱり今年も草刈りから始まって草刈りで終わってゆく。
他のどんな作業よりも、草刈りの時間が長いという事。
作業自体は毎回変わらぬようでいて、刈る目的は常に異なる。
これをやるから、次の作業がスムーズに出来る。
 
管理作業スキルは、雑草を刈れば刈る程伸びてゆく。これまでの取り組み姿勢は
これがあるから維持出来ているのかもしれない。ならば死ぬ直前まで大いに
刈ってやろうではないか。

まず表題の件、ご用命あればメールでも電話でも、私に直接ご連絡を。
当ブログの読者様で、万が一コメが欲しいという方がおりましたら
ブログ一番上に記載してある私のアドレスへお問い合わせください。
 
 
以下本題 
 
 

雨が降ってくる前、一昨日にミルキースターの稲刈りを終えた。
残るモチ米は、別に急いで刈る必要は無い。来週中に終われば良いだろう。
 
今日は、雨が降ったり止んだりの天気。
こんな日は、米袋に絵でも描いて過ごすと丁度良い。

未だ手書きである.JPG
 
いつまでこれを続けるのかは知らないが、もうこうやって筆ペンで袋を描きをはじめて
三年目。知らぬ間に、文字も絵も少し上達してきたらしい。描く速度も上がってきた。

良い図案が出来れば、それでオリジナルの袋を印刷するのも良いだろう。
けれど、やはりこうして直接描いているほうが好きである。趣味と言われてえばそれ
までかも知れないのだが、やはり何か人と同じことはしたくない性分がモロに現れる。

最初のうちは、コメひとつを売るにしても、伝えたいことなど山程あった。もしか
したら、コメはそれを言わんが為のツールになっていたのかと思えるくらい。
それはもう、考えている本人ですら鬱陶しくて仕方が無かった。そんなものを
全て言葉で伝えようとしたら、コメ袋は耳なし芳一のようにぎっしりと怨念めいた
文字で埋まってしまう。一体、そんなうざったいものを誰が欲しがるというのか。
然し、中身で勝負などと言ってのっぺりした無地の袋のまま売ったとしても何か勿体
無い。というか、手抜き感が凄まじく、苦労して育てたものを売る袋には粗末過ぎる。


そこで、興味のある人への説明はブログの文章に任せ、表現に幅を持たせるという格好
で手描きの袋を始めたような気がする。気がするというのは、考えるより先に気が付い
たら何か描いていたからで、そこから知人の所へ図案を相談しに行ったり、絵の練習を
してみたり、描く時の姿勢に気をつけたりとなって現在に至っている。
反応は、おおむね好評のよう。だが、しばしば図案のネタ切れが起こるのが課題である。

売り先は、口コミと自力営業のみ。ブログなんぞ頻繁に更新しているものだから
よくネット販売していると勘違いされるのだが、そんな事しなくても捌ける量しか
コメが無い。まかり間違って注文が沢山来たとしても体はひとつしか無く対応困難。
今後コメの収量と品質が安定し、お客様からも要望が来るのならば考えなくも無い。
が、そうなったら根本的に手書き袋を見直す事となるだろう。

 
  
とかく狂気染みた手間をかけ、それで儲かるかと言えば否。生活できるのかと言えば
それも否。それは業態として成立するのかと言えば、勿論否。
ビジネスという言葉が如何に嫌いとは言え、これは徹底し過ぎの感が否めない。


始めた時からだが、自分は集約管理と経営規模拡大などに主眼を置いた【いわゆる農業】
をしたい訳では無い。また、施設園芸で換金率の良い作物育てるという、最も新規
就農者に向いたスタイルを選ぶ気も全く無かった。それで成功することに対してハナ
から興味が湧かなかったのだ。基本的に、自分の思考回路は勝つ事よりも、知る事の
方を優先させてしまうらしい。だから、割と簡単に死ねそうなところまで行ってしまう。


話を戻そう。ただ、これから更に廃れてゆくであろう中山間地農業の行く末を、
現実の場にいながら真剣に考えたかった。その流れを少しでも変えてみたかった。
それを実践するフィールドがあるのならば、後は勢いに任せてゼロから己自身で試して
みるのみだと思った。だが、やってみると案の定方々に心配も経済的な負担も相当
かける事になり、その責任を常に感じている。苦しいフリしてやりたい放題という
訳には到底いかない。


その中で、なんとか農ベースでのまっとうな生計が立てられるようになれば、少しは
光明が見えてくる。本当にあと少しのところまで来れたようだ。
ちっぽけなようだが、ここを越せないともう挫折以外に何も残らない。
 
それにしても、ここのところは稲刈りと乾燥調整に専念していたので、営業は
後手後手。暮れまでにしっかり販売しないと諸々の支払いが大変そうだ。

#405 終わらぬ夏

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明日から、ミルキースターを刈る。

しかし、二枚ある田んぼの生育状況というか、葉の色がまるで違うのが気になる。
植えた時期はほぼ同じ、穂が出るタイミングは同時期だったのだが。 
 
 
こちらはまだ青々している。田植えは6月26日。
相当に気温が下がってきているし、そろそろ枯れてきても良さそうなものだが
コナギともども元気いっぱいの状態。そして、まだ少しずつ新しい穂が出続けている
10月に入るまでは、ほぼ夏と同じような葉色だった。

まだ夏のよう.JPG
 
心当たりがあるのはまず水管理。隣の向風学校の田んぼに導入した山の湧き水を
こちらに落としていたので、用水の供給が断たれた8月26日以降も2週間ほど
湛水状態を続けていた。この青さが食味へどのように影響するのかは不明。
モミの色は一番濃い状態からやや色が抜け始めた感じで普通。

 
 
こちらの田んぼは、季節に応じた常識的な葉色。だいぶ枯れ上がってきた。
田植えは6月27日。
 
こっちは黄金色に.JPG
 
同じ品種で、こうも異なるとは興味深い。管理次第では、植物体の寿命を延ばせると
いうことだろうか?各々の田んぼのイネを、敢えて数株ずつ刈らずに残しておき
最終的にどうなるか確認しておこう。

出穂以降の水管理だけでこうも違いが出るとはあまり思えない。苦土の量やもともとの
地力なども関係しているのだろうか。これらを混ぜて乾燥させる際、水分バラツキが
大きくなければ良いが。
 

 

#404 おつかれさま

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週末は、学生が植えた田んぼの稲刈り。
向風学校の稲刈りは既に済み、彼らの手でモミ摺りまで終了しているのだが、写真の整が
まだ済んでいないので、こちらのほうから先に報告。
 
 
 
小さな扇型の田んぼ。
遅く植えた【ふさこがね】もちゃんと成長し、参加者が分配するのには充分な
収穫量になりそう。

わー 育ったー.JPG
 
いかがでしょうかね~。 
例によって手植え、手刈り、手除草。 肥料ヌカのみ。
 
 
 
作業二日のうち、初日は女の子二人。あと大工さん。
 
佇まいが良い.JPG
 
昨年の草刈りでもそうだったのだが、コイツらはやけに手際が良い。
教える手間が少なく、作業も的確で素早い。向いてるのか?

今日から明日は雨。また稲刈りが延びてゆく。
 
昨日の午前中はコシヒカリのモミ摺り。
丁度半分くらい摺ったところで、トラブル発生。

収入源が~.JPG
 
好調に動いていたモミ摺り機だが、ベルトがスリップしはじめて急に選別版が動かなく
なる。慌てて停止し、機械の背面を見るとこの通り。選別板へ玄米が過剰に供給され
る、ないしは一時的な排出不良選が起きたことにより選別部のベルトがスリップするも
玄米供給は尚も止まらなかった。玄米が機械から溢れ出している。

調子よく動いていても、油断は禁物。急激な負荷変動が入るとたちどころにこうなる。
また、しばらく運転していてベルトが熱を持ってくると、更にその可能性は高まる。
作業部分が動いていなくても、よっぽどの事にならなければモーターは回り続けるので
不具合があったら即座にスイッチを切り、同時にモミの供給も絶つこと。放置して
ベルトスリップが続いた挙句、モーターまでロックしてしまえば、ベルト類もモーター
もパアになってしまう。

 
内部の玄米をカキ出せば再起動は容易だが、これをやらかす度にコメの損失が出る。
この時は、時間当たり15俵ペースで動かしていたのだが、現状出せる能力ギリギリ
だったようだ。

#402 急がばいたわれ

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コシヒカリを刈りはじめた。 ここは、べったりとまではいかないが
かなりイネが倒れてきている。倒伏刈り取りは、通常の作業速度で行うと、イネの
引き起こしが追いつかずに損失も多くなる。籾すり機のトラブルと部品手配で予定
が二日ほど遅れているものの、ゆっくり刈とる他は無い。


倒伏も致し方なし.JPG
 
早い段階である程度傾いていたイネは、傾いてからどんどん茎が硬くなる時期が来る
ため、そこから先へはなかなか倒れないようだ。だが、台風で大きく傾いてしまった
ものは、傾斜が深くなっている。

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