千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農

千葉県で新規就農を果たした若者の新規就農の軌跡を、BLOGでお伝えしています。千葉県での新規就農を目指している若者の参考になれば幸いです。

新規就農者ブログ

2011年8月

#384 イネ6品種 

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晴天も本日まで。
田んぼの見回りがてら、いくつかイネの様子を撮ってきた。
周囲では、稲刈りが済んだ田んぼもかなり増えてきているが、こちらの稲刈りは
9月の中旬からになりそうだ。
 
 
棚田の最上段より。(コシヒカリ、6月6日植え)

久々の定点撮影.JPG
 
相変わらず眺めが良い。ここで撮影するのも久しぶりだが、やはり収穫の頃の絵が
一番好きだ。
 
 
 
最上段の田んぼ。
 
倒伏が心配な最上段.JPG
 
最も生育に不利な田んぼなので、せめてもと元肥を多くしておいたお陰か、思ったよりも
育ってはくれた。ただ、常時日照不足のため、イネは徒長しやすい。倒伏に注意。

 

#383 天気の良いうちに

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台風が近づいてきている。直撃した場合、イネの倒伏が心配だ。
モミの登熟を良くするため、まだ水を張りっぱなしの田んぼがかなり多いので、
少しでも株元の土を固めておこうと、出穂中の田んぼを除いて片っ端から水を落とす。
田んぼに水を張るのは割と簡単だが、思った通りに排水して乾かすのはかなり難しい。

水の切れが悪い要塞田んぼは、排水溝のダムを切って落水させるだけでなく、更に溝を
掘って二箇所から排水させることにした。排水溝は、掘った直後はある程度水を
切ることが出来るが、水位が下がってくると、必ず流れが滞る箇所が出て、排水が止まる
ので、その区間を再度掘り下げなくてはならない。元々田面の高さを揃え切れなかった
田んぼの場合は、この掘り下げに数日を要することもある。当然、その間は田面が乾く
事も無い。従って、台風が来る直前に慌てて落水しても仕方が無いのである。落水できな
かった場合は、逆に水を張ったままにして更に雨で水位を稼いだ方が、水面から露出する
イネの丈が、短くなるので風には耐えられるような気もする。水深が20cm近くあれば
おそらく平気なのではないだろうか?が、今回はそこまで深水を維持出来ていた田んぼも
無いので試すことは出来ない。というか、試すのもかなりのバクチもの。寧ろ、何が
あっても簡単には倒れないような栽培方法を習得すべきかもしれない。

今日も明日も溝溝溝.JPG
 
 
畦畔板も同時に全て抜き取る。
ところで、写真左側の田んぼは既にだいぶイネが倒れてきてしまっている。
今年は、他所の田んぼでも相当に倒伏が多い。これまで、自分の育てたイネは余り
倒れた事は無いが(まともに生育せず、頭が重くならかったけ)、用心するに越した
ことはない。特に要塞田んぼには手間がかかっている。これ以上収穫が落ちたら
何も回収出来ない。

もう三週間近くも畑の様子を見に行っていなかったので、刈払機と管理機を軽トラに
積んで向かう。昨年とうって変わって今年は雨が多い。きっと容赦なく雑草が生えて
いることだろう。
 
 
 
案の定。全面が雑草なので草は刈り放題。平地の草刈りは楽でいい。違った、今月頭の
段階では、いつでも作付け出来る状態だったのに、これでは元の木阿弥。畑の表土が草に
覆われて見えなくなるまでの期間なぞ、あっという間。

雑草生産能力は高い.JPG
 
それにしても、勢いが良すぎないか?これだけの雑草を短期間で栽培できると言う事は
それなりに土も良くなって着ているのかも知れない。雑草は、アカザ/シロザ・アオビユ
メヒシバ等が多い。雨が降った後だが土はフカフカ。以前は雨が降るともっとカチカチに
なっていたのだが、初夏を過ぎたあたりからそうでも無くなってきた。
 
 
 
一時間ちょっとで、全面を刈り終わる。
 
公園の芝生?.JPG
 
 
近いうちに作付けする予定がある奥の区画は粉砕刈り取りの後、管理機をごく浅く通して
雑草の根っこを掘り起こしつつ残渣と土をなんとなく混ぜておいた。また一週間くらい
経過したら、同じような深さで再度管理機を通せば、根茎から再生した雑草及び新たに
発芽した雑草も叩ける。そこから作物を植えつけるという算段。

普段から残渣は深く鋤きこまず、刈り散らしたままにするか、土になじませる程度に
浅く埋める方が土中の生物層を破壊せずに済むようなので最近はずっとこう。
残渣を早く分解したいような場合は、その上から虫のわいたクズ米や生ヌカなどを
ふっておくと良い。


なんだかんだで、この夏もまともに野菜を栽培せず、除草管理ばかりしていた。
放置する気は無いのだが、何も作付けず土地を維持するだけならば、もっと作業コストを
減らせるよう、防除のタイミングを合わせられるようになりたい。
 
  
いや、そのスキルよりもやっぱり野菜を育てる事のほうが大切ではないか。
植えたら草取りなんてやらざるを得ないのだから。ここ二年、土の換わりゆく様ばかり
観察して肝心の作物は・・・のままであった。

#381 片付けと掃除

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ここ数週間で、一体何をしていたかを補足しながら話を進めよう。
 
 
これは、ちょうど二週間前のこと。
敷地を整理する歳、ここに物を移しても良いと社長に言われていたので、
それまでヤブになっていた秘密の通路を復帰させようとしているところ。
こちらは、見沼田んぼ福祉農園のサバイバルキャンプ期間中に派遣されてきた
三須くん。二人でやるとなんとか仕事が進む。

この先スズメバチ注意.JPG
 
 
と、思ったら、この後はスズメバチの集団に襲われて作業中断。自分は
首を刺されそうになるが、なんとか捕まえて地面に叩きつけて踏み潰し、事なきを得る。
どうにかして巣を始末しなくては・・・。
 

#380 早期落水

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しばらく書かずにいると、どうも普段にも増して落ち着きが無くなるらしい。
と言うわけで、何事もなかったかのように再開。
 
 
 
本日の作業は、ドブ田の強制排水。アゼ内側の土をマンノウでごっそり掬い取って、
速やかに落水させる。

不調の時はきつい作業.JPG
 
イネの登熟管理から考えると、あと一週間程度は水を張っておいても良いのだが、
この田んぼはもともと異常に乾きが悪いので、早期から落水しておかなければ
コンバインでのイネ刈りが厳しくなる。同時に、隣の田んぼのイネは刈り取りの直前。
この田んぼに水を張ったままにしておけば、当然こちらの水が隣に滲み出してゆく
ことになるので、非常に嫌がられるだろう。
 
 
これを放置するのは簡単だが、それで得をする者もいない。
だから、ひたすらに掘る。 
 
何メーターやればいいんんだろう.JPG
 
マンノウを久しぶりに使ったら、右手がマメだらけになった。
長い区間溝掘りが必要な場合は、滑り止めの付いた手袋の使用を推奨する。

ここのところ、更新の頻度が下がっておりますが、当方は平常通り作業を
続けております。頻度の下がる要因としましては、主に人間関係のトラブル処理
及び平常作業に目新しい事が少なくなった事などです。それでも、研修生が来たり
稲刈りに向けた設備のメンテナンス、敷地の整理などネタは沢山あるのですが
それらも反映出来ていない状況ですので心苦しく思っております。

また、明日より数日間泊り込みでバイトに出かける関係上、更に更新の間隔が
開いてしまいます。
 
平素より当ブログをお読みいただいている読者の皆様に、気をもませる形に
なってしまいますが、元気にやっておりますので今しばらくお持ちいただきたく
存じております。

 
平成23年8月14日
人見太郎

更新頻度がまた下がっているのは、やっている事が代わり映えしないため。
向風学校のコシヒカリ、あきたこまち、ふさこがね。ほぼ同時期に穂が出始めた。

出穂の時期ですね.JPG今年は、出穂が早い気がするが、こんなものだっただろうか?
それはそれで、まだ盛んに分けつするイネもあるので、それが植わっている田んぼには
除草機を通す。 
 
 
しかし、相変わらずコナギのしぶとさには驚かされる。
 
しぶとすぎる.JPG
 
もう8月に入っているのに、まだ発芽してくるとは。 
田んぼに元々入っていた種子の量は、日本の人口どころでは済まなそうだ。
今年にいくら叩いたところで、来年も発生が減るなどとは到底考えられない。

こうなれば一生根競べ。それが日本人の歴史なのかもしれない。

#378 はんぶんずつ

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ふさこがねの田んぼは、雑草の勢いが止まらない。
このまま手をこまねいていても収量は良くないのだろうが、昨日くらいから
穂が出始めている。

ちょっとこれじゃあね.JPG

タイミング的には追肥は無理。だが、何もしないのも嫌だ。
どうせ放っておいても収量が低いのならと、除草機を通してみる。
無論、除草機もこの段階で入れるべきではないのは百も承知。ただ、以前から検証して
みたい事があったのでここで実験してみる事にした。
 
 
それは、出穂直前に機械除草を行ったのと、雑草の生えるまま放置した場合とで
どのようにコメの出来が異なるかということである。
 
はんぶんだけとか無いんだけどさ.JPG
 
そこで、全面積の約半分だけ除草を行って比較してみる事にした。
ここで機械除草を行えば、当然イネの根っこを千切った上に株をなぎ倒すので
登熟に悪影響が出たり、倒伏しやすくなる心配もある。それに、モミに中身が入る
際、ここで埋め込まれた雑草が分解されてチッソが発現してくるとすれば、食味の
低下に繋がるかもしれない。それでも収量が改善するかどうかを知りたいのだ。
なにしろ、この状態では良くて反収四俵程度だろう。どうせ転ぶのなら、せめて知識を
蓄積しておきたい。
 
この田んぼは、土中に未分解の有機物が多い状態で、更に有機肥料の全層施肥を行ない
田植えまでにコナギの発芽を助長させた上、根腐れした苗を混ぜて田植えを行った。
そして田植え以降も常にコナギが優先化していたところに後追いで理除草を繰り返し
たが食い止めるに至らなかった。更に、オモダカの大量発生も続いた結果が今の状態。
ここで成功したのは、水位管理だけと言って良い。

こんな事ばかり試すつもりは無かったのだが、育苗段階から悪条件を重ね続けつつ、
ステージに応じた雑草防除を行うと、最後はどうなるのかという事がこれではっきりと
判明させる事が出来そうだ。
 
 

この田んぼ一枚で、人の何年分かの経験は得られているのかも知れないが、こんなに
リスクの高い実験を今後も続ける事は出来ないだろう。それに、計らずもとは言え
こんな栽培方法に付き合わされたイネもさぞいい迷惑だろう。

とにかく作物の品質を安定させ、収支を安定させる事なければ、この先は実験は
おろか生活そのものが出来なくなってしまう。しくじるのは、この田んぼだけで
終りにしたい。

 

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