千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農

千葉県で新規就農を果たした若者の新規就農の軌跡を、BLOGでお伝えしています。千葉県での新規就農を目指している若者の参考になれば幸いです。

新規就農者ブログ

2011年7月

#377 そこそこ採れるか

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八月が目前に迫ってきていても、除草作業は続く。
六月の下旬に田植えをした田んぼは、今がイネの分けつと雑草の生育が盛ん。

ここは、同じ田んぼの中に二種類のイネを植えているのだが、その区画によって
雑草の発生状況も異なっている。
 

雑草が多いのはコシヒカリ区画。

飯米は草まみれ.JPG
 
コシヒカリは、自家用(飯米)として植えておいたので、大量に収穫する必要は無いと
判断し、資材(ヌカ系肥料)の投入をごく僅かにしておいた。
雑草の発生は多いが、割と順調に成長しており、今のところは雑草に負けていない。
遅植えながら、分けつが足りないようにも見えない。 
 
 
こちらは、ミルキースター区画。
 
 
こちらはなんとまあ.JPG
 
こちらには、コシヒカリ区画で浮かせた肥料を更に投入することができたので、抑草
効果も充分に発揮されたようだ。コナギがほとんど発生していない。しかし、イネの
勢いはコシヒカリと同等か若干控えめのよう。

現段階で、コナギの有無が生育にさほど影響していない事を考えると、コナギの雑草害
というものは意外と少ないものなのかもしれない。無論、田面を覆い尽くすほどまでに
発生したり、肥料が少なすぎて初期成育が極端に悪かったりしたら話は別。それと、
ここの田んぼでは、畑で使用するため、冬場に稲ワラを持ち出しているのだが、ワラを
還元しない場合もコナギの発生は減るようだ。
 
 
 
これで、色々とやり方が見えてきた。こうなると、作業が俄然面白くなってくる。
来年はああしよう、こうしよう。これを考え続けていたら直ぐにおじいさんに
なってしまいそうな気がする

#376 寿命よりバランス

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昨日の朝は雨が降っていたので、機械整備には好都合。
除草機のシールを交換しよう。

雨天なら整備です.JPG
 
作業場も手狭になってはきたが、小型の農機なら、屋内でも充分に作業出来る。
構造も単純なので、割とすぐに作業は終わる。 
 
 
単純なんだけれど.JPG
 
除草ドラムを軸ごと取り外し、ギアボックスのフタを開ければ中身がゴトっと抜ける。
この手の歩行系機械は、このようにウォームギア(イモネジ)で減速比を稼いでいる
ものが多い。写真上のギアが、イモネジと噛み合って回ると同時に、動力伝達の向きも
入力に対して直角に変わる。シールは、左右とも交換。パッキンも新品に。

#375 ストップ!皆殺し

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ここのところ、人間関係のトラブルやその対応、敷地の整理などに追われていた。
それまでの疲労の蓄積もあってか、体調も崩し気味。やっと通常に近い状態で
作業出来るようになってきたものの、つまらぬ事がトリガーとなって作業に支障が
出るのはやりきれない。単独耕作においては、体調管理が最も大切だと再認識する
事しきり。
 
 
で、現在は何をしているかというとまた草刈り。中耕除草機は、先日とうとう
オイルシールが潰れてしまった.。シールは入手出来たので明日にでも交換しよう。
 
この要塞田んぼをはじめとする棚田4枚の周囲を刈るのは2ヶ月ぶり。
地味に大変だが、このところ涼しいので助かる。

植生が変わってきた.JPG
 
ここには、耕作しない緩衝帯として湿地がある。
昨年までは何も考えずに、耕作シーズン中に2回、全面的に刈り込んでいたのだが
今年になってから気付いた事がある。

#374 創作素材

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畑に行ってみると、千日紅が咲いていた。
植えたのも忘れていたが、花を集めておけば秋にリース作りに使える。

まあ、強いよね~.JPG
 
雑草に囲まれながらもそこそこ元気。もう少し沢山植えておけばよかったかな。
畑での作業自体は、草刈りと次作に向けての資材撒布及び耕起。
奥の区画は、事あるごとに耕していたので、草の発生が減ってきた。ただ、ニラや
ネギの畝はまだ雑草に埋もれたままなので、草むしりをしておかないといけない。

手前の区画のほうは、びっしりとルッコラの芽が出てきた。
なんというか、もはや完全に雑草として優先化しつつある。しばらくは間引き菜を
食べる食べる日々が続きそうだ。

#373 生き物だから

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珍しく、機械以外の拾い物をした。

こなぎちゃん.JPG

子猫。
ガリガリに痩せてノミやダニだらけ。皮膚病にもなりかかっていたが、この数日で
元気に遊びまわるほどに回復してくれた。福猫になってくれないかな。

生コン事務所の入り口にある空き地に、段ボールに入れられて置き去りにされていた。
飼い猫の子供ななおか、人を見るとすぐについてくる。エサを与えるといつくことは
明らかなのだが、どうしても放っておけなかった。メスだったので【こなぎ】という
名前まで付けてしまった。コナちゃんと呼ぶのがしっくりくる。そこで里親を探さ
ないといけないと思っていたら、幸い、実家で飼っても良いという話になったので、
一昨日に実家に連れていった。よくなついていたので、置いて帰ってくるのは少し
寂しかった。
 
実は、以前もこのくらいの迷い猫がやってきた事がある。寒い日の夜中、外でしきりに
鳴くので、かわいそうになって何処にいるのか探していたら、どかしたパレットと
コンクリートの地面の間に挟まれてしまい、見つけた時はのしイカのような姿でお亡く
なりになっていた。やるせない気持ちのまま、仕方なく傍の植え込みに穴を掘って埋め
木の棒を立て、煮干しなんかを供えてしばらく供養した。そのことを思い出してしまっ
て仕方が無かったのだ。
 
 
この近辺では、捨て犬や捨て猫は珍しいものではない。最近は見かけない若い猫が
やたら増えた。捨てられてから野良猫としてたくましく育っているものも多いのだろう。
 
お向かいさんも猫は大好き。それでも犬を沢山飼っているしメジロや亀もいるので
鳥や小動物を本能的にに狙うネコを飼うにはリスクが高すぎて面倒を見るわけには
いかなかったのだという。捨てられたペットのことはやはり不憫に思うらしく、実家に
連れて帰るという話をしたら、親切に子猫用のエサをくれたり、ケージを貸してくれ
たりと親切にしてくださった。
 
 
なに、生き物を捨てるのは昔からよくある話だ。残酷なようだが、次に同じようなのが
やってきても、正直面倒を見続けることは出来ないだろう。でも、確実にまた来るから
困ってしまうのだ。

この界隈にだけ、何故やたらと生き物が捨てられていくのかが気になっている。
捨てられやすい環境となる要素は一体何なのだろうか。
捨ててしまう人たちには、捨て場所を選ぶ時のポイントを是非尋ねてみたいものだ。

#372 招かざる客

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いつものように田んぼの水位を確認していると、田んぼの中に無数の魚影が見える。
そいつらは、田んぼの生き物とは思えないほどの素早さで泳ぎ回っている。気になった
ので、水口に沈んでいた塩ビパイプを利用して捕獲してみる。


佃煮にでもするか.jpg
 
すると、タモロコというか、ホンモロコというかまあ普通は河川に生息している魚。
利根川にある農業用水の取水堰からここまでやってきたのだろうか。
いずれにしても、彼らは田んぼでは生きてゆけない。一時、田んぼの水を落として 
そこに網でも仕掛けて集め、どこかに放流するか佃煮にでもしてやろうかと考えたが
とりあえず、田んぼの水深を上げてしばらく様子を見る事にした。
 
 
 
まあ普通、ここいらの田んぼにいる魚と言えばドジョウくらいのもの。
 
普通にうまそうですね.jpg
 
水が切れようが、冬場に乾燥しようが、ロータリー耕を繰り返そうが簡単にいなくはな
らない。彼らは、鰓のほかに腸による呼吸が行え、深い土中で越冬している。
幼い頃から10年以上外の川魚と一緒にずっと飼育していたことがいるが、水槽の外に
出てしまって気付かずにいても、湿気があって陽が当たらない場所ならば丸一日位放置
しても死ななかった事は印象深い。そんな印象が強かったせいか、とても好きな魚で
あり、また好きな食材のひとつでもある。だから、これがいる田んぼだと何となく安心
する。

世の中には、とても珍妙な・・・もとい、一応はまともな目的を持って生み出された
にもかかわらず、殆ど誰にも知られることも無く市場から姿を消してゆく製品がある。
今回紹介するのは、そんな一風代わった刈払機である。
 
 
岡山農営社(イリノ)製ナイロンコード専用逆回転刈払機。
(写真は三菱OEM機。名称は【ME27B-NC】イリノブランドでの名称は不明)
この機種は生産中止になって久しいがメーカーにまだ在庫があった。

見たとこは別にね.JPG

たまたま、三菱農機の展示会でイリノの方と話をした際に存在を知ったのだが、取り
寄せた農機屋も、このような機種があった事を知らずにいたほどの真性マイナー機。
見た目は普通の刈払機だが、飛散物を防ぐために、ポリカーボネイトの板で露骨に
面積を拡大された刈刃カバーが目に付く。
 
こういったものは、欲しいと思った頃にはえてして入手出来なくなっている。
中古品を探そうにも、まずもって出てこない。従って、使ってみたければ新品が出る
うちに購入する以外に道は無い。購入費は、今年になってから修理した機械を譲渡
したり整備を引き受けたりしてコツコツ機械の購入維持費を貯めてきた中から捻出。
予算はまた振り出しに戻る。次は何を引っ張ってきて直そうか・・・。
 
 

取扱説明書には、ホチキスで紙が追加されている。

特殊仕様のおことわり.JPG

 
本製品は特殊仕様であり・・・もういいよ。機械も買う方も特殊なんでしょ。
まあ、逆回転と言っても2サイクルエンジンの場合は、リコイルスタータの巻き方を
逆にして、リコイルプーリーもそれに対応させれば完了な訳で、エンジンそのものの
構造は従来機と何も変わらない。


因みに、これは興味本位で買った訳ではない。
普段の草刈りでは、エンジン出力と作業スピードを重視してナイロンコードを多用して
いるのだが、とにかく飛散物が多く、防護面も作業着も顔も泥と草でビタビタになる。
この極度の不快さを無視してまで、作業効率を優先させていたのだが、アゼ際や湿地
などは泥水の飛散が特に多く、その面積も現状を超えるととても神経が耐えられない。
そこで、エンジンが逆回転している機種ならそれも緩和できるのではないかと考えた
訳だ。また、後述するが、左利きの人が草刈りをする際にもこの機種は重宝するはずだ。

涼しいので、除草日和。
強制中干しで水が切れ、雑草が繁茂してしまった【あきたこまち】の田んぼに
朝から手押し除草機をかける。雑草は、特にオモダカとヒエが目立ってきている。
それらを丁寧に埋め込んでいたら、半日仕事の予定が丸一日に。

タネつけないでくれ.JPG
 
まだイネが大きくならないので、オモダカもスクスク成長。早いものは花が咲いて
実までつけ始めた。塊茎及び種子を来年に持ち越さぬように、これらも片っ端から
手で除去し、田んぼの外へ捨てる。後から沢山発生したオモダカ及びクログワイは
塊茎ではなく、種子で発生しているようだ。昨年、作業場の工事を優先させて、殆ど
除草管理をしなかったツケが相当に回ってきている。

#369 耕作待機地

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この日曜日は、この地域の集団草刈り日。
ここで田んぼをやっている者としては、やはり参加しておかないと、いつまで経っても
何をしているか知れぬ余所者のまま。まあ、そんなことをいちいち考えずとも、普段
あまり接点の無い方とも色々な話が出来て面白い。

みんなで刈れば早い.JPG
 
沢山の人が集まれば、農道沿いのヤブも一気にキレイになる。
自分で用意した機械は使わず、熊手で刈り草をよける係。昼前に作業は終り、集会所で
軽い懇親会。そこで皆さん酒を呑み始めた。ちょっと、私はこの後も作業があるので
控えさせていただきます。
 
 
で、解散後はそのまま田んぼへ行って手押し除草の続き。そしてその後は草刈り。
そう、午前中の作業なんて、これからの草刈りに比べたら、ハナクソをほじりながら
でも出来るほど楽勝である。
 
 
除草機を押した田んぼの脇は、4年ほど耕作されていないミクリの群落。
毎年立派過ぎて、もともとが田んぼだったのかどうかも判らないような状態。
自分の背丈をゆうに超える群落は、田んぼに影を落とし、風通しも悪くする。
従って、処理する必要がある。2年前、『この田んぼもやっていいよ。』と師匠に
言われたが、「ご冗談を。」という感覚に今も変化は無い。深すぎてヤバイから
耕作放棄されているのである。こうなってはもう誰も手を出せない。
 
萌え雑草.JPG
 
もし、自分の耕作している土地の周囲が、このような雑草の群落に囲まれてしまったら
と考えると恐ろしい。まだこの程度だから刈ってやろうと思うえるだけだ。

#368  家庭的水田管理

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涼しくて、草取りに丁度良い一日だった。

元気な女の子が一人で小さな田んぼの草取りにやってきた。
前回、3人で手植えをしてから丁度3週間。なかなか良いタイミングだ。
田んぼ自体は小さいので、作業時間はそんなにかからない。こちらの作業も
手伝ってもらえるので助かる。

腰曲げなくても大丈夫.JPG
 
彼女らの田んぼは、2回ほどチェーン除草機を通したのと、水が干上がらないよう
細工を加えた成果もあってか、雑草の発生はまだ少ないほう。今ならまだ小さいので
このようにステンレス熊手で対応が出来る。
元肥はゼロだが初期成育は良い。もともとかなりの湿田なので腐植の量は多く、それが
気温の上昇とともに可給態に分解され、丁度良い具合にイネに供給されているようだ。

遅い田植えをしてみると、古来から何故入梅の前後に田植えが行われていたのかが
よく理解出来る。現在のように肥料が豊富ではなかった時代は、もともと田んぼに
入っている有機物をいかに有効に利用するかが重要だったのだろう。現在の稲作と
いうと、こと購入した資材(金肥)をどのように上手に効かせて多収を得るかに
重きを置いている。

ただ、彼女らのように、自分の家で食べるコメを育てるという考えに対しては、別に
多収を狙う必要も特に無い。だから、農具も資材も最小限のもので充分だし、作業も
出来るときにやれば良い。苗だって、自宅の庭で育てられる。収穫物も同じく庭で
天日干しすることも可能だ。これなら田んぼと言えども感覚的に家庭菜園とそうは
変わらない。そうやって稲作を実践する人がもっと増えてゆけば面白いことに
なると思う。
 

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