千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農

千葉県で新規就農を果たした若者の新規就農の軌跡を、BLOGでお伝えしています。千葉県での新規就農を目指している若者の参考になれば幸いです。

新規就農者ブログ

2011年6月

#367 エンジンがつく

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最近になって、この表現をそこかしこで聞くようになった。
無論、エンジンが始動するという意で用いられている。

何年か前から気になってはいたのだが、若年層を中心にだいぶ定着してきているらしい。
何で エンジンは"つく" ものなのかと尋ねてみると、【つく】とは、どうも【点く】
を意図しているらしい。モビリティをはじめとする、動力付き作業機械の白物家電
扱いもここまで来てしまったか。だが、それをここで批判するつもりは無い。
おっさんの戯言だとか、マニアの執着だと言われようが何だろうが、単に【つく】だと
間違いだと伝えたいだけである。
 

 
それで、写真は何をしようとしている所だろうか?
これを見て分かる人は、機械に興味があるか、年配の方だろうか。

困ったときはヒモ始動.JPG
 
正解は、エンジン(発動機)を始動しようとしているところ。
スタータモータや、リコイルスタータが無くても、ヒモをクランクプーリーに巻いて
直接人間が引っ張ればエンジンを【かける】もしくは【始動する】事が出来る。


どんなレシプロエンジンでも、始動の仕組みは同じ。ヒモをプーリーに引っ掛ける、
始動クランク棒をクランクシャフトに引っ掛けて回す、キックペダルに足をかけて、
体重を乗せながら思い切り踏み込む、スタータモータのピニオンギアがリングギアの
山にかかる(噛み合う)、車体を滑走させ車輪の転がりを利用して、エンジンへ入力
する・・・すると、エンジンは自分で駆け(回り)はじめる。
どの方法も、エンジンが自律運転(連続的運転状態)を始めるためのきっかけを与える
動作であり、それには単なる電気のスイッチングとは異なる、【機械的な抵抗】及び
【強制的な回転運動の入力】を伴っている事が理解出来る。それらの表現として、
【かかる】を用いるのは、日本語として適切であると言えよう。

それでもまだ【エンジンがつく】と表現したいのならば、回転運動を入力した際に、
点火プラグに火花が飛ぶこと、あるいは圧縮された混合ガスが自然に着火するという
意味で【点く】を用いれば良い。

#366 最後の砦

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昨日田植えした田んぼの様子を見に行ってみると、ほとんど水が落ちている。
深いくせに、水もちは良くないようだ。
 
 
田植えをしたら、直ぐに資材を投入したいところだが、このような場合もあるので
しっかり管理方法を見極めてから実行せねば、文字通りお金をドブに捨てる事に
なる。また、有機物の塊を外の水系に漏出させることは、水質汚濁による周辺環境の
汚染に他ならない。
 
 
この田んぼは、既に用水と隣接する側に畦畔板を挿してある。そこで、随分と薄く
削られてしまっていたアゼを修正する。隣の田んぼとは若干とは言え落差がるため、
ここを薄いままにしておくと嫌がられるだろう。それでも、減水が激しいようならば、
暗渠が潰れている事になるので今年は諦める以外に無い。

簡易修正&除草.JPG
 
田んぼの泥をごっそりとすくい、アゼに被せて成型する。この際、アゼに生えている
雑草も泥の中に埋め込んでしまえば、しばらくは除草管理も楽になる。やっぱりスズメ
ノヒエやアシカキが多いので、出来るだけそれらを駆逐しておこう。落水が必要な
場合も多少は排水溝の効果があるだろう。高くしておけば、モグラ穴による漏水被害も
防げる。

この土盛りを考慮して、敢えてアゼの傍の一条は何も植えなかった。
つまり、4条田植え機の一番右側を抜いてアゼに沿って田植えをした格好。
イレギュラーな土地は、どれだけ収穫するか等と考える以前に、正常な管理が出来る
よう少しでも努力するほうが懸命だ。
 

#365 修羅場続き

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このブログを一日に一話ずつ読んでゆくと丁度一年かかるらしい。
気が付いたらだいぶ更新回数も増えていた。
内容は、回数を重ねるごとにハードになっており、終わりなど見えそうもない。
ともあれ、昨日今日の作業で一区切りはついたようだ。
 
 
昨日は、午後から例の早稲を潰した田んぼの田植え。
終了と同時に雨が降ってきた。

今なら降ってよし.JPG
 
かなりの遅植えとなったので、念を入れて植え込み株数を稼ぐため、尺角植えによる
疎植は断念。田植え機は通常の作業速にして、株間は最大。苗箱の播種密度は60~
70gという極端な薄蒔きのため、苗取り量は最大。植え込み枚数は20枚。
ここ数日は曇りや弱い雨のため、植え付け後の高温と日照りによるイネの衰弱も
回避出来そうだ。逆に言えば、この土日が最後のチャンス。如何なる天候も省みず
作業する以外に道は無い。もう失敗は許されないので、植え付け直後の対応も、従来の
方法と変えた。
 
 
まず、速やかな活着及び初期成育を促すため、ミネラル(天然にがり)を希釈して
田んぼに流し込む。微量金属成分を補給し、光合成を盛んにさせるのが狙い。

ミネラル補給.JPG
 
これは、流し込むだけなので、苦土(くど)系の粒状資材を散布して土に混ぜるより
断然使用しやすく場所も取らない。追肥時にも使用可能。
 

#364 敗北宣言

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朝から、昨日の除草作業の続きを行う。
相変わらず、今日もやたら風が強く、作業中にイネへダメージが入り易い。
巻き込む分けつ株を減らそうと除草機の株間を狭く調整したり、作業時に風下に
なっている側に除草機を傾ける。更には、3条の除草機なのに2条ずつ(一往復は
オーバーラップさせる)などの努力を重ねるも、余りに強い風の中にあっては、
どれも捗々しくない。分けつが盛んな時期でこれはつらい。作業中のストレスも尋常
ではなく、一秒でも早く終わらせて田んぼの外へ出たいという気持ちだけが強くなる。

もはやこれまで・・・.JPG
 
なんとか終わらせたところで、除草が完了したのは縦方向のみ。株まわりの除草を
行うには、更に横方向に除草機を通さねばならない。これ以上イネにダメージを与える
事に対して、気力が持つのか・・・そして、経験上それを行ったとしても、イネの再生
速度よりも早く雑草は復活してくる。さて、これからどうするか。
 
 
とかなんとか考えながら、排水の溝を鋤簾(じょれん)で埋めているたら、先生が
通りかかる。
 
 
『これ、もうダメだろ、ムダな努力はしないで除草剤ふっちゃえ。』
 
「これまで農薬・化成肥料なしで売ってるのに、それで納得するんですかね?」
 
『仕方なく使いましたって断ればいいじゃないか。黙ってたって分かりゃしないよ。』
 
「それは出来ませんね。ここで栽培する意味がなくなっちゃう。」
 
「こんなことやってても、自給200円とか300円だからしょうがねえよ。」
 
 
本当に、言いたいことばかり言ってくれる。そもそも愚直すぎる性分だから儲けに
ならないと知っていて条件不利な場所でコメを育てているのではないか。
それが出来るのなら、こんな場所で就農なんぞしない。もっと換金率が高くて初期
設備も少ない作目を選んで集約的管理を行い、早々に収益を出すだろう。借金なんぞ
軽く3~4年で返済してあとは、いけいけで規模拡大を目指す模範的な農業を行う
のが手堅い選択なのだから。然し、自分は【儲かる農業】が行いたくてこんな体を
張った実験を始めたわけではない。(理由は後述)

それはそれで、先生とて年中金が無くて朝早くから暗くなるまで畑にいる。夜は作物を
自ら売りにゆく。何十年と様々な仕事を経る紆余曲折の末、もともとの農耕に
戻ってきた事が、先生にとって本意だったのかどうかは未だに知らない。

なんというか、彼の言動は、このように時々トゲがある。
正直、カチンとくる自分をおさえつけて柔和に対応している事もあるのだが、
冷静に考えてみると、彼が言いたいのは
 
 
《そんなことをしていると、俺みたくなるぞ》
 
 
という事なのかもしれないと思えてくる。

#363 しくじり続き

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中干しが終わり、通水が再開された。
水の無くなっていた田んぼには速やかに水を張る。

みーずー.JPG
 
完全に干上がってしまった田んぼは二枚。2/3以上表土が露出した田んぼは一枚。
他は、少々田面が出てくる程度か、完全に水を湛えたままだった。毎年少しずつ
田んぼの水持ちが改善されている。
 

ここは、終始水水位をなみなみと保てた田んぼ。
一番最初に田植えをしたところでもある。 
 
風が語りかけます.JPG
 
今日は暑い上に風も強い。水位も下がりきっていない。それでも雑草の生育は旺盛
極まりないので除草機を通す。

先日、畑の草を刈った。その理由は、刈らないといかにも風通しが悪そうで、作物が
ムレてしまいそうだったのと、畑の見てくれが自分の美的感覚に合わなかった事。
従って、全ての草を根こそぎやっつけようとはハナから思っていない。作物が草に
埋もれていないだけ、昨年よりもマシな管理と思えるが、それでも田植え時期を
挟むと相当に畑とは思えない様子になる。
 
 
草刈りと一緒に、収穫時期を過ぎた春菊をなぎ倒す。

ヌカの後始末.JPG
 
春菊は、肩の高さ位まで成長していたので、段刈りでなるべく細かくしておいた。
この畑は、トラクタを入れる気が無いので管理機メインでの耕作になるが、余り残渣が
大きいとロータリーに絡みついて作業効率が低下するので、そこだけは気を遣う。
刈った残渣は、上からヌカを万遍無くふってある程度地表面で腐熟させておく。
その後は、浅くすき込んでおしまい。雑草が出た場合もやはり浅く耕すだけ。
ヌカはこの時期になると激しく虫が湧くので、また育苗用としてこさえ余った燻炭と
いい、施肥というよりはただ処分したような格好だ。別にいくらくれても問題は
あるまい。

向風学校の面々も、ここのところは除草作業ばかり。
生憎、作業日が雨に当たることも多くて作業がはかどらず、思いのほか除草の
回数も重なってきた。そこで、今回はその一連の様子をまとめて報告してゆこう。


戦線へ輸送中.JPG
 
天気とは裏腹に、彼らはいつも元気でなにより。
さあ、始めよう。
 
 
 
 
みなさん丁寧ですね.JPG
 
いつにも増して地味な作業だが、周囲と話をしながら出来るのが良い。
これを一人でやってると叫び声しか出てこないから最近困っている。

#360 つよいね

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曇りと雨の日ばかりがずっと続いている。
おかげで干上がった田んぼは少なく、まだ余裕でチェーン除草が出来るのは
良いが、イネが寝たまま起き上がってこない田んぼもある。

この田んぼのチェーン除草を行ったのは3日前。棚田の一番上。まるで半日村の如く
日当たりが悪く、しかもこの天気で気温・水温ともに低い。水はけは察するべし。
こんな状況で良い生育を期待する方が無理。今日はチェーン引かなくていいか。
(田植えは6月6日)
ぺったぁ~.JPG
 
と、思いながらも一応田んぼに入って生育状況を確認すると・・・。
  
こんなに余裕で復活するとか.JPG
 
寝ている葉を無視するかのように、シャキッとした新しい葉がどんどん伸びている。
これなら大丈夫だとチェーン除草開始。
ここの田んぼは、かなりの悪条件だったので3月下旬蒔きでバキバキの成苗になるまで
じっくり育てた(勝手に育った)恐らく最強と思われるコシヒカリを植えたのだが、
正解だったようだ。初期成育も、やっぱり苗次第。他の田んぼでも露地で成苗まで育てた
苗の強度・活着・再生力には驚かされている。来年はもっと寒いうちから苗を育て
ると良いのかも知れない。手探りの中、3年目にして、少しだけ光明が見えたようだ。

#359 畑に出たい

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やっと畑に出てこれた。遅く植えたタマネギを収穫する。
今年はタマネギの生育が良かったようで、思っていたよりも良い出来。
周囲でも大玉が多いそうだ。


やっぱり草まみれ.JPG
 
それでも、シロザは大量に発生。だいぶ前に収穫を済ませた早稲のタマネギの跡地は
シロザに占拠されている。肥料が効いているのか、雑草の生育も昨年より良い。
 
 
草だらけなのは、普段と変わらないが、この畑もそれなりに土が良くなってきたらしい。
 
春菊の成れの果て.JPG
 
春菊は雑草を完全に駆逐し、花を咲かせ始めた。(写真左側)
これもそろそろ刈り取って次作の準備をしなければ。けれども夕方からは雨。
少しの雨なら田んぼでも作業出来るが、畑をやりたいのでもどかしい。
雨でも何故田んぼ作業が出来るかと言うと、自分のような場合、天気に関係なく
ずぶ濡れになるからだ。

#358 セカンドステージ

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強制中干しで、農業用水が出なくなって3日。棚田の水位は昨年同様、無事に
確保出来ている。それどころか、一番下の田んぼ(要塞田んぼ)に至っては、水深が
ありすぎるので、暗渠の栓を抜いて水位を下げた。
その上で、チェーン除草を行う。上の二枚はおそらくもうそろそろ表土が露出してくる。
少々早いが、これらの田んぼはチェーン除草もこれで終了か。

湧き水ってステキ.JPG
 
あまり深く水を張り過ぎると、酸欠状態で旺盛に発芽してくるコナギの発生を助長
することになる。また、深水はイネの分けつを押さえ込んだり、土の還元状態を強く
してしまい初期成育を緩慢にする原因となる。ヒエなどは、浅くても田んぼ全体に
水が張ってあれば抑えられるので、生育の初期は、深水管理をあまり行わなくて良い
だろう。遅く植えたのなら尚のこと。水を深くするのは、生育中期以降になって
からにしよう。

ここへ来た当初、師匠から教わったことは終始の深水管理だった。これは、売価の
高い古代米専門の師匠なら収穫量をそこまで気にしなくても良いから出来る芸当なの
かもしれない。
 
  
 
今のところ、水が落ちてしまった田んぼは二枚。今はまだ田面が乾かず、ぬかるんで
いる状態。こちらの田んぼは、駆除しきれなかったコナギを除去するために除草機を
通す。
 
真なる使い道!.JPG

あれだけチェーンを引いても、こんなにコナギが出ている。しかし、どれもまだ
小さい。今なら叩き放題だ。とにかく、雑草は小さいうちに叩くことが最も大切だ。
水面から露出しないよう、初期除草に努力していたのは、そのためである。

#357 小さな体験圃場

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見沼の福祉農園で知り合った学生たちが、今年も田んぼにやってきてくれた。

丁度、手で田植えをするのに扇の上の田んぼは丁度良い広さ。
角材を引いて均すところからやってもらった。

みんなお茶目.JPG
 
土曜日の午前中は雨で作業出来なかったものの、翌日も続きを行い田植えは無事完了。
ちょうどその時にいつもの大工さんが通りかかったので、一緒に記念撮影。
この小さな田んぼも、この先は体験圃場として活用する方が面白そうだ。 
 
 
植えているのは、これまで田植えをして余ってしまった【ふさこがね】 
中性品種だが、事実上の扱いは早稲。6月植えでは遅いと思うが、どうせなら
千葉県の米をと思って提案したところ、快く受け入れてくれた。
むさくるしい野郎に植えられなくて良かったね。苗さん。

苗箱の中でここまで育つ.JPG
 
苗は少々虫の被害を受けているが、立派な成苗に育っている(育ちすぎか)。
これならスムーズに生育してくれるかもしれない。狭く浅い苗箱の中でも、やりよう
ではここまでしっかり育つという事もこれで判った。自分のような耕作スタイルの
場合、幼苗や中苗を早く植えて、雑草害と株数減少に悩まされるより、この位まで
育てて植えたほうが良いのかも知れない。

#356 雑草暴走臨界

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「なんだ、この田んぼは無肥料なのか?コヤシ入れないと米は採れないぞ。」
 
『一応入ってますよ。でも、そんなに沢山採る気もありませんが。』
 
「最低でも30キロ(多分水稲用化成肥料のこと)位は入れておかないと伸びねぇよ。」
 
『有機の肥料なら、その位入っています(肥料屋の推奨する半分以下)。どのみち
有機栽培は初期成育は良くないんですよ。』
 
 
『まあ、何でもいいけどよ。』
 
 
田んぼの持ち主の爺さまは、そのままカブで町の方へ走っていった。
田植えをしてから、3週間弱。ゆるゆるとしか育たないイネを見かねたのだろう。
まあ、どんな栽培方法なのか説明したところで理解はしてくれないだろうが、
ついいらん事までつっかかるように話してしまう。本当は「そうですね」とだけ
答えておけばそれで済む事。でも、連日の疲れもあり、ついムキになってしまう。
 
 
それもこれも、除草に結構な時間をかけているからだ。 
ここは、雑草の発生が最も多い田んぼ。なにしろ、田植えの瞬間から数多くの
雑草の芽が田面を覆いはじめていた。それに気がついたのは、田植えを始めて
半分以上済んだ時点。もう半泣き状態になりながら、そのまま田植えを続行した
ものの、チェーン除草機を引けるのは最低でも3~4日後。ここに植えた苗は
根腐れしたものも混ぜて植えたので、活着が悪いのを覚悟しなくてはいけない。
だから、チェーン除草開始は一週間後から。それまでは、目に余る部分を手で
除草していた。

これはちょっとまずい.JPG
 
田んぼは、パッと見ならそこまで雑草は出ていないように見える。
けれども、中はかなりやばい。爺さまにデカい口を叩いた手前もある。なんとしても
まともに生育させて化成農薬一本槍栽培の考え方を以外にも理解を得させたい。
 
 
ラッシュアワー.JPG
 
チェーン除草機を縦横に通す事で、イネの株間はある程度コナギを除去出来る。
然し、このようにイネの株周り全てを雑草が覆ってしまっているような箇所が多々
見られる。

遅くまで田植えをすると決め込んでいたので、時期を見計らって苗をこさえていた。
流石に5月を過ぎると、周囲でも余った苗のやりとりは見られなくなるが、どうも
周囲に心配をかけているようで、親切な方からミルキークイーンの苗を提供して
いただくことになった。この品種は、まだ栽培したことが無いので、丁度いいから
試すことにした。

それにしても、もうこれで今年植える品種は6種類になってしまった。
稲刈りや、乾燥調整に手こずるのを覚悟しなくてはなるまい。

いただきものミルキー.JPG
 
しかし、時期が時期。丈はだいぶ徒長している、今すぐにでも植えないとまずそうだ。
魔の田んぼ下の段に植えることにしよう。
 
 
農家さんは、苗の根っこにこだわる。これは自信がありそうな苗だ。
 
 
良い根張りですね.JPG
 
プール育苗せずに、苗箱の隅々まで根っこがびっしりと行き渡っている。
この方法に至るまで、だいぶ試行錯誤しているのだろう。
けれども、水もちはあまり良くない。日中放置しておくとすぐにしなびてしまうので
貰ったら、すぐに田んぼに投げ込まなければ即ダメになる。
比較的密に種を蒔いて、余計に成長した状態なので、これは仕方が無い。

#354 何の検証?

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これは嬉しい助っ人、いや違う、児童文学の取材がやってきた。

知り合いが関わっている作品中に、田んぼを継ぐことになった少年が耕耘機の始動に
躍起になるシーンがあり、それを含めて諸々検証するために、実際に耕耘機で
田んぼ作業をしてみたいということで、はるばるやって来てくれた。
  

では、早速やってみよう。
 
 
ディーゼル耕耘機の始動!

惜しい!」あと一歩.JPG
 
残念・・・。デコンプレバーを引いてイナーシャハンドル(始動クランク棒)をグルグル
回すことは出来るのだが、レバーを戻した後の数回転が続かない。何度も試みるも
圧縮のある一発がどうしても回し切れない。惜しかったけど、大変さは伝わった様子。

いやこの機械、頼りになるけれど、大きくて重いため普段からの取り扱いが大変。
軽トラへのアユミ乗せにも苦慮し、意外と簡単に横転もする。また作業中やバック時
にもかなりの危険が付き纏うが故に高齢者やビギナー向きでない。現在は操作系の
デッドマン化が進んできているようだが、基本構造は50年近く変化していないので、
ダッシングや激しい前後のピッチングなど運転時の挙動そのものに不安が残る。これに
代わる機械があれば、田んぼ作業も少しはとっつき易くなるだろうに、未だにその
ような製品は出てこない。トラクタが入れない田んぼだって、日本にはまだ沢山ある。
そこで働く人達にとって本当に約立つものがそろそろ必要だろう。正直、前職でこれに
代わるものの開発に携われたのなら、会社を辞める事はなかっただろうと未だに思って
いる位である。

田んぼで耕作するのは、決して特殊な事ではない。誰がやったっていいし、やって
みたい人も大勢いいる。だから、耕作にあたって大掛かりな道具など必要ない事を
自分は実証し続ける事にした。

 
ところで、自分の知っている一般人の女性では、ディーゼル耕耘機の始動が出来たのは
一人しかいない。けれども、エンジンがかかっていれば、小柄な女性でも作業は出来る。
耕作しない宣言をした【魔の田んぼ下側)の代かき作業を行ってもらった結果、
一応は田植えが出来そうな感じになった。やっぱり何か植えようかな。


他にも、小型の管理機(こまめ)や角材などで田んぼ作業を体験してもらう。 
こちらは、扇状の小さな田んぼ。ここは、作業機の導線が下の田んぼからしか無い
のだが、先週、下側の田んぼは田植えをしてしまったので、もうトラクタもディーゼル
管理機も入ることは出来ない。こちらにとっても、ここで作業してくれるのなら
願ってもない。

  
田んぼはのどかなのが一番.JPG
 
いつも前時代的な作業ばかりしているので、こんな機会には検証の素材に困ることは
ない。これで、ここも週末には田植えが出来そうだ。どうせなら手植えにするか。

#353 小型機的生活

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アゼの作りこみが出来ないまま、代かきをせざるを得なかった田んぼには、畦畔板
(けいはんばん:アゼギワに挿す漏水防止のための波板)を使う事になる。
しかし、これを挿す際は、アゼに生えている草の茎や根っこが邪魔になるので
予めエンピなどで土を切って、そこに挿すことになる。これがなかなか面倒だったの
だが、今年はもうそれで骨を折ることも無い。
 
 
トラクタのロータリーに、アゼ切り用のディスクを装着するとか、ありきたりの
手法だったなら、いちいち報告しない。

アゼきりも任せて!.JPG
 
除草機で、田んぼの外周を切ってしまえば、一発で事が済むことを発見したのだ。

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