千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農

千葉県で新規就農を果たした若者の新規就農の軌跡を、BLOGでお伝えしています。千葉県での新規就農を目指している若者の参考になれば幸いです。

新規就農者ブログ

2011年2月

#318 妄想日和

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土砂の搬出がだいぶ進む。
前回、おおむねフラットだと書いたが、搬出してみると、入り口側から見て
右側の部分は段差が多い事が判明。

遺跡発掘中.JPG
 
複数の設備があったのだろう。面の高さも少しずつ異なる。
各々の設備を大きな一枚の台座に据え付けなかった理由は何だろうか。
とにかく、掘っていると遺跡を発掘しているような気分になる。

中途半端に雨が降る。仕方が無いので、今日は工事をせずに、大工さんと資材の下見と
買出しに出かけた。羽子板つきのコンクリートブロックや、アンカーボルトなどを
購入して帰ってくる。
 
 
 
戻ってきてからは、先日引っ張ってきたカワサキのポンプを修理。放置期間が8年強と
長かったので、それなりに時間がかかったものの、もともとの使い込み度合いは少なく
無事に機能が回復した。先日、小さいポンプがあれば教えて欲しいと言われ
ていたので、これは丁度良かった。今日び、この類のポンプはホームセンターで
15.000~20.000円程度なので、その半額以下位が妥当だろうか。とは言っても、
エンジンそのものの造りは最近の新品より良かったりするのだ。樹脂部品は光沢と
弾力をまだしっかりと保っているし、アルミ製ファンカバーの塗装も全く劣化して
いない。
 
  
再生稼業になってきた.JPG
 
 
もし、その辺に打ち捨てられてている古めの機械があったら良く観察してみると良い。
年次が新しくなるごとに、安っぽい作りの物が増えていくのがよく理解できるだろう。
 

世の人々は溢れかえるモノの中で、確かに豊かな暮らしをしている。けれども、愛着
を持って扱われるモノの比率は、相対的に減少したと思われる。製品の増加を考えれ
ば、それも摂理と言えるが、モノへの関心が薄っぺらになってゆく感はやはり否めない。
また、携帯電話やPCなどに見られるような、勢い良く進化し続ける製品が広く普及
すれば、ユーザーは短期的な更新を余儀なくされ、どうしても感情は後回しになる。

モノを買い続けなければ、人並みの生活が出来ない。けれども、収入の増える当てが
ある訳でもない。すると、【人並み】という購買層に当てはまる製品は、

低コスト編重、品質それなり

しか無くなる。耐久性の高い安価なものなど、メーカーが簡単に作るはずが無い。
また、使い捨てに慣れたユーザーは、高価なものを要求してこない。


この感覚が浸透してくると、あらゆる買い物の選択基準がそれに画一化されるように
なる。そして、身の回りには昔よりお粗末になっているモノが増えてゆくのだが、
それには意外と気が付かないものだ。それは、普遍的に大量にモノがある故の弊害
であろう。この状況が続けば続く程、モノづくりは迷走の度合いを深めてゆく事に
なる。


我々は【豊かさ】を持て余して、過去に落っことしてきたのではないだろうか?
 
 
それを考えるとなんだか悲しくなる。本当なら、新しいものを手にしてもっともっと
感動したい・・・。然し、手にとって哀れみばかりが伝わってくるような製品を、
どうして大切に出来ようかと。そんなものに囲まれて暮らしていたら、気持ちが
荒んでしまいそうで、欲しくならないのである。なのに、あれが欲しいから死ぬほど
働いてやろうという気持ちになれるものも、そうそう無かったりするのだ。
まあ、止め処の無い話はこのへんで止めておこうか。
 
 
 
次は、スズキの発電機を直そう。手頃なサイズで、外観も良好。ただ、こちらは引き
取った訳ではなく、持ち主がいてるのだが、まだ本人がどうするか判断出来ていない。
とりあえず直して、必要無いのならば誰かに使ってもらうのが良いだろう。
 
 
使えるのに使っていないものは、誰かが使った方が良い。

農地が使われなくなれば道具も使われないし、その逆もまた然り。最近は稼業が変わった
などと揶揄される事もあるが、言わんとすることはそれである。


どんなに栽培規模を拡大しようとも、取り組みの主体や土地の条件は千差万別。
条件の整わない地域では、耕作放棄地など一向に減らないだろう。そんな中で、地域の
耕作基盤を将来に渡って維持し続けたいのならば、設備的な面からも他の耕作者を支援
するべきだと思うのである。

#316 弟3期工事

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来月から種蒔きが始まるというのに、ようやく格納庫兼作業場の工事を開始する。

当初は、中古コンテナを壁の部材として使用し、そこから乾燥施設に屋根をかけて繋ぐ
予定だったが、借地の利用について不動産屋の社長と話し合った結果、計画を変更。
全て角材とトタンで作ることになった。

木材も価格高騰中.JPG

木材は、昨年から今年にかけて価格が上昇傾向。材木屋から直接購入した結果、大型量販店
よりも価格も安く品質も良いものが揃った。これは、いつもの大工さんあっての事だなの
だが、慌てて着工せずに資材の下調べと手配に時間をかけた結果、資金の節約が出来た。
まあ、昨年から手をつけていれば、もっと安上がりだったのかもしれないが、とてもそんな
気力は無かったというのが本音。

自分の場合、気温の上昇とともにやる気が回復すると言って良さそうだが、それで納得
出来るのは、やはり自分のみ。ある意味で幸せ者である。

それで思うのだ。人間も冬眠出来たら良いのではないかと。気温が低い時、他の生物が
代謝を下げて眠るというのは、よく考えたら理に適っている。人間の祖先が、いつごろ
冬眠をしなくなったのかは知る由も無い。が、とにかく寒いからといって、自分の蓄えた
以外のエネルギーを自然界から積極的に取り出して間接的に使用する(例えば食べるの
ではなく、暖をとる為に燃料を燃やす)という選択を行い始めた時点で、何となく現代
への道筋が浮かび上がっているような気がするのだが。

そんなに環境負荷を減らしたかったら、つべこべ言わずに冬なんて厚着してずっと眠って
いればいいのだ。

#315 潤滑油ください

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一年とちょっとの期間に出た廃油が、約130リッター。
いつの間にやら、えらい量になっていた。先輩が引き取ってくれるというので、
外出のついでに100リッター弱置いてくる。残りはまだ家にあるが、木材に
代用の防腐剤として塗ったり、錆び止めとして機械の腐食しそうな箇所に使用
したりできるので、若干は残しておいた。更に廃油ストーブなどがあれば、
それなりに使用価値は出てくるのだが、やはり使い切れる気がしない。
 
 
廃油あげます.JPG
 
 
トラクタのエンジンオイル量は、5.7リッター。ミッションと油圧で37リッター。
コンバイン1台あたりエンジンオイル2リッター位。軽自動車3台で7リッター。
細々したエンジンつきの機械が20台弱・・・。

これは、仕方が無いと言えば仕方が無い。けれども、交換しただけ稼動させているかと
言ったら勿論ノー。ただ所有しているだけで、どんどんコストは嵩んでゆく。
よく使うものは、ペール缶で用意しておかないと間に合わない。
 
 
そして、更に頭の痛いのは使用している油脂類の数。

エンジンオイル・ディーゼル用エンジンオイル・ギアオイル・油圧/ギア兼用オイル・
ATF・2サイクルオイル・チェンソーオイル・・・等。グリスも、ノーマル・モリブデン
・リチウム・田植え機専用など色々種類があり、使用状況に応じて粘度も選んでいる。

この理由は、適切なものを適切な箇所に使わないとトラブルの原因になるので、管理が
必要な機構の数だけ種類が増えるというものだ。

いや、拘ると本当に細かい。例えば、トラクタの標準ロータリーに使用するオイルは、
単にギアオイルというだけではなく、PTO軸入力側ギアケースは#100以上の硬い
粘度のもの、チェーンケースは#80前後の軟らかいもの。新品エンジンと使い込んで
やつれたエンジンとでも、使用するオイルの粘度や性状を変えるという具合。

以前は、エンジン付きのものはおおむね趣味の対象でしか無かったので、油脂類に関しては
この煩雑さを感じるどころかむしろ楽しかったのだが、最近はそうも言えない。
 

・・・メーカー純正はほぼ間違いないが、高いし今よりもっと種類が増える・・・ホーム
センターの安い油脂類は、イマイチ信用しきれない。これを使うなら、今より交換ペース
を上げる必要があるか・・・もしこれを使ってフィーリングが合わなかったら、残りは
どのように使うべきか・・・
 
 
オイルをいじくる度に、種類を出来るだけ増やさぬよう、お金は極力かからぬよう、
そして機械のフォーマンスを維持しつつ寿命を延ばすにはどうしたら良いかばかり
考えている。

 
まあ、それでも一応メンテナンスしているのだから機械はまだ良いのかもしれない。
やればやるほどに、己の方が磨り減っているようなのだ。

#314 笑われそうな作業

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今年もまた管理する田んぼの面積が増えた。

写真の田んぼは、農政を介して正式に引き継いだは良いものの、バインダーで刈った
ワラが散乱したままになっている。種籾や古代米など、特殊な目的のイネが栽培されて
いる田んぼでは、バインダーやハーベスタは未だに重宝されている。周囲から変わった
目で見られるのは、何も自分ばかりではなくて心強いのだが、これではトラクタを
田んぼに入れられない。

またワラ拾い.JPG

『ワラは焼いちゃえば良い。』と前任者に言われたものの、やはりそれでは勿体無い。
本当は、ワラはそのまま田んぼに還元したいのだが、刈ったそのままの姿では、どうしても
ロータリーに絡んでしまって鋤き込みにくいので、持ち出して使用することにした。
それによって不足する有機物やケイ酸を補給するために、ここへは元肥を多めに入れよう。

ワラが必要な知人と日にちを合わせて、一緒に先月から運び出していたのだが、最近の雨で
作業は中断。ワラはどんどん湿っていく。今週は明日からまた雨の予報・・・。

という訳で、今日は焦ってワラの搬出。腐りかかって使えなそうなものは結束ヒモを切って
田面に散らしておいた。腐りかけのワラなら、少々あってもロータリーの巻きつきは許容
出来るレベルだろう。
 

作業は、あと少しのところで、惜しくも時間切れ。
来週は、しばらく晴れが続くことを望むのみ。

#313 相も変わらず

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風邪は治ったものの、今度は雨や雪ばかり。
なんにせよ、あまり作業は進まない。したところで、変わり映えしないので
あまり写真も撮らない。

それでも、春は近い。来月からは畑に何がしか植えることになる。
その準備にと、元肥としてヌカを土に混ぜる。

草が生えてこんね.JPG

この畑は、秋からも度々資材を混ぜ込んでいる。その都度耕耘するせいか、草がほとんど
生えてこない。土が湿って何日後かに耕して、雑草の芽を埋め込み続けていると、徐々に
発生は減っていくようだ。
しかし、本当は執拗に何度も深く耕す必要も無い。ヌカのような有機物は、表層に混ざって
いれば良いので、耕深は最小。あとはしばらく放置して落ち着くのを待つ。
この、【土が落ち着く】というのは、この場合土中の微生物層が安定し、有機物がスムーズ
に分解され始める状態になる事だと解釈すれば良いだろうか。
よく使われる表現だが、考えてみれば曖昧なものだ。

#312 将来のこと

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今週は、初っ端から風邪をひく。
悪寒と頭痛は早くに引いたが、まだ咳と微熱が残る。あまり外で無理をして、ぶり返すのも
良くないので、おとなしく過ごしていた。作業が無ければ更新もしづらい。

作業以外なら、そこそこ動けるようになってきていたので、昨日は予定通り千葉県の
青年農業者会議に出かける。地元の同年代の人や、県内の仲間を増やす良い機会だと、
農林振興センターの職員さんに声をかけてくれた訳だ。
会場では、意外な知り合いに再開したり、また自分と似たような事をしている方などと
話が出来て有意義だった。


研究発表や弁論などを聞いた後は、作目ごとに分かれてグループ討議。
自分の参加したグループは、やはり水稲。参加者は割と大規模経営者が多い。
そして皆、今後も栽培規模を広げる気まんまんである。

コメ余りと規制緩和ムードの昨今、やはりどのような経営を行うにせよ、コスト削減が
命題。苗代を減らす為の疎植技術、多収品種や分の良い転換作物の話や、肥料代節約術
などで話が盛り上がった。意外なのは、コメはもう続けづらいという後ろ向きな人が
全くいなかった事。これを若さだと片付けるのも簡単だが、この県は、まだしっかりと
活力が残っているという実感が湧いた。風邪にやられている場合ではないな。
 
 
 


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