千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農

千葉県で新規就農を果たした若者の新規就農の軌跡を、BLOGでお伝えしています。千葉県での新規就農を目指している若者の参考になれば幸いです。

新規就農者ブログ

2009年8月

#74 差し戻し

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昨日、T県で農産物のJAS認証などを行っている団体に勤めている友人から電話が来た。
電話越しだが元気そうで、来年からは就農したいと準備をしているとのことだった。

こちらの近況もだいぶ話たが、そんな中で認定意就農者の話になった。


「認定は通りそう?」

『ああ、保留になってるよ。』


実は、保留を知ったのは月曜。
翌日、いつもお世話になっている農林振興センターの職員さんが田んぼまで
話をしに来てくれた。

そして、県からの通知は今日届いた。

これからは指摘に則り、計画を修正した上で、11月の認定に合わせて再提出が必要になる。

保留通知.jpg


どうやら先月に出した書類は、万全でなかったようだ。
担当者さんは、少し気が引け手いる様子で、申し訳なさそうに説明と聞き取りをしてくれた
のだが、こちらはひとつやふたつまだ確認されることはあるだろうと思っていたのであまり
驚かなかった。

#73 じっと我慢

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イネは、日ごとに頭を垂れてくる。
ここのところ天候も良い。昼夜の気温差もあり、熟すのには良い条件だ。

実入り中.jpg

穂がある程度出た時点で、田んぼの水を落としてしばらく干していたのだが、
昨日で用水は完全に止まるということと、田面に亀裂が入るほど干すと、イネの
根っこが切れてしまうということもあり、一昨日にまた少し水を張った。

注意しないといけないのは、あまり水をひたひたの状態で登熟させると、稲刈りの際に
田んぼがグズグズになるので、刈り取りが大変になること。
それでも、水は張り気味にしたほうが米は美味しいという人も多い。

#72 おえかき

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5月の農業体験イベントで田植えをした田んぼの様子を見てきた。


ここは、自分の田んぼからは小一時間ほど離れている。
イベント以降は、自分の作業にかかりきりになった事もあり、あまり管理に関われておらず
気がかりだったのだが、みんなで苦労した田んぼアートはしっかり浮かび上がっていた。

田んぼアート.jpg

描いたのは、田んぼがある町の町章。田んぼの面積は3反部(30アール)強。
絵の部分は古代米、外側はコシヒカリ。イベントの参加者が手植えをしたものだ。


少しずつ日も短くなり、夕暮れ間近は心地の良い涼しさ。
足を止めれば世間話。


犬のおじさんと、がっしりしたおばちゃんと、すごいおばあさんと、道の真ん中で話し込む。

道ばた会議.jpg


犬おじ  『ここいらも、土手に除草剤撒く奴らが増えてきたの。』

がっしり 「まず、ここの向こうの田んぼいっぱい薬かけてるな。」

犬おじ  『そこだけでねえ。あっちの方さもだ。何回薬ふったかわかんねえ。
       イネも実が入る前から少し枯れあがってきてるからありゃ、うまくねえぞ。』

がっしり 「おっかねえなぁ。」

おばあ 「うちらなんかは、薬ぜんぜん少ないほうだよ。」

太郎   「歳とってくると、撒かざるを得ないんですかね?」

がっしり 「んだ。若いときはいいけっど、歳食ったらその半分位しか動けねえど。
       薬使わないととてもおっつかん。一日中機械なんてかけれねえ。」

おばあ  「んでも、あんちゃんの田んぼ、薬使わなくてもいいイネになった。うまい米取れるよ。」

犬おじ  『ほんでも、除草機押すのが遅すぎたな。イネの高さが20センチくらいでも
       押して大丈夫だから、もっと早くやんねえとな。」


みんな、農薬はできることなら使いたくないのが伝わってくる。
昔はでかいシジミが取れたけど、今はいなくなったそうだ。魚や貝も、薬をふった
所で取れたものは誰も食べようとしない。


けれど、この界隈で作業する人の平均年齢は、おそらく70歳前後。
この過酷な土地で、ほとんど休耕地もなく栽培が出来ているだけでも軌跡に近いことだ。
それはそれで、正当な評価を受けてもよさそうなものなのだが。


黄昏の時間と、この土地の行く末を憂う気持ちが重なっていく。


忍耐強い、昔からの人の力で主食は支えられている。
消費者は安全な米が欲しい。農家は米をやりたがらないという図式に挟まれながら。

今日は、先生と一緒に畑で作業。


先日、ヤブをなぎ倒した土地には、既に堆肥が大量に入っている。
作付けは11月の予定だが、まだ暑いうちに堆肥をよく混ぜておけば、有機物の分解が
丁度よく進む。半熟の堆肥や枯れた雑草も混じっているので、畑で発酵を進めるような形だ。


店長の畑.jpg


田んぼでは使えない管理機も、久々に出番が回ってきた。
以前の職場にいた頃から思い入れの深い機種なので、冬に新車で購入していたものだ。
先生はトラクター、自分はコイツで耕す。

#69 秋に備える

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家のようなものの鍵を手にしてから、はや二週間。
室内は少しだいぶ片付いたが、部屋の改修・電気・水道・ガスの工事は、まだこれから。


現在は、掃除をしつつ少しずつ工具や農機などを運び込んでいるところ。

作業場.jpg

この部屋は、資材と作業機置き場・機械整備スペース、調理場ができる予定。
ここのところは、各部屋の改修内容を描き大工さんや水道屋さんに渡して見積もりを取って
もらっている。

大きな買い物をした。
ただ、物が大きめというだけで、高価だった訳ではない。


買ったのは中古のコンバイン。本体は5万円。
結論から先に言うと、かなりのめっけものだった。


コンバインさん.jpg

この機械は、旧式の袋どり2条刈りタイプ。
煙突からモミを排出する、大型の機械が最近の主流だが、谷津田は、高級な
大型機械を寄せ付けない。従って、小型で田んぼに潜りにくい機械が重宝される。
そしてこの手の小型中古機械は、えてして安い。

ここでは集約管理できない代わりに、機械への投資は少なくて済むようだ。

#67 豊作と飢饉の年

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盆をはさんで一週間ぶりの更新。

イネの生育はどうなっているかというと。

豊作.jpg

ここは、雑草管理が成功した田んぼ。

先週、穂が出始めた時の写真だが、なかなか生育が良い。
今は、日も良く出ていて、朝夕は涼しいので、熟すには良い条件だ。
遅く植えた功なのか、日照不足で稔りが悪くなるのを避けれたかもしれない。


さすれど一年目、上手に管理できたところと、出来なかった所の落差は激しかった。

#66 夏休みの記憶

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迂闊にも、刈払機のエンジンを焼きつかせてしまった。

燃料が切れた時に、師匠にガソリンを分けてもらったのだが、それを
混合ガソリンと勘違いし、そのまま2サイクルエンジンに使ったのだ。


かろーねピストン.jpg

焼きついたのは10日ほど前。
父に草刈り作業をお願いしていたので、機械の変調に気づいた時には既に遅かった。
ピストンリングが完全にリング溝に溶着し、圧縮が出来ない状態になっている。

#65 都会の田んぼ

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現在住んでいるアパートは、田んぼに囲まれるようにして建っている。

今朝は雨。連日の疲れもあったので、少し遅くまで眠った。
外に出るといつもと違う光景が。、


倒伏害.JPG


強い風雨でイネが倒れている。
この状態は 【倒伏】 と呼ばれており、穂に実が入り始めてから発生すると
イネはもう起きあがってはこない。
台風などがやってくれば、更に被害は増えるだろう。

5日前、師匠二人と話をしていた。
それで、今後の住まいなんかを周囲に聞いてみているという。

これまでの経験から、すぐには見つからないだろうから、自分でももっと探し回ろうと
思っていた。

談笑.JPG

その二日後、連絡があった。
心当たりの物件があるから見に来いという。
いつも驚くいては感謝の繰り返し。

#63 すまなんだ

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早稲のほうのイネに、花がつき始めた。
しかし、まだ除草作業は続いている。

イネの花.JPG


イネに少しでも穂がついたら、除草機でなぎ倒す事などもってのほか。
それを知った上で、除草機を押すのは精神的につらい。

何しろ、自分で種を播き、いろんな方々のお世話になりながら、田植えにこぎつけて
なんとか育ってきたイネを、自らの手で傷つける作業なのだ。
まるで、ごめんなさいと言いながら妊婦の腹を殴っているような、とても嫌な気分だ。
本当に泣きたくなる。


けれども、おびただしい雑草に負けて、イネが稔らなければどうしようもない。
来年は、絶対にこんな作業をしなくて済むような管理をしてやると心に誓う。

昔、実家に居候していたドイツ人の友達が来日している。
丁度、また父がこちらに手伝い(別に頼んでいないが助かる) にくるタイミングと彼の
スケジュールが合ったので、田んぼでみんなと会うことになった。

助教授の視察.jpg

谷津田で作業していて、外国人と出会うことはまずもって無い。
ここに彼がいるというのは、空間がねじ曲がって見える程のインパクトがある。

おじいさんやおばあさんにも紹介しようと思ったが、刺激が強いから今日はやめて
おこうと師匠と笑いながら話した。

しかし、まだこれで驚いてはいけない。

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