晴れが戻ったので、コンバインの入れなかったところのイネを手で刈る。

ぬかるみに育ったイネは貧相で、生育もあまり良くない。言い換えれば、
甘やかされていないので生命力が強い。
従って、これは食用ではなく、翌年の種モミとして使用することにする。ここの土で
育ったモミを来年も使うほうが、なんとなく理にかなっているような気もする。
昨日までの雨と台風で、モミはだいぶ水に浸ってしまった。
発芽してきたものと、濡れているものは取り除かないといけない。

そして、コンバインの脱穀部分を駆動してこぐ。

この作業は、相変わらず怖い。
非常停止スイッチでも増設したいが、機構のオンオフが運転席側でのレバー操作。
エンジンもディーゼルなので、デコンプを効かさないと停止出来ない。機械的に
非常停止させるには大改造が必要なため、ひたすら注意することが自衛手段となる。
種モミは、網タイプのコンバイン袋に1/3程度まで入れる。
今回はそれで2袋。湿ったものと発芽したものがやはり多かった。

その後は、通気の良いパレットの上にモミ袋を置き、中身を均一にならす。
これで何日か乾燥させておく。
今回のコシヒカリは、品種が固定されているので自家採種が可能だが、
交配品種も多いので、行う際は素性を知っておくと良いだろう。
それと、古代米など他の品種が混じっていない田んぼのイネを使うこと。
これで、来年栽培するコシヒカリは100%谷津田産になる。
千葉九十九里の農業体験・農家研修・新規就農支援「田舎日記」
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