朝、部屋で袋の図案について唸っていたら、不動産屋の社長と、社長のと仲のよい
おじいさん(温和な重機オペレータ)がやって来た。
聞けば、敷地の真ん中にある大きなU字溝を片付けてくれるという。
それで、ゆうべ帰ってきたら重機が突然敷地の中に置いてあった理由が判った。

日曜の朝っぱらから、勇ましい上に親切な方々。なんと元気の良い事か。
社長は74歳、温和なおじいさんは80近いというのをすぐ忘れてしまう。
二人は半世紀近くも一緒に仕事をした仲、とてつもなく息が合っている。
やがて、辺りは賑やかになってゆく。
読者には申し訳ないが、機械ネタを狙っている訳でもなく、今日もこんな光景である。
ショベルローダーで、U字溝を吊り上げ、敷地の隅まで運ぶ。

オペレータは、温和なおじいさん。
敷地のへりは、パワーショベルで整地してからU字溝を吊って積み重ねていく。

こちらは社長が操縦。
見ていると手馴れたものである。自分が手伝いに入れる余地など全くない。
一時間強で、見事に作業が終わってしまった。
本当にありがたい上に、頼んだ訳でもなくやってくれるので、当然何の請求も来ない。
『自分の土地だから。』と言えばその通りだが、どうもダイナミック過ぎる。
社長は、午後もやってきて、土手の上のほうまで重機で上がっていき、暗くなるまで
ひたすら敷地メンテを行っていた。(自分が借りている敷地の上まで不動産屋の敷地)
相当に達成感があったらしく、帰り際の笑顔がやけにイキイキとしていた。
待てよ、不動産屋とは普通どのような仕事をしているのだろう。
普通に暮らしているだけで、ここまで固定観念を覆されることばかりだとは・・・。
それとも、これが田舎スタンダードなのか?
ご存知の方がいれば、是非お話をうかがいたいものだ。


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