先日は、鍬の話をしたが、ダメにしてしまった農具はもうひとつある。
それを買いに、おじいさんイチ押しの金物屋にやってきた。
(一応、おばちゃんに店内の撮影許可は取ったものの、カメラのAFが上手く効かない。)

おばちゃんに、これを買いに来た経緯を話し、農具を見せてもらう
あった、あったエンピ(細)。老舗、矢羽根本家のものは、農家の間では有名。
ついついまた話し込む。
しっかりとした道具を求め、この店に来る農家さんは割と多く、年齢層も幅広いとのこと。
この間は、脱サラで農業を始めた50代のおじさんが、近所の農家さんからここを教わって
『ちゃんと使える農具が欲しい』 と、 訪ねてきたそうだ。
こういった専門店は、使用目的や価格帯で、量販店と棲み分けていることが多い。
しっかりした道具を買う時は、やはり専門店で話し合いながら買うのが面白い。
尋ねれば、使い方・手入れの仕方・作り手の心意気などをしっかりと教えてくれる。
そのプロセスだって、ひとつの価値に間違いない。
買い物に心のやりとりが伴えば、お金を払うときは素直に 『ありがとう』 と
思えるようになれるのかもしれない。
さて、これが新品のエンピ。明日、また使い比べてみよう。

更にAFが効かなくなってきたようだ。 【道具とは何ぞや】 という話をしているのに
カメラがこの有様ではどうも説得力が無い。
作業から戻って、おじいさんに 『新品エンピをもどしておきます。』 と報告。

併せて、お詫びと感謝の気持ちを込めてこれをプレゼントしたら、ずいぶんと喜んでくれた。
同じ値段のカッターナイフを渡しても、そうは喜ばないだろうなと思う。
これは、肥後守(ひごのかみ) タイプのナイフ。
値段の割には造りも良い。研いで長く使えるのでプレゼントに丁度良いと思って
一緒に買っておいた。
エンピツ削りのイメージが強い品だが、今回はエンピと一緒に購入。
それよりも、これ、自分用にもう一本買ってこよう。
今更ながら、使い勝手も見た目も大したものじゃないか。


コメントする