梅雨の合間の晴れ。
用水が止まって9日目。モグラ対策を徹底した田んぼの水位はしっかり保たれている。
雑草もほとんど出ていない。

イネの分けつ(株分かれ) の様子がよく判るようになってきた。
気温が上がってくれば、勢いよく株も増えていく。
一本が何本にもなるので、どこかがやっている増毛のようだ。
自分の前髪も、これぐらい自然に分かれて増えればいいのに。
などとしょうもないことを考えているうちに、昔、仕事で 『一本植え田植え機』 という機械の
テストに関わっていたことを思い出す。
それは、文字通り、一本ずつイネを植えていく機械のこと。
秋になって、一本植えした株と、何株か束にして植えた稲の株数を比べたら、一本植えの
ほうが多く、明らかに太い株になっていて驚いた。
一本で植えると、冷害や倒伏にも強く、収量も通常と同等だと、当時の先輩に教わった。
それは興味深い仕事だった。
以来、自分で田植えをするなら一本植えだなと思っていたが、ついに一本植え専用機が市販
されることはなかった。やりたければ、手で一本ずつ植えるしかない。
趣味でイネを栽培している方は、この手法を試してみてはいかがだろうか?
イネの分けつに応じて、考え事も増えている気がする。


コメントする