朝夕の涼しい時間は畑で作業。
と言っても、特に何も植える訳でもなく草を刈っているだけ。
雑草もあまり背丈は伸びず、新たに出てくる芽も少ない。土もサラサラになっており、大きい
ものでも手で簡単に抜けるので驚いた。
全く雨が降らず、まだしばらくは降る見通しも無いので種も蒔けないし、苗も植えられない。
けれども、いつ作物を植えても大丈夫なように管理はしておこう。
それにしても、ここまで雨が降らないのはやはりおかしい。
隣の畑のおばあさんも、こんな事は今まで無かった、野菜も全く育たないとぼやいていた。
作物も、今はネギ程度しか植わっていない。
陸稲は、折からの日照りで壊滅。前回の作業で雑草と一緒に刈ってうなって(耕して)しまった。
ただ一本だけ、生き残ったものを除いて。
これが、その一本。(さわのはな)
もともと畑には5株しか植えていないので、現時点での残存率は20%という事に。
それでも、他の品種は100本以上植えたにも関わらず全滅しているのだから、強いと
言えそうだ。
例によって成長せず、葉っぱは見事に畳まれており、パッと見には枯れる寸前だが、
この状態になってから既に相当の日数が経過している。土は30cm程度下の層まで
行かなければ、まともに水分は残っていなそうだが、そこまで根が入っているのかも
知れない。
しかも良く見てみると、全く水の無い条件でも少しずつ分けつを続けている。
この分けつ芽の茎は,随分と短めに見える。その先端の葉も、普通より丸くて厚いようだ。
育苗段階から水切れ状態で観察し続けてきたが、ここまで来るともうイネとは別の草の
ように思えてくる。まるで宇宙船が変な惑星に墜落して、その星の異常な環境に適応した
結果、怪獣になってしまったジャミラ隊員のようで不気味ではあるが、今後も枯れずにいて
欲しいものだ。
ネギは、株元に追肥をして、土寄せをしておく。
湿気が苦手な作物だけあって、枯れてはいないが勢いも良くない。
と言っても、土にはほとんど水分が無く、分解も促進されないのでしばらく効かないだろう。
土を寄せたのは、軟白部分を延ばすためと言うより、何となく乾くのが少しは防げそうな
気がしたからだ。
夕方、畑手前側の空き区画に米ヌカとボカシ肥料を散布して、管理機を通す。
こんな状況では、砂埃が激しいばかりなので出来れば耕したく無いが、撒いた資材を土に
混ぜておかなければ、風で飛ばされてしまうので勿体無い。こんな状況で機械を使った後は、
エアクリーナを掃除しておくと良い。
以降は、雨が降ったら数日後にまた雑草の芽がたくさん出てくるはずなので、そこを浅めに
耕して叩いた後、冬作物のタネを蒔く算段。
冬場なら雑草管理も楽だ。ようやく少しはマシな栽培が出来るかも知れない。


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