アゼには、よくモグラが穴を開ける。
すると、すぐに水は落ちて田んぼは干上がってしまう。

自分の管理しているところではないけれど、とてもわかりやすい田んぼがあった。
用水のバルブからは水が出ているが、出たそばから穴の中に吸い込まれていく。
なんとも悲しい光景だ。
止めたいけれど、他人の田んぼなので手をつける訳にもいかないと、師匠は語る。
そして、水が落ちた田んぼは無数に雑草が生えてくる。

ここまで生やすと除去は困難。中期の除草剤もほとんど効かないらしい。
肥料や薬剤を浪費した上に、著しい減収だろう。
6月も中盤を過ぎると、中干し期に入るため、用水も止まる。
なんとしても、雑草を食い止めるべく、水周りを死守しなければ。
モグラはミミズがいっぱいいる良い土だから住んでいる訳だけど、
なんとも手強いばかり。
気づいたことは、アゼに透水防止フィルムを張った田んぼが周囲には
まったく見当たらないこと。何でだろうか。
今度、そのへんで作業している人にでも訪ねてみるか。


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