6月になっても田植えは続いている。
手強かった田んぼもようやく植えられる状態になった。

深い田んぼで、しかも水が多いときは難儀する。
前日に水位調整をしたつもりだったが、不充分だった。
仕方なく、水を落としながら作業することに。
今回の苗は、種を薄く播いたため、田植え機の苗取り量を最大にしても、一本か二本しか
植わらない。しばしば歯抜け部分も出てきてしまうので、手で捕植をしながらの作業になった。

さらに、、田面がまだフラットでないため、水の深いところではイネが流れていってしまう。
そんなこんなでえらい時間がかかる。
段取りミスをするとすぐにこの調子。苗の損失は多く、作業もはかどらない。疲れる。
仕方がない。休憩しながら水がもう少し落ちるのを待とうか。

疲れたときは、やっぱり甘いものがいい。
そのへんに桑の実がいっぱいなっているので、おやつ代はかからない。
これまで、急げ急げと田植えの準備にひたすら取り掛かってきたけれど、自分なりの
ペースを作って作業することの大切さに気づく。
いつも疲れてばかりいたら、作物としっかり向き合えなくなりそうだ。
その後は気を取り直して、手植えするイネに声をかけるようにした。
「しっかり育ってね。」


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