古代米の田んぼには、よく判らないイネが後から沢山生えてきた。
これがやはり気になっている

葉は開かず、しゃきっと上に伸びて、実に虫がとまりにくそうに見える。
周囲に雑草が多いところは、葉の色が薄くなり気味だが、株の数はさほど少なくなる
訳でもない。よく育っているところでも、分けつが少ない。
もう寒くなってきたというのに、まだ実が入りきっていない。

大粒の長粒(インディカ)種で紫色。写真では判らないが、モミの表面は産毛がびっしり。
面白いのは、触れるとすぐに脱粒(モミが外れる)すること。
機械で刈ったら、凄まじい損失が出そうだ。

師匠が以前植えたものの名残だろうけれど、この品種はイネと呼ぶよりは、もはや
雑草に戻りかけているようにしか見えない。
ここで世代を重ねて成育してこうなったのか、もともとそんな品種なのかは解らないが、
地域ごとに、永年伝承されていたような有色米の類が【古代米】と呼ばれ始めたのは
最近のこと。それまでは研究も深くは行われていないので、品種を固定しにくく変異が
多いというのも頷ける。
昔の田んぼはカラフルだったのかもしれないなと思うと、ちょっと面白い。


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