読者のみなさま。
日頃より、稚拙な格闘の記録をご覧くださり、誠にありがとうございます。
ブログでも、多少触れておりますが、現在、本格的に引越し作業に入りました。
同時に、稲刈り・もみすりと農作業も同時に行っている状況につき、
更新の再開は10月初旬になる見通しです。
人見太郎の近況が気になるかた、こちらは多忙ですが元気にしております。
一日でも早く、状況を伝えられるよう努力してまいりますので、しばらくお待ち
頂きたく存じます。
以上
読者のみなさま。
日頃より、稚拙な格闘の記録をご覧くださり、誠にありがとうございます。
ブログでも、多少触れておりますが、現在、本格的に引越し作業に入りました。
同時に、稲刈り・もみすりと農作業も同時に行っている状況につき、
更新の再開は10月初旬になる見通しです。
人見太郎の近況が気になるかた、こちらは多忙ですが元気にしております。
一日でも早く、状況を伝えられるよう努力してまいりますので、しばらくお待ち
頂きたく存じます。
以上
昨日から、稲刈りが始まった。
今回は、大日本山岳部(興味のある方は、調べてみてください)より、助っ人が5人。
一泊二日でやってきてくれた。
生コン事務所はさながら合宿所状態。やはり借りて良かった。
以下より、稲刈りの様子。

コンバインを通しやすくするための、田んぼのハジ及び周囲の手刈りが
あっという間に片付く。
一昨日は台風が接近していたので、風がやたら強かったこともあり、
刈り取りを目前にして、寝ているイネが、だいぶ増えてきた。

この田んぼでは、倒れている部分と、そうでない部分がはっきりと分かれている。
倒れていない部分は、雑草(背の低いコナギ)が密生しているところ。
雑草に肥料を食われれば、稔りが少なくなる。従って、頭が重くならないので
倒れにくい。
生育中に、水が切れにくかったところは、雑草も少ないので、実入りは良いが、
逆に言えば、地面が固まりにくい部分でもある。田面が均一でない場合、低い部分は
そのようになりやすい。
頭が重いイネを支える土が、しまっていなければ倒れやすくなる。
また、コシヒカリは多肥に向かない品種なので、施肥管理もシビア。
倒れた部分に、肥料が入りすぎた可能性もあるだろう。
この田んぼ一枚の中だけでも、生育状況の違いとその結果がはっきり解る。
元来が管理しにくいと言われている田んぼは、本当に色々と教えてくれる。
朝、部屋で袋の図案について唸っていたら、不動産屋の社長と、社長のと仲のよい
おじいさん(温和な重機オペレータ)がやって来た。
聞けば、敷地の真ん中にある大きなU字溝を片付けてくれるという。
それで、ゆうべ帰ってきたら重機が突然敷地の中に置いてあった理由が判った。

日曜の朝っぱらから、勇ましい上に親切な方々。なんと元気の良い事か。
社長は74歳、温和なおじいさんは80近いというのをすぐ忘れてしまう。
二人は半世紀近くも一緒に仕事をした仲、とてつもなく息が合っている。
やがて、辺りは賑やかになってゆく。
新品のもみすりロールを早速組み付けよう。
これが摩耗していると、コメが割れやすくなっていけない。

今回は、2個とも交換した。

組み付けはすんなり完了。
けれども、作業する前に機械を清掃しておく必要がある。
稲刈りと合わせて、モミすりの準備も行っている。今年は、師匠のお宅で
モミすりをさせてもらうのだが、モミすり機のロールが消耗していた。
そこで、でいつもお世話になっている農機屋さんへ行く。
(お世話になると言っても、部品しか買っていない)

少し離れたところにある、山間いの店舗は小さいながら造園・林業関係の機械も
並んでおり、見ていて飽きない。一家で営んでおり、アットホームなのが良い。
作業のノウハウなども、ここでよく教わっている。
ここで今日話したのは、中古農機のこと。
最近は、ネットで中古農機もよく出るようになったが、粗末なものもそれなりに
流通しているので、そういったものが入ってくると難儀するそうだ。
そんな中でも、トラクターはなんとかなるが、コンバインは怖いと言う。
また、お客さんの要望があって、他の農機屋から取り寄せた整備済みと謳う中古機械
でも閉口するような状態のものは珍しくないと話していた。その場合は、更に整備を
して納車しなければならない上、見積もりから値段は上げづらい。
何より、作業をどこまで保証できるかわからないものは、当然売りたくない。
限界まで使用され、ほぼ全てにオーバーホールが必要な機械が、中古として入ってきた
こともあるという。曰く、
『田んぼに辿り着く前に、まず走れなくなっちゃうよ。』
お客さんいしてみれば、例え【現状渡し】で購入したとしても、店舗から買ったもの。
壊れれば、モノ言いの一つや二つは来ることになる。
日頃から、面倒をみているお客さんの機械ならば、どのような状態かの見当も
つきやすく、しっかりと整備出来るので信頼関係が築きやすい。
一方、他所から入ってくる中古機械は、フタを空けてみるまで全く分からない。
『なるべくなら、中古は自己責任で。』 というのが本音のようだ。
こちらも、精進せねばならない。
まだ収穫出来てもいないにも関わらず、このお米を販売したいというお店が現れた。
【栽培し、自ら売れるようになる】 事が、一連の研修目的である。
また、それが出来なければ、稲作農家として自立していくことは無理。
これは、なかなか幸先が良さそうだ。
けれども、このような状況になることなど全く考えていなかったので
米袋の図案をどうすれば良いかなどと悩み始める。
ただ、袋にも付加価値をつけて、少しでも高く売ろういう魂胆なら別に悩みはしない。
キレイな絵を描いてもらい、自然いっぱいで、こだわりや清らかさを連想できるような
文言を組み合わせれば良いだけだ。それは、生産者自身が表現するよりも、プロに依頼
するほうが確実だろう。
しかし、天邪鬼な自分としては、それでは全く面白くも何ともない。
だから、これまでやったこと、伝えたいことを、どのように表現すれば良いかと
考える訳だが、これがとにかく難しいのだ。
そして、美味いか自信の持てない作物であっても、慣行栽培よりも遥かに手間は
かかっている。駆け出しにも関わらず、生活のため、それなりの価格設定が必要に
なることもとても悩ましい。
価格に正当性を待たせるには、己のしていることを理解されなければいけない。
一体、どうしたものか・・・。

袋を眺めていても、溜息が出るばかり。
田んぼに行けば何か思い浮かぶかもしれない。
とりあえずブログ用にと、写真を撮ろうとしたとき、無地の袋がちょうど短冊に見えた。
初回ロットは、とりあえず筆でも持ってきて、一枚ずつ何か詠ずるのも手だろうか。
~ 想いをコメし短冊 はち切りさらさら流るる粒の語らんことを ~
みたいな感じに。
そろそろ刈り始めてよさそうな田んぼが増えてきた。
気になる稲穂をよく見てみよう。

左側の二つは、言わずと知れたコシヒカリ。(越南17号)
だんだん、頭が重くなって倒れ気味になる株も増えてきた。台風14号の情報が気がかりだ。
こちらは、株数の違いこそあれ、粒の大きさ、熟し具合とも、全体的にあまり差はない。
右側の二つは、ふさこがね(ちば28号) という早稲の品種。
日が当たらず、水温も低かった田んぼは、例によってまだ青いまま。
棚田の下の部分になれば、ちゃんと熟している。
これは早稲の品種なのに、コシヒカリより生育が遅くなってしまって、少々不本意。
稲刈りが目前に迫ってきた。
コンバインの点検整備を進めておかねば。

こうして外装を外してみると、本当に機械っぽい機械だ。
なにしろコレ一台で、走行、刈り取り⇒搬送⇒脱穀⇒袋詰め+ワラカットまで行う。
車体は、各作業部分を駆動するためのベルトやチェーンで取り囲まれている。
旧式の小型だとは言え、構造はまさに減速機の権化。点検箇所はやたらと多い。
今後の住まいの水周り工事は進んでいるが、とても大事なことを忘れていた。
それは、【排水の確保】 である。

井戸を掘って水が出るようにし、浄化槽を復帰させてもそのままでは使えない。
この排水部分を見落とせば目も当てれない惨状になることは必至。
放置されて久しい物件は、もう全てがそのまま使えないと思うほうが正しい。
今日は、友人が手伝いに来てくれている。一人で出来ないことは人がいるうちに
やっておかねばなるまい。
いつも、知人が訪ねてきてくれることは、本当にあり難いことだと思う。
そうでないと、どれだけ途方にくれることだろう・・・。
新居の工事が着々と進んでいく。
今日からは、風呂が使えるようになった。
最初は無駄に広く思えた土間の部分も、立派な作業場に変わってきた。
少しずつ運び込んだ工具も整いつつあり、そろそろ本格的な機械整備に取り掛かれそうだ。

なんというか、住むために改装をしているつもりだったが、このままだと家とは呼べそうも無い。
当面は、作業場に住むという感じになってしまうだろう。
この様子は、一体何屋さんなのか。
しかし、自ら整備を行うことで経費を節減し、機械の耐用年数を延ばすことは、小規模の栽培で
自立していくために重要な手段だと考えている。
引き続き、徹底的に設備を整えていこう。
思えば田んぼも近い。職住接近の究極と言えば聞こえは良いか。
ここのところ、新居にばかりかまけていたせいか、草がだいぶ伸びてきた。
週末からは友人が様子見に来てくれていたので、機械整備と、草刈りを一緒に行う。
ここは、一番人目につきやすい所なので、しっかりと刈っておこうと思ったのだ。

作業は夕方から始めたのだが、流石に二人だと早い。
日没と同時に作業が終了。
そのとき、丁度師匠が通りかり、声をかけられた。
『刈らなくてもいいのに・・・。刈ると、イネにカメムシがつきやすくなっちゃうよ。』
刈り取り前は、草は伸ばしっぱなしにしておくのを教えていなかったそうだ。
そういえば、周囲には稲刈りが終わった田んぼも増えてきている。
これからは、エサを求めて自分の田んぼに虫たちが沢山やってくる。
普段は面倒な雑草だが、その障壁のなくなってしまった田んぼは、なんとも心もとなく
見えてきた。
田んぼの端っこに、良く分からないイネが生えている。
多分、古代米の種が残っていて、それが自然に生えてきたものだろう。

夏も終わりだというのに、まだ穂も出ていない。桿は膨らんできているので、今月の
中旬には穂が出てくるだろう。
そして、横のコシヒカリと比べて、背が高く、分けつも凄まじい。
この株は片手では握れない。
7月に見つけた時、あまりの勢いのため雑草かと思って抜こうとしたが、
どう見てもイネなので、どうなるか気になって放っておいた。
おそらく、これは11月に入らないと刈り取りが出来ない。
昔の、品種改良されていない頃のイネは、こんな晩成でも普通だったのかなと思う。
早植えして、秋を待たずに刈れるイネは、人の都合で改良されたもの。
けれど、台風の季節に穂が揃わないような品種ならば倒れにくいし、それはそれで
良いのだろう。
人が、作物のペースに合わせるのも大切ではないだろうか?
それを知るために、普段からよく観察をすることが対話なのかなと思うようになった。
台風が去って何日かが過ぎた。
イネの倒れ具合は、田んぼによりけり。

ここは、台風が来たなどとはあまり思えないくらいしっかりしている。
それでも、いくぶんか見えない部分が倒れかかっている。
田んぼに、水が残っている部分があると更に倒れてくる危険性があるので、
速やかにアゼから用水に落とす溝を掘り足し、排水を促しておく。
ここ4日間、新居の改装作業を行っている。
田んぼは、せいぜい見に行く程度だがイネは台風にもめげず、倒れないように頑張ってくれた。

親戚のおじさんが大工なので、部屋の間仕切り、棚や作業台の製作などの仕事をお願い
したら、みるみるうちに作業が進んでいく。出入りの業者さんもとても親切な方ばかり。
相変わらず、頭が上がらないことばかり。
実が入ってきたイネのような姿勢のまま、固まってしまいそうだ。
今日、無事に電気工事も完了。明日は井戸掘り (水道は来ていない) と水周りの工事。
様々な業者の人と一緒に作業していると、新鮮な気分になれる。
当初、廃屋と見まごうばかりだった建物が、みるみるうちに魅力的な姿に変わっていく。
不動産屋の社長もそれを面白がってか、頻繁に見に来る。そうやって茶のみ話のひとつや
ふたつでも出来ることが、嬉しかったりする。
この調子で、気軽に人が寄るような場所になればいいなと思う。
完成したら、その様子を詳しく見せたい。
作業はまだ山ほどある。それでも稲刈り前には引越しを済ませたい。
そんなこんなで今月も瞬く間に過ぎていくのだろう。
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